見ることを決めたドラマ

このドラマを見続けるか脱落するか。

そこには「線引き」があって、「もう無理」とか「最後まで見る」とか、どこかの時点で決断してるんでしょうね、誰しも。
「なんとくなく見続けてしまった」というドラマもあるけど、「これを見届けたい」といううっすらした意思はなんだかんだあると思う。

私が今期見続けようと決意したドラマ。
「持続可能な恋ですか」
「やんごとなき一族」
「インビジブル」
「正直不動産」
「マイファミリー」

前にも感想を書いたけど、「見続けようと思ったポイント」「見続けるか揺らいだ瞬間」も振り返ってみます。

 

「持続可能な恋ですか〜父と娘の結婚行進曲〜」

・見続けようと思ったポイント
上野樹里さんと松重豊さんの父子家庭ストーリーに冒頭から惹きつけられました。
あのお二人は1人でも成立するおもしろさが確立されていて、しかも父娘、しかも一緒に婚活しようという流れや生活感がなんとも自然だなぁと。
また上野さんと田中圭さんの出会い、「なんとなく気になる」という互いの好意の演技につかまれましたよねぇ…人柄がにじみ出てるように感じちゃう。
松重さんが婚活イベントで射抜かれる相手は井川遥さんですよ!しかも婚活失敗続きの40代。脱落する理由がない…とまで思ってしまった。それなのに「数字が振るってない」とかヤフーニュースに書かれちゃってね。
「結婚する気がない」と言い切った田中さん、上野さんもそうだったんだけど言い切られると心が揺らぐ日々。そんな2人が好意を抱き合いつつ思い込みの方向が不器用すぎる…というストーリーは今の自分として食い入るように見つめたい。瀧内公美さんが出てから一層おもしろい!「元妻」感がすごい。なぜ「元」感をあんなに放てるのだろう…。

・そうはいってもツッコミどころ
超ぐいぐいキャラ・磯村勇斗さんはちょっと場をかき混ぜすぎとは思う。
田中圭さんの前で上野さんに「久しぶり!」と抱きついたり、上野さんのヨガ教室に「来ちゃった」とか。
あろうことか上野さん・松重さんと同居まで!
松重さんは磯村さん→樹里さんへの好意にはいち早く気づき、2人の接近シーン見かけると目のやり場に…という日々ですが、樹里さんが鈍すぎ。いや、ある程度気づいてると思うけどもっと突き放した方がいいよ!と口を挟みたくなる。そんでまんまと誤解する田中圭さん。
しかしね…「だって友達だから私たち(別に平気…でしょ?)」←すべてここが回収してくれる奇跡のドラマとも言えます。

・見続けるか揺らいだポイント
最初、上野樹里さんのヨガシーンから始まりましたが、一瞬「あれ?」と思った。意識高い系の話?と。
直後に上野さんのだらしなさが露呈され、「そういうことか」と思えた安心感はあるものの、BGMがまんま結婚行進曲というところがちょっとムズっと。でも火22TBSのベタ感踏襲と思うとほっこりしてきます(なんだかな)

この会議のシーンもおもしろかった。いろんな世代が魅せてくれるっていうドラマいいですよね。松重さんが本当おもしろい。

持続可能な恋ですかインスタより)

 

「やんごとなき一族」

・見続けようと思ったポイント
なんだかんだ太鳳ちゃんのキャラにすっきりするんですよね。あのドロドロ一家の中に真っ当さがすーっと通り抜ける爽快感。
相変わらず頭から汁やクリームをぶちまけられる太鳳ちゃんですが、木村多江さんの同情顔がなぜか不快感を引き取ってくれる。高飛車な一族もだんだん太鳳ちゃんに心を開いてくる。なんたって太鳳ちゃんが体力ありそうなところがいいです。運動神経もやっぱいいんですね。
松本若菜さんの強烈さに全く揺らぎがないのも、ここまでくると気持ちいいです。
「フルーツ宅配便」でワケあり風俗嬢を演じられてた松本さんですが、まさかこんなに明るい役が巡ってくると思いませんでした。あのときも「この人誰だろう?」って調べちゃうほど魅力に溢れてた。その松本さんの活躍ぶりも最後まで堪能しようと思います。

