頑張る水星

頑張るシリーズ。
今回は水星編です。
今、天空の水星も逆行してますね。

 

私の水星は本当よく頑張る。
よく頑張ってきた。
3室双子水星に表彰状を贈りたいくらいです。

PC仕事につけたのもきっと水星ー天王星トラインの働き。
そういえば小4ごろ(水星期)に父が職場から借りてきたマイコン=当時のPCに夢中になってから、人生は方向づけられたのかもしれません。

私は太陽蟹で水星が双子。
太陽より前に水星が位置していると、水星に人生の主導権を取らせようとする傾向があると、まつい先生だったかな、本にそう書いてあった気がします。
しかし水星は主導権を取らない。取るのは太陽。そんな釘刺しもあったような。
自分がいまだにどこに向かってるかわからないような感覚なのは、水星に頼りっぱなしだったからかも。

だってこの双子水星というやつはだよ。
なんたってライトだし好奇心旺盛。
この自分をテキトーに見せることもできる。
おもしろいこと大好きな一方、「こんな自分」という自虐もする。
目の前の相手が何歳であろうと、中学の同級生みたいにしゃべり倒したり。

コミュニケーションも人生の方向づけも、本当頑張ってきたよなぁ…と。

 

そういう感慨が芽生えたということは、疲れてきたということ。
最近、どんなに親しい相手でも、2時間近くおしゃべりしてると帰宅後どっと疲れるようになりました。
体力・腹筋が本当に落ちたこともあるだろうし、それだけじゃない精神の疲れも感じる。

この数年ずっと、N水星ーT海王星ーP水星のTスクエア形成中だからかもしれない。
視界がぼんやりしてるのに、メガネもせず踏ん張って歩くような感じ。
エネルギーむっちゃ使う。

また、今は木星期前半ということで寛容になる過渡期というのか、目の前の相手に全部「いいよ、いいよ」って言ってあげたくなりますね。相手への肯定感がドバッと出てくる。
ただ、肯定してあげたい気持ちと、率直な感想は別。
そんな全部肯定できるはずないのに受け止めようとするから、そりゃ疲れます。

 

自分の水星頑張った…ってつくづく思ったのは、あと家族のこと。
水星逆行期だからか、自分の水星時代がやけに思い返された数日でもありました。
7〜15歳ごろ。
「笑わせる」「無邪気さ」
自分ってこんな人間です〜ってヘラヘラする必要があったあのころ。
きょうだいが反抗期だったこともあったけど、家の中はちょっと荒れてましたね。
幼いなりに自分の役割を必死で探すべく、明るいキャラを形成した。

 

あと父親のことずっと「わかりたい」って思ってたかも。
本当よくわからない人でした。
子どもみたいな人だから楽しかったんだけど、友達のお父さんに会うとなんか違う。
みんなどっしりしてて、いかにも守ってくれそう。なのに、うちは逃げ腰親父というか…
その感覚は、「やっぱな」とのちに思える借金とか諸々ルーズさを嗅ぎ取ったものっぽかった。

父親は金星火星双子でした。
太陽蟹で月は魚。
父も相当ヘラヘラしてましたよね。
柔軟宮が多い男性って、大人の代名詞である「ちゃんと」というムードとあえて距離取って、「自分の感覚」に立ち返る準備がいつもあるっぽい。
人からはそれが逃げ癖みたいに見えるけど、「ちゃんとするまでちょっと待って」というタイムラグなだけかもしれない。
自分が本当に無邪気な子どものうちは「待つも何も」と手を取り合って遊んでたけど、社会性が身について反抗期も始まればすぐダメ親父の烙印押したりして。

思い出したのは、それでも「わかりたい」ってずっと思ってたなぁと。
そんで、わかりたいと思ってる自分もわかってほしかった。
私の双子水星は、柔軟宮系・父の気持ちをつかむべくアピールを続けてたんだな。
ダメな親父と思いつつガン無視ということはなく、コミュニケーションは図ってましたよね。喧嘩腰だけど(笑)

でもたまに、部屋に父が買った古本やCDが置いてあった。「感想聞かせてください」とメモ付きで。
双子っぽい!
けど感想なんて伝えたことあったっけな…
じわじわ嬉しいはずなのに、面と向き合うには恥ずかしい。蟹同士なので、言わなくてもわかる安心感はあった気がする。

 

恋愛における問題は女性の場合、父親との関係性にヒントありとはよく言われること。
最近じっくり父のことを思い出したからか、ピンとくるとこありましたよ。
・「水星的な自分」をすごくアピールするくせに、疲れちゃって継続できない。
・そんで自己嫌悪からのネガティブ。
・悲しみはひた隠し、それもやっぱり疲れちゃうから離れるしかなくなる。
せっかく太陽蟹なのに、「頭」で恋愛しようとすることが多かったな(太陽ー土星コンジャンクションと、水星ー金星セクスタイルゆえでもありそう)

 

こういうのを思い出したり気づいたりするだけで、こじらせはある程度解消されるそうです。
水星よ、お疲れ様。
今後は、心の表現に努めます(結局頑張る)

 

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