カーネーションのこのシーン

お相撲が終わって再び「カーネーション」の再放送。
これを待ち望んでいました。
そしていよいよ・やっと、
綾野剛演じる「周防さん」の登場・糸子との恋。

やっぱりこのころの綾野剛さんにはうっとりさせられる。

 

今とそんなに違うかな。

これはまぁ・・役柄が違いすぎるとしても。(ハゲタカより)

うーん。やっぱり何かが違う。たくましくなられた?
「あの頃がよかった・・」なんて言っちゃうのは役者相手にも失礼かな、と思っちゃうけど、周防さん役綾野さんは、もう別格なのです。

 

周防さんに告白した糸子。
「じゃ…」って立ち去ろうとした糸子を引き止めるシーン。
あのシーズンのドラマ最高シーンだった。
2011年放送のこのころは、まだブログもちゃんと始めてなかったし、働き方も今と違う。
誰かは忘れたけど誰かのことは好きだった時期。好きな人がいない、なんて日常が考えられなかった。
そのころと感受性がずいぶん違っちゃったかなと思いきや。

今でもぐっ…ときた。それが嬉しかったです。

「うちが好きって言った人に、うちも好いとうって。これでええんやろか」

見ててドキドキした。

あー見てる!北村よ!!(ほっしゃん。)
北村も糸子のこと好きだったんだねぇぇ。。

糸子と周防さんの「道ならぬ恋」を、結果的に後押しした近藤正臣さんとのコントも、今見ても最高です。

外しても 踏みとどまっても 人の道

近藤正臣さん演じる組合長から適当に生まれた、運命の五・七・五。
糸子は今や未亡人だけど、周防さんには妻がいます。
NHK朝ドラは結構、人の道外しがちストーリーは珍しくないんですよね。
「純情きらり」では、宮崎あおいさんと、姉の夫・西島秀俊さんが抱き合ったりもしたし。
さかのぼれば「ふたりっ子」では、お父ちゃん段田安則さんが、オーロラ輝子のもとへ逃げたり。
「花子とアン」も、吉高由里子さんと鈴木亮平さんの道ならぬ恋は、美しく描かれてたんだよなぁ。

なんて朝ドラ回顧すると「半分、青い。」へのもやもやが同時に渦巻いてきそう。
「死んでくれ」はすごかったな。。
でも、小さい子を置いて夢を追いかけ、出ていく夫というのはきっと世の中にそれなりにいて、妻の立場としてはあれがリアルな怒りなのだろうけど。
漫画家を目指すほど感受性が豊かな鈴愛なら、「私だって諦めたんだから」を夫に押し付けてほしくなかった。

「いつまで夢見てる?私たちはもう若くはないんだよ!」
ってセリフは刺さった。
北川悦吏子さんのドラマでいつからか、「私こんなおばさんだし」とか、「この年齢でこんな現状」というセリフが障るようになった。
それが世間の本音であることはわかるけど、北川さんがどういう心持ちでこのセリフを主人公に言わせてるかがわからない。
逆説的なドラマチックさをのちに拝めるのか(原田知世ちゃんは斎藤工と想い合えたけど)、涼ちゃんも鈴愛も、妥当なところで夢が叶うのか。妥当どころか大きな実現なのかはわからない。
でも結構、傷つくセリフ多いんだよなあ。

って、「カーネーション」からそれちゃった。

「カーネーション」は、流行りも歳も気にしなくていい温かさがそこかしこにある。
「生きている」「人の道を外したとしても、元気で生を謳歌している」
それがとにかく救いです。

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