・そうはいってもツッコミどころ
ツッコミどころは無数にあります。
「マダム」と言われる女性が小沢真珠とか長谷川京子とか、美魔女すぎる件。
一番まともそうな木村多江さんが、どいひーな石橋凌にとにかく忠実(洗脳?)
金持ちの生活ってあんなにひどいの?(差別感・消費感・食べまくり汚しまくり)
時々出てくるセリフにドキッとする(庶民が私たちと同じレベルで生きちゃだめなのetc.)

・見続けるか揺らいだポイント
決定機は4話と言えるでしょうか。
明らかにおかしい石橋凌のやり方に疑問を持つ女性実業家の登場(長谷川京子)
なぜ石橋凌のやり方が「あり」の社会・ビジネスなんだろう?と、ここが見続けられるかギリギリのポイントでしたが、「やっぱ一般的におかしいよね?」という展開になってきてホッとしました。それまでは「いつどこで脱落しよう?」ってことばかり考えて見てた気がします。太鳳ちゃんがいじめられすぎて、どんなに松下洸平さんが抱きしめても「けっ」と思うようになっていた。
でも何かにつけ「ありがとな、佐都…」と感謝する松下さんにまんまと癒やされますね。
あと自分勝手すぎる子どもたちの良さとか寂しさがだんだん現れてきました。

地獄のような日々において2人っきりでくつろぐシーンも見どころの一つです。


やんごとなき一族インスタより)

 

「インビジブル」

・見続けようと思ったポイント
うっかりして3話からの視聴となりましたが、高橋一生さんやっぱかっこいい!
ついこの間まで凶暴性ゼロの優しげな役をやっていたのに、インビジブルの志村は警察のルールをはみ出しまくる短気で粗暴なやつ。
その志村とタッグを組むのがインビジブル役・柴咲コウさん。かっこいいんですよ!
あの金髪もさることながら、第4話でのパーティーシーン。腕を組む一生さんと柴咲さんに見惚れましたよねぇ…


インビジブルHPより)

・そうはいってもツッコミどころ
一生さんと柴咲さんのやりとりを見てから他の方の演技を見ると「あれ?」と一瞬思います。原田泰造さんとか。日本のドラマって予算が大変なのかなとどうしても思ってしまう。主役に力入れすぎて、俳優畑じゃない人投入しないとならないのかな、とか余計なこと考えちゃう隙がふと生まれる。

・見続けるか揺らいだポイント
「直虎」に夢中だった自分としては、ストーリーがどうであれ2人の演技の見事さを最後まで見届けようと思います。インビジブルにはどうしたってかなわない一生さんの「目」の演技がたまんないです。

 

「正直不動産」

・見続けようと思ったポイント
ストーリーが普通におもしろいですよね。
「嘘をつけない祟りにあった」というトンデモ展開だけど、その本音にみんなハッとする。私もハッとする。
「本音」って大事ですよねぇ。それを山下智久さんが演じるという何気に豪華さ。
しかも最初の顧客が山崎努さんですよ。これは相当な重石と思います。
福原遥さんとお父さん(加藤雅也)の回がまた泣けた!福原さんの演技ってすごい胸打たれるのですね。次の朝ドラ主役ですよね。抜擢した人も、この福原さんの健気さに感動したんだと思いますよ。
あと泉里香さんの演技をもっと見たい気持ちもあります。性格悪そうな役が楽しい。

・そうはいってもツッコミどころ
ミネルヴァ不動産がなぜあんなにも悪徳なのか…高橋克典さん怖すぎ。
不動産屋に来るカップルってみんなあんなにイチャイチャしてるんですかね。
そこに水を差す山Pがおもしろいとも言えます。

・見続けるか揺らいだポイント
特になし。
「きっとずっとおもしろい」と確信させるドラマって時にありますね。NHKってそういう良作を普通に生み出す。根本ノンジさんの脚本もいつも感動します。

