情報中毒unlimited

本が読みたくて読みたくてしょうがないピーク。

 

魚T海王星ー乙女P水星ー双子N水星で、もうずっとTスクエアだからかな…
(雑多な情報果てしなくキャッチ系?)

と思いつつホロスコープを見てみると、N水星とT火星が重なりつつある。
情報欲が火星にあおられてるらしい。

先月までアマゾンのKindle Unlimitedに入会してたけど半月で退会。
でもまた入ってしまうかも?
3月も半ばだし4月からにしたいけど、火星のあおりに耐えられるかどうか…

 

Kindle Unlimitedは、2ヶ月間99円(×2)で読み放題というすごいサービスと思ってましたが、「Kindle Unlimited」と表示のある書籍限定で、私が読みたいと思ってた作家の本はほぼ該当しなかった。
どうやらメジャー級に人気者の作品はサービス外っぽい。
正直、書籍の質としてどうなんだというものが多いです。

そのことに気づいても、意地でひたすら本を読みまくった。
けど、本当にしょうもない本もある!
時間を無駄にした…と思いつつも、中毒のように読み物を求める春ですよ。特に寝る前の。

 

Kindle Unlimitedでも本当に面白くて夢中になった本がありました。主に漫画。

「透明なゆりかご」でおなじみ沖田×華さんの「不浄を拭うひと」は4巻までunlimitedで読めますが、いや、すごかった。
特殊清掃人のお話。おぞましさがすごかった。

この間、北村匠海さんが遺品整理士役をやってましたが、あのポラリスという会社は特殊清掃も請け負ってましたね。
この漫画は沖田さんが、実在する特殊清掃人への取材に基づいて書かれたお話。
1巻では、眠れなくなるほどの仰天おぞましエピソードがありましたが、それで耐性がついたのか4巻まで楽しく読めた。

映像だとグロ決定のシーンでも、沖田さんは可愛らしく描いてくれるので、グロ大苦手の私でも大丈夫。
しかもなぜか寝る前に読みたくなる癒やしがある。
私は映像のグロは極度にダメだけど、読むグロは大好きなんですよ…なんでだろう…

「透明なゆりかご」もかなりおぞましい妊娠・出産エピソードが多いけど、沖田さんは人間の残酷さや苦しみを不思議に癒やしに変えてくれる。

 

あとunlimitedで初めて知った漫画家さん・流水りんこさんの作品にもかなりハマりました。
きっかけはインド占星術の漫画から。

これ面白かった〜。
私もインド占星術学びたい!鑑定受けたい!と思いましたが、どうやらプロでも音を上げるくらい難しいらしい。
インド占星術は断念したけど、パートナーがインド人という流水さんのお話はあれこれとても興味深いです。
映画「RRR」の興奮もまだありますが、インドという国が魅力的!
占星術を学ぶための有名学校もあるそうです。

またスピリチュアル系の体験漫画も興味深いものばかり。除霊ものとか。

この除霊をしてくれる斎さんという方の除霊術もすごい。

やっぱさぁ…
やっぱっていうのもあれだけど、浮遊霊というのはあちこちにいるんかね。
連れて帰ってきてるとか。

「簡単な除霊の仕方」というのを私もやってみましたが、息を深く吐いた途端に左手が魚のようにバタバタ痙攣し始め、怖くなってすぐやめた。
あれはなんだったんだろう…夢…?
ちょっと自分でもよくわからない体験をしてしまった。

流水さんの浮遊霊ものもいくつか読んだけど、これまた寝る前に読むとですね、今思えばラップ音だったのかと思うミシミシがあったりして、寝る前に読むのはやめました。電車内とかにした。
(たぶん上の階の住人足音と思うけど…)

 

Kindle Unlimitedの再開、迷うなぁ。
新しい情報ばかりなぜにこうも追い求めるのか、自分。
いま持ってる本を読み返すのも相当楽しいと思うのに、しょうもないスピ本や恋愛本まで読みまくってさ。

自分にとって不要なものをひたすら取り入れるって、情報とはいえ健康を害しそう。
何を取り入れたいかも不明なまま、タイトルと雰囲気だけで飛びつく。
この知りたがりを満たしてくれるのは、やっぱそれなりにお金かけたものとわかってるんだけど。
今、西村賢太氏最後の単行本「雨滴は続く」も読んでるけど、毎頁おもしろいです。当然unlimitedではない。

 

でも本って高いですね。高くなった
1300円ならいい方で、著名人のエッセイだと税抜き1600円、文庫でも980円だったり。
読みたいけどそんなには買えない。
作家としては装丁にこだわりたいだろうけど、読み手としては最初から文庫にしてほしい。
そんで人気出たら単行本にするんじゃだめなのかな。
正直、文の質や中身と全く関係ないおしゃれ装丁に惑わされるのに疲れてしまう。

この間、青山ブックセンターに行ったけど、うすうす感じてた違和感がはっきりした感じがあった。
入り口入ってすぐに酸素の薄い感じで胸が詰まり、楽しめない自分が来てすいませんという気持ちになる。
でもあそこは随分前からああいう感じで、35くらいまでは私もワクワクしてたはずなのに、やっぱ私が変わったのか時代も変わったのか。

それでも最近行ってちょっと楽しかった本屋は、有楽町の三省堂。交通会館内。
あの絶妙なレイアウトはいいなと思った。
本屋はそれなりに情報盛りだくさんのはずなのに、青山ブックセンターや新宿ブックファーストみたいな窒息感がない。風通しがいい感じ。なんでだろう。
新宿紀伊國屋も好きです。東口の。

とかいって本屋だけの問題じゃない気もする。
持ってるだけでワクワクするような雑誌がなくなってしまったというか。
開けば楽しいはずなのに、買う・所有ということに重さを感じるようになった自分側の何か。

新宿ブックファーストをうっすらディスったものの、探してる本が書架にある率は高い。
インド占星術の本も3冊はあった。
でも何せ広すぎる!
選ぶ楽しさの前に疲れ果ててしまう。
そういえば少し前に、本は出版社別じゃなくて作家のあいうえお順にすべきじゃないかという論争なかったっけ。
本当そうしてほしい。
本屋離れとか、離れる方の問題みたいに言ったり、老舗の本屋を畳む前に、何十年も変わらないレイアウトをどうにかすべきと思うけど、それができないのも出版社のしがらみとか?
漫画の見つけられなさはもう絶望的。何年も漫画コーナーに足を運んでない。
そりゃネット購入とか便利な方に流れるよね…

初台オペラシティ内の本屋もこぢんまりしてて結構好き。
が、20時閉店10分前ごろからの「もう絶対入ってくれるな」という圧がすごい。
ぎりぎり間に合った!という仕事終わりの駆け込みが無駄になる絶望を何度か味わったことがあります。

 

 

 

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