俳優とドラマの恋愛リンク

この間、火星や金星から恋愛アプローチ法や愛情表現を分析してみました。

恋愛って火星や金星だけじゃ語れないとはつくづく思うこと。
太陽・水星は「自分こういう人です」という名刺みたいな第1の扉として。
第2扉の向こうにあるのは火星金星の世界観で、第3扉を開けてやっと月にたどりつく。
とはいえ月はいつでも顔をのぞかせたがってるので、第1扉の隙間から存在をプンプンにじませてるんだろうけど。

 

私にとってドラマと俳優さんの星は格好の勉強材料です。
太陽で装う自分と恋に落ちてからの火星金星発動具合のギャップは、ドラマとはいえ不思議に俳優さんの星から「っぽく」にじむ。
いつも私の頭に浮かぶのは松たか子さん。

松さんは恋愛に入るまではいつもライトだし茶化すし、中性的にコミカルでありながらファッショナブルですよね。それがすごく太陽双子っぽい。
とりわけ大豆田とわ子ですよ。

これから恋愛関係になりそうな相手役に対して、まさかそうなりそうもないほどライト&挑戦的ユニークに接するとこもいかにも双子。
そんなとわ子はバツ3で、恋愛経豊富な女。
また元夫たちがとわ子に未練たっぷりなとこからすると、恋愛中はどっぷり人を愛するんだろうし「見捨てない」という義理堅さがとわ子から・松さんから?にじみますよね(松さんの金星火星牡牛)

ただ!
第3の扉を開けると、自由に好き勝手やってたい牡羊月がいるんですよ。
恋愛タイムでは濃厚でいじましいムードが漂っていたものの、あくまで恋愛プレイ。
男性たちが「生活」にまでその延長を求めてくるのはうっとうしく。
第3の扉・月が開かれれば、ソファーに寝そべって1人の時間を楽しみたいし誰にも尽くしたくない。

しかし太陽双子なので、「本当に1人にしてくれ」というわけじゃないはず。
TVに文句言ったりくだらないことで笑ってる自分のそばにいて、なんなら合いの手打ってほしい。
さっきまで「あなたがいてくれなきゃ…」ってしっとりした表情見せてたのに、「どっか行ってくんねぇかな」と内もも掻いて面倒そうにため息をつく。本心だけど、一瞬で消え去るようなプチ本心。なぜなら月牡羊だから。
そういう役が松さんは本当にうまいと思うんですよ・・

「カルテット」の巻真紀も、夫役・クドカンと恋に落ちるシーンは牡牛っぽい張り詰めた色気が漂ってました。
でも結婚すると、夫の大事な本を鍋敷きにしたり、夫と映画見てても「誰が犯人?」とか先を急ぐうっとうしさ。
端的に言えば、恋愛で見せてたきめ細かさが、親しくなるごとにガサツさに変貌するという。
あくまでドラマなので、わかりやすく夫が幻滅する…というふうに描かれてるけど、本当に女のこういうことで心が離れたり別れを決める男性なんて、そうはいないと思いたいけど。

金星火星が女性星座で月が男性星座だと、恋愛と生活のギャップは現れやすいかもです。
太陽金星火星が頑張り屋さんでも、月は頑張りたくないから。
月の言い分としたら「こちとらただ自然体で、幻滅されるいわれねぇんだわ…」

松さんはいろんな役を演じてますが、大体このバージョン違いという感じはします。
最初ライトだけどなんだかんだ愛が深い。情が濃厚。恋人だけじゃなく友人に対しても。
ということは、「愛」において重要な鍵を握るのはやっぱ金星火星かなと思う。
もちろんアスペクトも重要ですが、今回はサインのみを簡単に取り上げてます。

 

男性俳優でそのギャップがわかりやすいのは高橋一生さん。

太陽水星射手座の一生さんは、恋愛絡まない物語だとむちゃくちゃ爽やかいい人で、前向きな男性。
でも対人関係いきなり感じ悪い役も多めですね。相手をムッとさせやすい。
射手は勝負の星でもありますから。

一生さんは月が射手か山羊か不明ですが、私は山羊じゃないかとにらんでる。
というのは、オラオラがいついかなる時もにじんでるんですよね。
ただのオラオラじゃなくて、折り目正しいオラオラ。
第3の扉(月)がふわーっといつも開いてるのかな。

その一生さんがドラマで恋するとこれまた濃厚。
プレイが濃厚というより、愛の深さが半端ないですよね。
「ずっと前から好きだった」という積年系。
「君がそういう人って知ってたよ」という洞察系(なぜならずっと見てたから)
なんたって金星蠍ですから・・

火星が山羊で、オラオラはここからにじんでるとも言えるけど、オラオラなわりにきちんとしてるんですよ。ほとんどなし崩し的にならない。恋愛のスイッチが入った瞬間はバキッとしてて、視聴者にもわかる。
それがすごく蠍ー山羊っぽいなと。

 

なし崩し的なのは中村倫也さんですね。
金星は同じく蠍ですが火星が魚。
金星蠍とはいえ魚と水星座コンビを組んじゃうと、「付き合う」とかより「好き」を重視しそう。
好きなんだからいいじゃん。ひとつになりたいじゃん。
ただ、中村さんが役でクズになりきれないのはやっぱ太陽山羊だからかなと。
最終的にはきちんと筋通すんですよ。
一張羅着て迎えに来るような。

 

