タロット・恋相性

恋というのもれっきとした人間関係なのに、親子も含めた人間関係とどうしてこうも違うのでしょう。

「違うことなんてないさ」と言える深い関係を、私が異性と築けなかっただけかもしれません。

その違いとして一番顕著なのが、「会わないと不安になる」ということ。
会わない間も相手のことを考えてしまうというのは、恋以外の人間関係ではほとんどないです。
でも苦手な人のことをずーっと考えちゃうことはある。
執着の問題が私にはあるような気もします。成就すれば始終思ってることもないんだろうけど。

猫でも親でも友達でも、「会わない間に好きじゃなくなってた」ということはないのに、恋では「なんか薄れた」ということがある。
「空気みたいに当たり前」というのが人間関係の理想かもしれないのに、気持ちが冷めたということに大きく動揺する。
相手の気持ちの温度差にも敏感になっちゃったり、それを責めるとかね。
「なんでもっと好きになってくれないの!?」なんて、こんな横暴な要求もない。
しかし恋に落ちればまんまと感情の渦に飲み込まれてさ。
バカだなぁ〜わたし…という妄想や泣きや期待をひととおりやりますよね。この歳になってもやるのです。

私個人の法則として、「良い方向への妄想はほとんどそのとおりにならない」というのがあります。
これは占いで「今週は恋の嵐が吹き荒れますよ(もちろんいい嵐♩)」と書かれてても100パーそのとおりにならないのと似ている。
もしその占いを読んでなければ吹き荒れたかもしれない嵐。
しかし読んでしまったことで「いい嵐」を待ってしまう。その期待がすべてをぶち壊しにするんじゃないかと思ったことは何度も何度もあるのです。
だから「恋」とか「いいコト」をやたらピックアップする週間占いには超警戒。
私のタロット鑑定を受けたことがある人は、「もっといいコト言ってくんないものか…」と思ったこともあると思います。
しかし「いいコト」を私の主観で決めることはできない。距離が縮まるか?今の互いの印象はどうか?その印象はどう変化するか?をカードから読んで、「距離を縮めたい」ことが願いならばアドバイスカードで「そのために何ができるか?」を読む。

恋愛における本当の敵って「期待心」なんじゃないでしょうかね。
「相手に好きになってもらいたい」という相手主語の願いは相手をコントロールすることにつながる。
これは私がこれまで通ってきた占いとか引き寄せの講座でもよく言われたことでもある。
コントロール願望って大抵叶わないんですよね。
何かに願いを込めるなら、「恋に関する期待をすべて消去してください」「あとはもう任せますから(いいようになることを信じてます)」と日々祈るほうがいいのかもしれません。
期待度と現実ってすぐ乖離が起きるから。私の場合ね。
私の周りで恋愛がスムーズに行く人は、どんな思わせぶりを受けても真に受けてない人が多いです。
「なんかぁ、やけに帰り道一緒になるなぁとは思ってたんですよ…」とかトボけてるタイプがすぐ告白を受けたりする。
私だったら「ははぁ…私のこと待ってたな(そんですぐ告白っしょ)」と思ってしまう。だからダメなんだと思う。

恋愛を叶えたいなら、「恋愛について占う」ことをやめるのが一番いいのかも…。
とか言いながら占ってみる。今回は恋相性。
でも「恋」というか「関係性予測」という感じ。
例の好きな人と私について半年以内の関係性です。

現状はソード8。
→「知性による拘束」「自明の理」「自分の興味をコントロールする」

私と相手は「仕事での関係」であり、職場という枠の中に収まっています。
だけどもしかしたら私だけでなく相手も、「それ以上でも以下でもない」と自分に言い聞かせている現状かもしれません。互いに意識しちゃってるというか。
夏には音楽の話をたくさんしたのに、最近は全くしなくなってしまった。
「この人との会話でリラックスしちゃいけない(まず仕事)」というブレーキがすごい働いてるのを感じる。でもほかの同僚とは、猫の話とか食生活などあれこれ雑談するわけです。

私の顕在意識はペンタ7逆位置、潜在意識はカップペイジ逆位置。
「7」というのは「あそこに行きたい」という理想を目指すこと。
「状況証拠を積み上げたい」←これが私の目下の願望です。
私たちの間には確かな何かがありそうと思って数ヶ月。しかしここんとこ肩透かしばかり。
今度こそは証拠を…!と思いながらも実際に会う機会が少なく、「会わない間に気持ちが薄れてきた」というペイジカップ逆っぽい気まぐれさが芽生えてるのも確か。
その上、「状況証拠がないならもう知らない!(ぷんっ)」という「あなた次第」なぶりっこ不安定さがあるわけです。しょうもないです。

相手の顕在意識はワンド女王、潜在意識は運命の輪。
松村先生は「女王」について、「自分がしたいと思ったことだけをする定年退職後」と書いています。
「迎合のために生命力を消耗することを王妃と王の時間はしない」
ワンドの女王に至っては「生産性とは結びつかないだろう」とも。とはいっても「火」は生産をするエレメンツなので、「芸術のような実用性のないもの(の生産)」と。
「運命の輪」は「状況変化」ですが、このカードを引いた直後に私と相手の間で思いがけず頻繁なLINEやり取りがあり、それまでしばらく顔を合わせてなかったのですが、なんとなくこのやり取りは今までになく活発だったと感じたものです。

