がっかりを選んでる

**少しだけ書き直しました。

**************************

もう15年くらい前、松村潔先生に私のホロスコープを見てもらったことがありました。

そのとき「がっかりしやすい人生かもね」というようなことを言われた。

それは「落差度数」といわれる「7度」を3つも持ってるから。
(7度とはサビアンを見るときの数え度数であり、実際は6度台ということ)

しかもその3つはアスペクトを取っている。
7度火星ー7度月スクエアー7度冥王星セクスタイル(火星ー冥王星150度)

鑑定を受けたとき太陽期だったか火星期だったかは忘れちゃったけど、火星期に一番がっかりしたことといえば、そりゃやっぱ結婚しなかったこと。
火星=男性たちにがっかりし…
5室月=恋愛にがっかりし…
7室冥王星=人間関係にがっかりし…

確かにがっかりしまくりでしたね。

おととし木星期に入りましたが、がっかりリベンジかのように男性9割の職場で心穏やかに働いてる現在。
が!!!
恋愛となるとつきまとう「がっかりの影」

恋愛といえば火星、5室。
5室の月と火星はスクエア。

このスクエアもまた数々の「がっかり」のゆえんと思う。
けど最近、自分のホロスコープをこれまでと違う角度で見つめてみて気づいたことがあった。

自分が「がっかり」を選んでる。

松村先生に言わせれば、「自分がこのホロスコープを選んで生まれてきている」と。
ならばそうなんでしょうね。

私の人生には常に「がっかり」がつきまとう。つきまとってきた。
落差度数ゆえというのもあるけど、火星ー月スクエアは自分、上下どっちになる?みたいなシーソー展開と遭遇しやすいような。

私の中には確かに「落差」があって、「自分って下の立場ばっかだな…」と思うことが多かったんだとしても、「上」を選んだことも確実にあった。
そんで、「上にいる自分」への嫌悪が激しかった。
上の自分が出てこないよう、押し込めてる自覚を最近新たにしました。

結局、上でも下でもがっかりするはずで。

 

時々、夢に出てくる異性がいる。
私はその人が苦手。
柱の陰から「じ…」と半身を出してるような人で、幽霊みたいと思っちゃう。
私が彼を思うとき攻撃的な気持ちになるけど、それは表面に出さないよう気をつける。
けど夢はごまかせないんだな。
「来んじゃねぇ!」みたいな攻撃性を思いっきりぶつけてる。
だって夢の中でいきなり横に寝てたりするから。

え、生き霊?と思ったこともあったけど、私の中の攻撃性を「あるんだよ」と自分に認めさせるために現れるのかもしれない。

20代のときも、その人と似たような男性を嫌ってたんですよね。
若かったあのころ、彼と同期ということもあって直接「来んじゃねぇ!」とか言っていた。ひどいね。
でも、いつも私の後をくっついてくるのが本当に嫌だったんだ。

そうかと思えば、好きになった人との関係では9割、「自分が下」になる。
獅子座の月や牡羊ASCからしたら「対等」、なんなら「ちょっと上」がモットーのはずなのに、火星が私の「わくわく」にツッコミを入れる。
「んなわけねーじゃん」と。
送るわけねーじゃん。贈るわけもない。
お前のわくわくどおりになるわけねーじゃん。現実(牡牛)見てますか?と。

くすん・・・

 

でも公明正大がモットーの獅子座としては、自分が攻撃的になるよりはましだったりもする。
しかも射手海王星となまじトラインなもんで、「いつかは対等・ハッピーに!」という漠然とした理想を掲げやすい。
冥王星は何するかというと、傷ついた月を何度でも修復する。
冥王星とのソフトアスペクトは「強力な再生力」ですからね。

でも「自分が攻撃的になるよりまし」とかって火星を奥深くしまい込むほどに、火星的な人に遭遇したり、ふとしたときに火星スイッチが入ってカッとしたりする。
「火星をしまい込む・使わない」というのは良くないことなんでしょうね。
しまい込むと必ず外から「それ」がやってくるらしいし。つまり投影ですね。

自分は本当は獅子的にオラオラだし、カッとなりやすいのも特質の一つ。
それをもっと肯定的に「自分」と認めて、さしづめ「ひらり」のおじいちゃん・金太郎(花沢徳衛)みたいな感じで今後生きようかしら。
祭りも好きだし健康的に自炊にもこだわる。どっちも両立させなきゃしようがねえだろおめぇ…といつもブツブツ言って幸せに生きてる感じ。獅子ー牡牛はそこに乗っかることにしたいよ…

 

がっかり被害者みたいな顔をしてた時期は長かった。
そうするほどに世界が荒々しくなる一方なのにね。
(火星を人に託して自分は月に閉じこもるから)

また火星座というのが鈍感で。
しかも牡羊ASCー獅子月ー射手海王星で火のグラトラ持ち。
自分の失望を外に押し出すことばっか考えて、なんたって「受け止め下手」なんですよ。
牡牛火星も忖度とか苦手だし。

どんな被害者ヅラしてても、太陽ー木星スクエアだからか周りは笑い話にしていくというね。
周り、とか言っちゃったけど笑わせたい興行主が獅子5室月だったりする。

ちなみに木星は1室にありますが、「天然ボケ」の配置だそう。
だから木星期に呑気な振り返りもできるのかもしれません。

いつまでも傷ついたーって言ってても、それって自分にしか関心が向いてないことだよなと。
私はこれまでどれだけのことを受け止められてたか・ひどく受け取り下手だったことも最近自覚して。
人に理解されることが半ばゴールで、注がれた愛とかには鈍感でいやがんの。

まぁ、あんまり反省もよくないけど、自分のホロスコープ新解釈を今楽しんでます。

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です