ゆめぼしテレビ2021秋

・新しいドラマシーズンが始まりましたね

最近「時代性」をすごく期待するようになった。
東京パラリンピックの年に弱視の女性が主人公のドラマ(恋です!)が放送されるなんて、やっとだな!と思ったものの、またも美少女とイケメンが主役か…というひねくれた気持ちで最初敬遠。
けども見てみたら掴まれた…
杉咲花さんはやっぱりすごいですね。奈緒さんも不思議ちゃん役が多かったのに、責任感強い長女役が泣ける…。
そしてなんたって杉野遥亮さん。かっこいい!!!(まんまとイケメンに掴まれてる)
そりゃ杉野さんは男前。今までもさらっとしたスマートイケメン役ばかりだった。
今回、全然ヤンキーに見えないし。(鈴木伸之さんは、誰?ってくらい極道臭)
だけど無邪気さとまっすぐさが可愛い…ってか胸打たれる。
2人ともまっすぐなんですよね。杉コンビ。
そんで抱擁シーンですよ。
杉野さんが杉咲さんを抱きしめるときに、杉野さんが大きく体を曲げる。
そういえば「おかえりモネ」のラストは、坂口健太郎さんと清原果耶さんの身長差抱擁シーン。小柄女子という設定を頭で考えればモヤモヤすんだけど、心はドキドキしてしまう。

 

・時代性がナゾのドラマもある

それでもまだまだ「イケメンが女子を選ぶ」というドラマが多くてうんざり。
それも前クールまでの話。と思ってたけど、清野菜名さんと坂口健太郎さんの新ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」もまた時代が遅れてるというか謎だらけというかひどい。
清野さんの顔芸が可愛いので見ているけれど、セリフや設定が「逃げ恥」を模した学芸会のよう。
27歳の清野さん(役)が、職場で「結婚そろそろ意識しないとだめでしょ」とせっつかれてるかと思えば、「もう結婚はいいんです(1人が楽だし)」と清野さん。けども「非婚を選ぶ私」がポジティブに描かれていくわけではない。きっと坂口さんと本当の夫婦になるんだと思う。

清野さんがいくら祖母を好きだからって、心臓が弱い祖母のために偽装結婚したり祖父母のお店の立て直し資金数百万を1人で背負ったりとかありえなさすぎる(しかもその資金を子どもじゃなくて孫にたかる祖父)。
また坂口さんが偽装結婚したいのは、もしやゲイだからかな?と時代性を期待したものの、「兄の嫁が好きだから」(しかもその嫁役が倉科カナさん)
坂口さんは清野さんと出会ったその日に「僕と結婚しませんか?」とスピード提案したくせに、清野さんのガサツさにがっかり。「あなたを選んだ僕が間違ってました」たりめーだろ。スピード婚なんだから。それに平匡並みの神経質な男。どんな女のこともガサツ判定するはずで。とにかくツッコミどころが多い。
ここからいろんなふくらみがあると思う。けど、想像できる範囲(以下)のふくらみしかないかもしれない不安が大きすぎてつらい。
こんなストーリーにこんな豪華な俳優さんが出演してることに腹が立っている。だからこそ見てしまうと思う。

 

・それでも見るのをやめたもの

濱田岳さんと山下美月さんの不倫ドラマ「じゃない方の彼女」は、2人が寝たという回で毎週録画をやめた。
秋元康さん企画・原作ドラマ。
秋元さんの妄想が詰まってるんだと思ったら怖くなった。「昨日誕生日だったからもう20歳超えてますよ」「僕、酔っ払っちゃって何も覚えてない(あわわ…)」という設定で淫行をクリアにする。
既婚男性にあまりにも都合良すぎな設定。なぜか女子大生の山下さんが濱田岳さんを大好きになり、家庭があろうが関係なくグイグイ迫ってくるだけのドラマ。
妻役の小西真奈美さんがいつまでファブリーズ笑顔なのか(最後までか!?)を見届けたかったけど、気持ち悪さが勝ってしまった。

 

・時代性ってなんでしょうね

「古見さんはコミュ症です」は、「いろんな人がいていい」というNetflix「ユニークライフ」をうっすら思わせるハートフルドラマ。
「真犯人フラグ」はSNSやユーチューブによるデマ情報拡散の怖さがリアル。特に柄本時生さんのユーチューバー、すごい上手いですね。
「SUPER RICH」は裕福さと貧困、ゼロからのポジティブさ、はたまた江口のりこさんと赤楚衛二さんの年齢差など、あらゆる「格差」をこれから乗り越えようとするんだと思う。関西弁の江口さんがかっこいい!赤楚さんが江口さんを慕う子犬のような目も全然不自然じゃないんですよね…
「二月の勝者」は「女王の教室」みたいな絶望感にあふれたお受験ドラマかな?と思いきや、柳楽さんが結構アツい優良塾講師だった。これまた「学業を極めるだけが人生じゃない」というところを存分に見せてくれそう。
「スナックキズツキ」は、この世の中で自己否定抱えて生きるしかない孤独な人を「そんな人にも楽しいひとときを…」というなんとも温かいドラマで。知世ちゃんがまた素敵です…
こういうドラマが次々に出てくるのは楽しいしスカッとするものですね。

全部が時代性に沿ってなくてもいいと思うのです。「最愛」はむしろ「古っ」てムードたっぷりなのに惹き込まれるのは、吉高由里子さんがどんなんでもこなす役者さんだからかなぁ。
松下洸平さんがいきなり刑事役ってのにはちょっと笑った。けどそのジレンマがまたいいのです。
魚座が警察やると大体ルール侵しますね。「警察である前に一人の人間」ってのが勝っちゃう。

 

・選挙に行こう

小室眞子さんと圭さんの会見に胸打たれた一人です。
「圭さんはかけがえのない存在」「眞子さんを愛してます」「たった一度きりの人生」
あの瞬間に「やっぱ愛だよね」って、世界がそんな雰囲気に染まった気がした。
あれでTVもやっとおとなしくなるだろうと思ったら、「免許センターに到着速報」とか!!
小室さんをたたいてるように見えて、私は小室さんのお母さんをマジョリティーがたたきたがってるように見えてしょうがない。
シングルマザーであること、女であること。
もしシングルファーザーだったら、よっぽど乱脈関係でもないかぎりすべてが「ほっこり」の話になってたと思う。
この国は相変わらずマイノリティーをこんなにもいじめるんだなというのがよくわかった。
ミヤネ屋は熊田曜子さんの言い分にもすごい懐疑的だった(熊田さんを疑って、夫の肩を持つような伝え方)

しかし今・まさに今、マジョリティー圧倒勝利だったムードが大きく変わろうとしている。
同性婚や差別禁止法、選択的夫婦別姓制度や女性の比率を上げるクオータ制にことごとく消極的なのは、その圧倒勝利を牽引してきた自民党のみなのであって。

これはさすがにおかしいだろと、多くの人が気付き始めている。コロナになってオリンピックが来て、こんなにも日本は世界から遅れてしまっているとどれほど多くの人が痛感したでしょうね。
ドラマはすでに変化してきてる。映画はずっと前から危機感を伝えてきてる。けども政治とバラエティーとワイドショーは相変わらずの世界。
それでも今回の選挙は大きな変化のうねりを目の当たりにできるかもしれないですね。こんなにも放置された事柄が今回はわかりやすくあちこちで可視化されているのだから。
最近はあのNHKに大きな変化が起きていると感じる。とても私たちに優しい。特にドラマやEテレはマジョリティーにもマイノリティーにも優しい。
選挙に行こう!

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。