思うに彼にとっての私とは、「そのままでいい存在」なんじゃないかと。
「仕事上の関係」とはいっても、「もっとシフト入ってもらいたい」「もっと上達してもらいたい」とか特別望まれてることもなく、ましてや私の存在が彼にとってマイナスに働くとかもなく、ごく普通に自然に肯定された存在。嫌われてはないだろうけど、それが恋かどうかはわかりません。良くも悪くも「別に」という存在かもしれない。

「環境」はカップ7逆位置。
「7」は理想。それが「カップ」なら夢想。ワクワク、みたいな。
しかし「期待」とはちょっと違うらしい。松村先生によると、「こうなったらいいのに」という期待は土の元素の管轄とのこと。
恋愛のことを占って、このカードが唯一のカップです。
私の解釈では、このカードは「ワクワクしすぎてハミングしてる」状態かなと。しかし逆位置。
「夢見」とか「ハミング」に、現代は罪悪感を抱きすぎてるのかもしれません。私も然り。
しかしもしかしたら、この夢見やハミングこそ恋愛に必要な「何か」かもしれないのです。

未来は悪魔とソード9逆位置。
「悪魔」とは「境界を破る(しかも厚かましく)」
このカードは「舌」が強調されてると松村先生は言う。口から出てる舌・へそから出てる舌。そして性器も舌のようなものとして、この舌で相手を確かめようとしている。そのためにはラインを越えなければならない。
私が彼についてなぜ時々うぬぼれるかというと、たびたび距離が近いから。
「パーソナルスペースを破ってくる人」
最初からすごい質問が多いなぁと思ってたけど、笑い合えたある日からいきなり距離を詰めてきた。
彼はとてもナイーブな人で、会わない日が続くと距離も広がる。
そんでまた少し笑い合えればぴたっと隣に来る。
「互いに興味がある」というのはそうなのだと思う。ぴたっと隣に来られても全然不快じゃない人。その瞬間を待ってましたとばかり、互いの感覚を研ぎ澄ませる。
「現状」がソード8で、「未来」がソード9逆位置ということは、枠の中に収まる関係性から飛び出そうか、という出来事があるのかな。
ソード9とは「思想重視」、「9」はグレードアップを目指して旅に出る。
「互いの舌」で何かを感じ取った結果、境界を越えようかどうか、逡巡することでもあるのだろうか。

結果はペンタ10。
これは大団円な感じですね。しかし「これ以上の発展はない」とも読めるカードです。
もし彼に結婚の予定があるならば、「そうでしたか。わかりました」で終わる話。
「私たちは仕事でタッグを組むのによい関係性ですね(それ以上はない)」という事実を感じまくるのかもしれない。
よしんば進展があったとして、「環境」のカップ7逆位置を思うと「あー片思いの頃が一番楽しかった」という感情面での終焉を迎えるのかもしれないし。
彼が私の「そのまま」を本当に肯定してくれてるとして、私も「そばにいる」喜びをハミングレベルでただ満足できるのが良いのかもしれないし、はたまた、「そんなワクワクすることもなかった」と、これからどんどん冷静になっていく半年なのかもしれないです。

鑑定ではアドバイスカードも展開します。

私の目下の願いは「ひとまずデートに行きたい」ですかね。
「あれ買いに行きたいんだけど、よかったら付き合ってくれる?」という火10みたいなわざとらしい展開があればいいのになぁと思って数ヶ月。なんもないわけですが。
現状はワンドA。
これはまんま「ひとまずデートしたい」という「意思の発露」という感じがします。意思がなければゴールもない。
アドバイスは節制逆位置、結果はワンド2逆位置。
結果からすると、「デート行きたい」という願望を行動に移せないままなんじゃないかという気もします。
もしくは、「いいね、行こうよ。どこにする?」という宙ぶらりんのまま数ヶ月…とか。
どうすればいいのだろう、ということで節制逆位置。
節制は「自己生殖」という意味があり、これがまた難解なんですよね。
松村先生の本によると、「少なくとも音楽家になりたいのならば、バイトはディスクユニオンとか楽器店でするべきだ」とのこと。え…?

また、逆位置のカードというのは「まだ完全にその数字に至ってない」ということでもあり、前の数字(カード)に未練がある不完全な状態でもあるようで。
14節制の前のカードは13死神。
死神は断捨離というか強制的なリセットですね。
・・・「叶えたいのならリセットせよ」ということじゃないかと解釈。
デートに行きたいならもう何も考えるな。
そういうことにします。
小さな器から大きな器へ移し替え作業をしている節制。
今はまだ、小さな器に何にも溜まってない。溜まったら、鹿おどしのようにわかりやすく痛快な好機が訪れるのかもしれません。

恋愛進展とならなかったとしても、結果がペンタで10ならば、どんな行く末でも「これでよかった」と思えるはずなのです。ペンタの10は「私にとって一番良い結末」と信じてみます。

恋愛占いは怖い。どんな良さげな結果が出ても「今」が癒されるだけです。事実は未来にしかない。相手の気持ちも相手の中にしかありません。どんな手を使っても「真実がわかる」ことはないはずで、ただただ「自分と相手はまったく違う生き物」ということが浮き彫りになるだけと思うんですよね。

 

 

 

 

 

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