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心の声と月

複数人での会合がすっかり苦手になりましたが、最近、1対1の友人との会合後にもひどく疲れるようになった。

その日の夜に肉体的な疲労が押し寄せ、翌日に精神的な疲労がどっとくる。
懸念していた女性先輩との会合は、都合で延期になり正直ホッとした。

星を見てみたら、T冥王星と私の獅子月がオポジションになっていて、しかもT太陽とでTスクエアの日でした。
このT太陽はN火星と合でもあったので、こりゃメンタルもささくれ立つでしょう。

実は1対1の会合疲労は前から自覚しつつあったので、早く解散しようと携帯メモに残しておくほどだった。
なのに想定の2時間オーバー。
いつも「つい喋り過ぎちゃったね」となるんだけど、少し前まではそれも楽しい疲労。
今はガチの疲労、翌日にも響く。
メンタルにも及ぶというのはよろしくない。
T冥王星ーN月オポの今、自分の内部が変わりつつあり、今まで共感し合えた自分達の「普通」に違和感を感じ、それを封じ込めるストレスで疲れるのかもしれない。

T冥王星が自分のN太陽とオポジションだった2013〜2015年ごろ、正社員から非正規へと変わった時期でした。
「正社員のままだと死ぬ」というくらいの切迫感は今でも思い出せる。
何がつらかったかって、「正社員をやめたい」と気づいたとき。
自分は間違ってるんじゃないか?と思うし、人に相談すると自分の気持ちが非現実的に思えるし、「やっぱり気持ちが弱ってるからこんな思考になるんだよね…」と、自分の心の声を封じ続けた。
その封じ込めがつらかったですね。

「でもやっぱやめたいんです!」という決心を直属上司に告げたときの、上司の冷たい目。
これを何より恐れていたけど「そうなんだね」と優しく言ってくれて、心に加速がついた。
そこからは迷いなく突っ走るのみ。
「こんなことを思う自分が間違ってるのかもしれない」
いや、それは間違いじゃないんだということを冥王星はオポビームで知らせてくれてたんじゃないか。

T土星の動きというのは、T冥王星の前哨戦っぽかったりします。
といってもそれは2020年以降に私が勝手に感じていること。
2020年の土星ー冥王星コンジャンクションのあたりから、土星はなんらかの命を受けたんじゃないか。
冥王星のために下見や問題洗い出しをしてこいと。

私のN月にT土星がオポジションだったのは、もう1つの仕事を増やそうとしてたころ。
あのころも現在の職場に絶望して、転職くらいの勢いで仕事を探した。
すぐ採用につながったけど、「転職してもらうほど仕事量がない」とのことで、月数回のバイト勤務。
2つ掛け持ちすることによって心の負荷が軽くなり、「仕事をやめたい」という気持ちが薄らいだのは結果的に良いことと思って数年きたけれど、またこういうタイミングで「このままじゃいけないのでは」という気持ちが湧き上がってくるもんです。
ただ、外惑星のファーストアクションでいきなり行動に移せるって、あまりないかもしれませんね。
しかも5月からT冥王星は逆行開始ということで、今の焦りみたいな気持ちもいったん薄らぎそう。

仲の良い友達との会合でメンタルがどっと疲れるようになったのは、自分の心の声への反応に敏感になったからとも言えそう。
自分の焦りやネガティブさを「思い込みすぎ」と言われたら。
「もうこんな年齢だよ?」という話になったら。
心の声を隠した罪悪感と、打ち明け過ぎたことへの後悔と、どっちで自分は悩むだろうと揺れる。
友達が全肯定で受け入れてくれたとしても、「本心では見下してるんじゃないか…」と思ってしまいそうなこと。
人の目や環境に自分のブレーキのゆえんを必死で探すけど、誰よりも強く自分がブレーキを踏んでいる。
といって、心の声を封じ続けたくない。

ちなみにN月とT天王星や海王星がオポジションだったころを振り返ると、それは新入社員時代。
確かに海王星っぽく「滅私」で働かないと通用しない苦悩はあったけど、ちょっとしたブレーク期だった気もします。
いろんな世代と関わって、それなりに刺激を受けて新しい価値観を受け取りまくった日々は楽しかった。
T天王星海王星ーN太陽オポのときは高校時代で、あのころもブレーク期だった。
校則に縛られた中学から、校則なしの高校への転換は「楽しい」しかなかった。
恋愛や友達関係で傷つくこともあったけど、世界が広がる感じはありましたよね。
天王星海王星って、1985〜2000年頃まではわりと歩みが近かったのですが、2000年から距離を離します。
「ヒューヒュー!」というバブルあおりコンビの解散のように。
バラけるとそんなバブルでもない。粛々と変化が促される。
冥王星も「新しさ」をもたらしてきますが、その威力は「とことん!」という感じ。

外惑星は「怖い」と思われがちですが、変化を恐れる気持ちが星に投影されてるってことじゃないでしょうか。
「変化」と聞いてワクワクする人もいれば、心当たりに観念する人もいる。
絶対変化したくない人にとって変化の予兆はそりゃ怖いと思うけど、変化したくない人っているのかな。
「このままじゃいけないとわかってる」という後ろめたさのような心理・現実が外惑星にひっくり返されそうで怖い、ということかもしれないですね。







shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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