 

「マイファミリー」

・見続けようと思ったポイント
最初あまりにも感じ悪いニノ、ニノを許さない多部ちゃんでしたが、娘の誘拐に際して徐々に心を寄せていくんですよね。そのジリジリ…ときて、「協力し合おう」と2人で覚悟を決めた瞬間はやっぱ胸打たれましたね。1話の最後。
誘拐捜査班の代表が玉木宏さんというところにもぐっときました。これはおもしろくなるはずと。
また多部ちゃんの友達がなぜ男2人かという。しかも賀来賢人さんと濱田岳さん。おもしろいに決まってるでしょ!と。この豪華な配役は絶対無駄にならないはずという確信を抱いた。なんでだろう。「無駄になりそう」と早々にわかるドラマもあるのにね。あと濱田岳さんの手料理が食べたくなる不思議さ。
ストーリーがすごすぎますね。視聴者を油断させない。賀来さんの元妻役・蓮佛さんがまたうまい。感じ悪い第一印象←実は心細さと不信感の表れという繊細さにつかまれた。あれはヨリ戻しますよ(誰だよ)

・そうはいってもツッコミどころ
なんでこんな頻繁に誘拐起きてんの?と。ニノの「何なんだよ!?」というセリフがありましたが、本当何なんだろう。そこがストーリーの妙ということでしょうけど、日21TBS恒例の荒唐無稽さが光ってます。これが他の放送局・別の役者だったら脱落してたかもしれません。
あと、5億運ぶとき心臓がもたない。「殺します」のAI声に毎度ぐっさりくる。
松本幸四郎さんの笑顔にも含みもたせすぎ。これで悪役じゃなかったら…でも悪役じゃないかもしれない…そうやって何度も日TBSには裏切られてきましたね。展開が読めない!

・見続けるか揺らいだポイント
最初、ニノがあまりにも腑抜けで心からいやだなーと思いましたが、そこがニノの巧さなんですよね。
ニノの顔つきがどんどん変わって、なんならひ弱な体つきまでたくましく見えてくるから不思議です。
特に揺らいだポイントはないけど、もしニノが高橋メアリージュンと過去に不倫歴あり…とかそこまでダメ夫だったら脱落してたかもしれません。

この2人がなんかやらかすんじゃないか…という緊張がハンパありませんでした。(無事ミッション成功)


マイファミリーHPより)

 

脱落したドラマはなぜ脱落かといえば「おもしろくない」これに尽きるんですけどね。
いくらドラマといっても「普通は…」という納得感・腑に落ちる感覚はすごい大事と思う。底辺にその安心さがないと、「なんでだよ」ってすぐ思っちゃう。
役者の演技・豪華さより、ストーリー展開がとにかく大事ですよね。
「ちむどんどん」は見たり見なかったりだけど、片桐はいりさんがニーニーへの怒りを「上白石萌歌さんが歌うなら許す」と言うとことか、「え?」となったりする。片桐はいりさんという役者なら何をやっても納得感あるだろうという制作側の甘えが見える気が…したんですよね。あと萌歌さんの歌声頼み。
お金がないあまりにいろんな壁にぶち当たっても、ニーニーがボクシングで賞金を得るというラッキーさに救われるとか。
沖縄本土復帰50年の年だから、このドラマで沖縄の歴史やその深刻さを知ることできるかなと期待もするんだけど、そういう描写がなかったらどうしよう(なかったら怖すぎる)という不安も強い。
母役・仲間由紀恵さんの頑張りで家計がどうにかなってる描写もつらすぎる。あの頃がそうだったんだとしても、それを美学みたいに描くドラマは私はちょっとつらいですね。

「ソロ活」も見てます。パート1では一時脱落したものの、2は見届けようと決めた。江口さんの顔芸がすごいから。小林きな子さんとか同僚とのやりとりも楽しい。
「17才の帝国」は見続けることになりそうです。
神尾楓珠さんってどんどん魅力が増しますね。
第2話をこれから見ます。

 

 

 

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