会田誠展「GROUND NO PLAN」

先日、青山の会田誠展に行ってきました。

なんでも大林財団助成のイベントということで、入場料無料。
私は前職ゼネコン勤務だったこともあり、建築物も興味持って眺めてみたりする。
しかし、いろんなこと破壊もしていくまちづくり風景。

私は難しいことはわからない。
でも会田さんが何を言っていたかは、わかる。
こういう人を待っていた。おもしろい!という、実は熱さでワクワクしてる。

あれもこれも自分の希求することが表現されてるように感じる展示。
熱く・笑えるほど夢中になってる今が、ここを去ったらあっという間に過去になる一方。
その虚しさを食い止めたくて、写真に撮ったあれこれをシンプルに貼り付けてみます。

入り口でもらった会場案内図に早速ワクワクでした。

そして次入ったフロア入り口。
会田節満載です。

むっちゃ好き!と思って一番忘れられないイラスト↓↓↓

おにぎりのリアルなくずれと、手首のぶりっ子度合いに興奮。
全貌はこちら ↓↓↓

和んだかと思うと、ハードな雰囲気のフロアもある。

文字の芸術と言えます。
どれだけびっしり書かれてても、すべて目を通したくなる。
読むという快感を与えてくれる芸術家!

会田さんはとにかく字がきれいで読みやすいです。文章も楽しい。
どんなにナンセンスなこと連ねたって、知性や真面目さがにじみ出てるのです。

「新しい味の元素の発見プロジェクト」

ベトナムで仲間たちといろんな「味の元素発見」に挑戦された、その活動の写真が数々貼り付けられてました。
その写真に写る若者はどれも「まず〜」っていう苦痛に満ちたもので、吐いてるような若者にレンズが向けられてるものも数枚。。

そしてこのビデオです。

誰かに似てる。滑舌の悪さまで似てました(笑)
しかし、こちらの首相は大変胸打つこと演説してます。そして謝ってる。

スピーチの原稿。

そして鎖国宣言。その一節。

「チョコレートの存在は忘れることにします。我慢します。
これからは小豆を甘く煮たーーアンコを食べてゆくことにします。」

建築、都市計画を考えるとは何か。
資本主義を憂うなら、退行覚悟でいくならば、いっそのこと鎖国をして輸入を止め、どこの国からも支配されず・染まらず、の道をたどるしかないのかもしれない。
そうすると自然と食べ物のこと、住居の見直しまで一気に迫られてくる。

退行してでも取り戻しましょうよ!って、そこへの道のりはどれも極論に思えるけど、「どだい無理」って、笑いながら即答したあとにこみ上げる何かとまじめに向き合うことを思ったら、酒でも飲まなきゃやってらんないかもしれない。

どのおうちにも、親戚にこういうおじさんが1人いたらいいなと思った。
寅さんみたいな…と思ったら、ご子息は「寅次郎」というお名前だそうで。

↑↑息子さんの展示もありました。
とにかく会田誠さん、原始的な汚さとか・人間の臭さ・醜さまで隠さず、むしろ誇張気味にそういうとこ「見せよう」とするところを、どうも信用したくなるのであります。

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