恋愛マニュアル考察2021

連続して恋心のことを書いてますが、5月は私の脳内にドーパミンが溢れかえってたようでした。

これは正式には恋じゃない。
恋煩いと思う。
頭がおかしい。まるで中毒症状のよう。
食欲も減った。心拍数が上がってる。

しかしまだ恋ではない。
なぜなら相手のことを全然知らないからであって、そこのところの警戒心は依然としてある。
既婚かどうかも知らない、パートナーの有無も知らない。
住んでるところも好きな音楽やTV番組、休日の過ごし方も知らない。
マスクの下の顔にもちゃんとまだ向き合ってない。

なのになぜ恋煩いに陥ってるかというと、「目」だと思う。
相手も私も互いの目をじっと見る派だったよう。
しかもマスク越しの目。
私は特に相手の目が二重なのか奥二重なのかいつも確認したくて、じっと見ちゃう癖があります。
また目がすごい透き通ってる人いるんですよね。そういう人の目を覗き込みがち。
しかし人と人は5秒以上見つめ合うと恋に落ちやすくなるそうです。
彼・指導する人、私・指導受ける人。
その上、私はマスク越しの相手をかっこいいと思い、優しさにも感動し、男性というのも「もしかして俺のこと?」と好意を感じるとまんざらでもない気分にすぐなるそうで、関心と恋を勘違いしやすい。その関心から私に質問→「もしかして私のこと?」と勘違いする→「もしかしてもしかして…?」と意識する2人…昔からよくありがちな恋の接近パターンです。

しかしこれはまだ恋ではない。恋煩いです。プレ恋・擬似恋ともいえるかも。
ここで勘違いした2人の脳内にはドーパミンが溢れ出し、いち早く結びつきたい気分になる。
ここで「運命?」と感じる2人もとても多いと思う。

こんなに恋愛マニュアルを読んだことないというくらいの5月でした。
男性が書く記事と女性が書く記事があって、私は主に男性記事を読んでました。
その男性記事で特に・いつも強調されてるのが、「すぐに体を許すな!」「男を本気にさせろ!」ということ。
本気に…ったっていきなり難易度高いですが、2人の「運命?」の段階はいかにもドラマチックでも、男性の中では本気じゃないらしい(でも好き好き言ったりする)。女性は「選ばれた!」→「落ちた…」→「運命の人かも…」となりやすいとのこと。心当たり大いにあります。
この記事を書いてる男性のもとには、その後急速に彼が冷たくなったという女性からの悩みが絶えないそう。
チャット占いのほうでも実に多いお悩みです。

1)最初は男性がぐいぐい情熱的に来てたので、そんなに求めてくれるのかと嬉しくなって会ったその日にベッドイン→そのあとLINEがずっと未読
2)初めて会ったのに男性から手をつないできて、そこまでは許したけどベッドインはNGした→そのあとLINEがずっと未読

行くも地獄・退くも地獄ということで、男ってひでぇなと思うばかりでしたが、どうやらこの早すぎる展開で体を絶対許してはならないと、男性の記事で極太ゴシック強調されてるものが多かったです。
それを警戒する女性が2)を選ぶと思うのですが、それでも悲しい結果になるのはなぜか。
やれそうと思ってたのにやれなかったと、男にとにかく思わせないことが大事だそうで。
手をつながれて「え?」と女性も思うものの、そのあとホテルや相手の部屋に行ってしまうケースもよく聞きます。手をつながれてもパッと離し、ドトールで世間話するなどして気持ちを鎮めた方がいいのかもしれませんね。

そして自分にも心当たりありますが、展開が早くても早くなくても、女はすぐ「結婚」を意識するのですね。いつだって婚期が迫る心地です。
結婚したい女vsまだ本気じゃなかった男
この乖離がものすごい。男性記事の執筆者は、おそらくこの乖離を埋めるべく「本気にさせろ」と言うのだと思う。「本気」とはやっぱり時間しかないと思うのです。
だけど時間を嫌って逃げる男も多い。そいつらはヤリモクと思うしかない。
まだ落ちないよ♪って余裕のポーズで男をつなぎとめる。それすなわち本気にさせる道。しゃらくさ…。
「すぐに体を許さない」の極太ゴシックには納得ですが、「本気にさせろ」マニュアルがこれまたとても難しいのです。

内容が気になる人はぜひ検索してみてほしいですが、私はやっぱり恋愛は向いてないんじゃないかと脱落しかけてます。
いわゆる余裕の女子力ですよ。女が先に落ちる態度を見せてはいけないと。
「先に」どころか永遠に落ちるポーズをとらないことで恋愛勝者となるらしい。男の心を引きつける術。
確かに女性のお悩みでとても多いのは、「彼がずっとLINE未読」とか「誘っても”予定が合えばね”とずっとかわされてる」とか。
女が追いかけることで停滞してしまってるようなお悩みが実に多いです。でも追いかけますよそりゃ。
愛を示したいし、依存したくもなります。やっと出会えた人・私を選んでくれた人。
しかし男は「価値」を感じたいと言う。
手に入れたいと思わせる価値。いつになったら落ちてくれるんだ?と焦らされる心。
知るかよ!!って言いたい私がひとりなのはそういうことで、既婚の知り合いを思い返せばみんな余裕ある女ばかりでした。