一生さんの月がもし射手座なら、第3の扉を開けてわかるのは「本当に束縛されたくない」ということ、かも?
あと根っからの旅人気質。「どうにかなるさ〜」という流動主義。
だとしたら一生さんもまた、金星火星でうっとり濃厚恋愛タイムが切れた途端、「帰ってくんないかな」というギャップが現れそう。

もし月山羊座なら、金星火星ほどの濃厚さは激減しても、「ごはん食ってけば?」とか「夜遅いし泊まっていけよ」というオラオラ父性的なものが滲みそう。
ドラマ見てると月山羊っぽいんですけどね。
「ちゃんと」という律儀さが生活の隅々にまで広がってるような役が多いので。
射手だともう少しなし崩し的になりそうだから。

中村倫也さんの月は乙女か天秤。
もし月乙女ならば。
恋愛であれだけ「いいよ〜」と夢を見させてくれたのに、相手のダラけにはまぁまぁ厳しそう。
でも献身的なので、頑張ってる長女感がはちきれそうなギリギリさが生活に漂いそうです。
月天秤なら第2扉までの「いいよ〜」は本心ぽく、しかしそのうち「どうでもいいよ〜」という声に聞こえる。それをホラーと取るか大いなる尊重と取るか、相手次第なのかもしれない。
ドラマでは、一見ゆるゆるな倫也さんが核心に触れられるとピキッと引きつる役が多い気がするので、月乙女と予想。あとコメントが独特なとこからも乙女が感じられるんですよね。

 

新垣結衣さんはもう恋愛ドラマやらないんですかね。
といって、鎌倉殿ではなかなかトチ狂った片思い期でした。

そんなガッキーも太陽双子。
太陽のみならず水星金星も双子で火星は魚。
やっぱドラマからうかがえる人間関係はライトでコミカル、好意を持たれてもさらっと受け身で、相手の重さを軽めにさばきますよね。
ただ双子座って、太陽星座だとええかっこしいなとこばかり見せるけど、本来はかなりヤバめなサインと思う。
蟹座に入ってやっと「空気読んでみようか」となるけど、それまでの牡羊・牡牛・双子は常識のラインがいまいちわかってないとこもあって、思えばガッキー演じた森山みくりも「いっそ結婚してみては!」という暴走提案を真顔で投げかけたり、なんたって「鎌倉殿」での八重は大泉頼朝への執着と思い込みが激しかった。
これは第3の扉から牡牛月がのぞいてるとも言えそうです。

ガッキーはそもそも恋愛ドラマが少ないほうと思いますが、それでも成就してからの愛情深さには胸を揺さぶられるものがあります。
火星魚だからか、許す・信じる・包み込む。双子群とのスクエアは「ヤバすぎるキュートさ」ってことなのかも。
ライトなガッキーでもなぜ抜群の信頼感が感じられるのか、もちろん星以前の人柄とは思うものの、第3の扉までたどり着いた先の牡牛月が何か究極にありがたいものを見せてくれるからかなと思ったりします(月木星合ー冥王星オポ)

 

信頼感といえば、戸田恵梨香さんはいつからか説得力がぐっと増したように思う。
太陽獅子座女性というのは堂々感がかっこいい人が多く、やはり太陽ってそのサインの良い部分をバシッと見せる力があるみたい。
しかし金星は蟹、火星は牡羊ですよ。
しかしってこともないけどスクエアなんですね。
第1の扉・太陽までは「このあたしがあなたに恋?ハッ!」という凄みがあるけど、第2の恋愛扉が開くと途端に尽くす女性に変わる。どっぷりと。この勢いとまっすぐさが牡羊火星とのスクエアっぽいです。
古くは「野ブタ」でも修二にお弁当を作ってきてたし、「スカーレット」では長年専業主婦として夫を立てていた。
すごーく重くなりそうなのに湿度低めなのは、第3の扉・月が天秤だからかもしれません。
どんな深刻さも乗り越えて、それがまた悲惨すぎずさわやかにバランスを取る。
「知るほどに本当いい女」という華やかさでうっとりさせてくれる戸田さん。
「俺の家の話」でも「ハコヅメ」でも。

 

戸田さんの夫・松坂桃李さんはどんだけ恋愛ドラマに出演されてきたでしょうね。
太陽天秤だけあって、「表面的にめちゃ調子いい役」が多く、本当のイケメン役もあれば感じ悪いイケメンも。
イケメン前提じゃなくても人当たりよさそうな役が多いですよねー。
どれもこれもうさんくさいのは金星乙女だからかも。
「普通じゃねーな」というマニアックさがいつも漂ってて、それは本来の松坂さんがにじんじゃってんだと思う。
火星は牡羊初期度数・逆行。
だからってわけじゃないけど「僕なんも知らないんで」という純粋ぶった苦笑いがよく似合う。
あと「デートするより家でゲームしてたい」というマニアック大学生っぽさをいまだに漂わせてますよね。
第3の扉・月は、射手か山羊。日付変わって45分以内の出生でなければ山羊です。
もし月射手だったらいくらかのパリピっぽさはあると思うんですよ。
そういうの皆無ですね!
ということは月山羊かなと。
チャラついてるんだけど地に足ついてる堅実さはあるんですよね。
松坂さんの場合、月と土星が合なので輪をかけて堅実。堅実というか地味好き。抑制的。
こういうのって本当不思議です。地星座っぽさがにじむ不思議。

いろんな役者を思い浮かべるとキリないですが、本日はこのへんで。

 

 

 

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