なんたって「価値」です。
例えばホテルで女子会ランチをしようとなったとき。
既婚の友人は、思えばみんな大豆田とわ子のオフィススタイル並みに整えて来てました。
私はかごめ…くらい振り切れてればいいですが、振り切れないのでただの貧民ルック。
未婚の友人あるあるは、職場での服装とまったく変わらない服でホテルに来がちで、未婚同士でほっとする。それがよくなかったのかもしれません。

常々、女性の後ろ編み込みとか後ろ頭ふわっと一つ結びスタイルとかに「誰のため?(自分じゃ見えないのに)」と疑問を呈する私ですが、それこそが「価値」なんですよ、きっとね。
「なんで?」と聞きたい。なんでなんですかね?と問うてみれば、「可愛くなれる気がするから」と答えるのでしょう。
しかしそれは人の目を意識してるじゃないですか(いいじゃねーか)
私は自分の価値を自分で上げるというのがとにかく苦手で、そりゃ洋服は好きですけど、確かに「似合う服」ではなく「好きな服」ばかり選んでた。髪型も何もかも、「したいスタイル」ばかりで、それがどれだけ自分っぽいかの考えが足りない。
かごめちゃんが音楽会用にと、とわ子にスタイリングしてもらったのにすっぽかした気持ちはよくわかります。
恋愛敗者の女というのは、かたくなに木綿のパンティーをはいてんだと思う。
「なに言ってんの?オーガニックだよ?」とドヤ顔でフルフェイスみたいなパンツ。あとイケてると自分だけが思う柄とか。
恋愛勝者は自分のスタイルを良く見せるパンツを選んでるんだな。
男は柄も素材もどうでもいい、きれいなスタイルを好むに決まってるじゃないですか…
しかしここをなぜか曲げられない。そして「そういうとこがいいんだよ♪」と言ってくれるパートナーとの出会いを待つという。ありえねー。

ありえないということが今になってわかります。いや、世の中にはありえなくないハートウォーミングエピソードがごろごろしてるのはわかってる。私も交際はしてきたけど、後にがっかりされることが多いのはこういうかたくなさゆえだったかもしれない。
交際しても「まだ落ちてないよ♪」を維持し続けるなんて、そんなことできませんってば…
そして恋愛市場から脱落する。

 

私も昔よりずっと自立心が育って、1人で生きていこうとは今でも思っていることです。
上野千鶴子先生の本を2冊も買って、おひとりさま老後を考えようとしてたとこ。
それでももし恋愛関係に入ったとして、依存や期待のあたりは昔より改善されたとしても、「自分の価値アップ(しかも維持)」へのハードルがなお高い。
素敵なイタリアンで食事したくない。ソムリエの説明に耳を傾けつつ控えめに迷う仕草などできない。場にふさわしい服の相場を思うと頭が痛い。
銀座や代官山に見合う髪もメイクもわからない。そのための努力を楽しめない。
私が家でおでん作るからいいじゃんか。でも煮卵もない。大根とちくわだけ。
じゃあラーメン食べに行こうと言われても、おなかを壊しやすいことを告白しないとならない。
部屋に来てもらっても本棚もない。積みっぱなし。おしゃれなペナントも観葉植物もない。
追われる価値などなんにもない…
そう思う女性だって無数にいるはずなのに、「それでいいんだよ」マニュアルはひとつもない。
「ならば競争から降りるよ」
そんな女性も増えてきて、私はその宣言にこそ魅力を感じる。「恋愛」における男と女の乖離って、だって悲しいほどに広がってるから。難易度こんな高かった?
男性が書く記事はつまり「女らしくあれ」と、保守的な女のスタイルを推奨してるんだな。
つまんない話に微笑めるかよ。お茶いれてほしいのこっちだよ。「癒やし」がとにかく大事というけど、企業戦士に男も女ももうないじゃん。万人が癒されたいよ。そのうえ髪をいつもいい匂いさせてドキッとさせてくれ、だ??

女性は自分の世界観に没頭してほしいです。
将来の自立のためにお金かけて、たくさん勉強してほしい。相手から何時間未読にされてるかなんて気にしなくなるぐらい。
そうアドバイスしたら、「そんな打ち込んでたら男性に可愛いと思われなくなる」と20代女子から反論された。絶望かホラーか。まだそんな令和。

 

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