久々に岡村ちゃん

エルメスラジオというインターネットラジオで、安藤桃子さんと岡村靖幸さんの対談やっと聴けました。

桃子さん、今髪が長いんですね。ずっとベリーショートのイメージでした。
岡村ちゃんはなんだか大御所ディレクター感。

世界観がすごくフィットしそうな2人〜と思いながら2時間聴いて。
いや、2人は全然違う世界の人かも…と思ったりしました。

 

世の中に宮藤官九郎さんタイプと宮本亜門さんタイプがいるとして。
岡村ちゃんはクドカンタイプ、桃子さんは亜門さんタイプと思った。
例えがおかしいけど。

なんというか、こんな私でも「自分と地続き」と思える人がクドカンタイプ。
私からしたら芸能人ほとんど亜門さんタイプなんですけどね。
そりゃ芸能人なんだから自分と生活レベルや思考は違うだろうと思うものの、「なんでそんな違うことがあろうか」と。
亜門さんタイプにも好意は持てるし共感も抱けるけど、「本当にそういう生活の中で生きてるのかな?」と、想像してもしきれない世界の住人に思える。
私とその人の間にはどこまでも平行線のガラスが横たわってて、あ、そっち行けないのねと感じるというか。

岡村ちゃんや宮藤さんだって平行線ガラスどころじゃない存在だろうけど、不思議と身近な心の支えになる。
圧倒的なわかりやすさ。発想の範囲が同じくらい(と思える)親しみやすさ。
こんなクリエイティブな人だけど、「わかる」といつも思える人。
それは大体作品から感じられることで、ラジオや雑誌の対談に触れると「やっぱりそうだった」と確信するのです。

芸能人じゃなくても生き方すべてファッショナブルな人いま増殖中ですかね。
それはフェス、それはパンまつり、ひっそりとしたトークショー、郊外のナチュラルイベントに行くたびに感じる、「リアル」「生活感」のわからなさに卒倒しそうなあの磁場…。
ラジオで桃子さんは「色気まったく考えず生きてきた」ともおっしゃってた。
そういうの聞くとすぐほっとしちゃいます。
とにかく今回もまた岡村ちゃんに「地続き」というところの安心感を与えてもらった気がしました。

 

アルバム「家庭教師」はよくエキセントリックとか言われるけど、一見倒錯的なあの世界に「わかる!」がいっぱい詰まってる。
特に「家庭教師」の、エロ講師・靖幸が「手相見てあげようか」を口実に女子に触れたがり、でも女子がためらうので「ちょっとねっ、触ってみたかったんだけどっ」って言っちゃうとことか、中高生のあるあるじゃないか!と。
そしてラジオでも思ったけど、たぶん岡村ちゃんはちょっとせっかち。
その「家庭教師」でも女子がこわごわ片手を差し出した(であろう)ときに、「アハッ、違う違う、両方、りょーほ!」、早く触らせろとせっかちさをごまかすあの半笑い。
あの優しげせっかちさがいつでもちょろっと溢れてる気がするんですよねぇ。

桃子さんはご自身の生活的BPM(テンポ)が、「にーしーろーやー……」くらいと言う。
「でも1、2、3、4っ!…みたいな人とに分かれると思うんですよ。岡村さんどっちですか?」と聞かれた岡村ちゃんは、「どうでしょうね」で終わり。
「考えたこともない」って、そりゃそうなのです。そういうとこ。
せっかちというか、考えてもしょうがないというか、あ、そのムードにつきあわないのね、と思った不思議な嬉しさ。
ほっとくとスケールがどんどん広がりそうな桃子さんの方向性をピッと戻すというか、せっかちさで切るというか、その転換は鮮やかでした(笑)

そうそう、桃子さんはやっぱりBPMにーしーろーやーの方ですね。
私が感じた差異は、スケールの大きさということかもしれないです。
私が岡村ちゃんを好きなのは、そんなにスケールが大きくないところというか、あえて広げないのかどうかわからないけど(クドカンもそう)、手近な言葉でフィーリングを庶民的に表してくれるところ。
手近なワードだって膨大に埋もれてて、その中から珠玉のピースを選び出す天才とは思うのです。
この間のラジオ「カモンエブリバディ」では、宇多丸さんをラップの講師に迎え、「鱗粉」というワードをrhymeにチョイスしてました。
天使のりんぷん。天使って蝶かよ…。
終始厳しかった講師・宇多丸さんもここでは興奮気味に笑ってましたよ…。

桃子さんは太陽魚座だけあって、「将来」や「子ども」を語るときにあふれる愛のスケールは地球・宇宙規模にも感じたりした。
岡村ちゃんは壮大なお題が出ても「駅前」という世界のことを語ったりする。
駅前の高齢者。24時間のスポーツジム。高齢化社会。

 

城島リーダー結婚の報道を聞いた時に、岡村ちゃんのことを脳裏にかすめた人は少なくないと思う。
24歳下だったらどうしよう…でもパパになるなら祝福するよ…なるかしら…どんな人かしら…。
「カモンエブリバディ」のrhymeに真っ先に「告白したい」を入れた岡村ちゃんを宇多丸さんは「今更!」と笑った。
そのワードチョイスは岡村ちゃんなりのサービス精神と思ったのだけど、宇多丸さんはどうして笑ったのだろう。
「今更」ってことは、「もうあんたステディいるでしょ」ってことが周知の事実だったりして…なんて妄想した人もどんだけいるかな。
それとも「54歳でアンタ!」ということだろうか。

桃子さんとのラジオでは何度も「エンタメの世界にいる僕ら」ということを言っていた。
岡村ちゃんは「エンタメ界の自分」を語るときいつもすごく大人で、熱いけど感情的な人ではないといつも感じる。
魚座月なのにライトな冷静さをまとう岡村ちゃんは、いま双子座木星期だからかな。
月合の土星が「普通まとも軸」にアジャストするみたいな瞬間をいつもお見事!と思う。
広がりっぱなしにならないんですよ。「目の前の仕事やっつけちゃいましょう」みたいな。
火星が天秤だから「膨大な人の求めること」にスマートに添えるのだろうとも思う。
金星天王星冥王星乙女だからかワーカホリック。
「告白の一つもできやしない俺」を、ずーっと前から半分本当・半分エンタメとして見せてくれたんですよねぇ。

しかし岡村ちゃんはクリエイター界隈の人からすごい人気があるのだろうな。
だからそっちの人っぽい活動が多い。
そっちとか・どっちとか、岡村ちゃんは分けたりもしてないだろうけど。
でもいつもザワザワする。
人のわかりやすい着地点が結婚だとして。
そう思うと結婚しない人のような気もするな、岡村ちゃん。
希望的観測込みです。

 

岡村ちゃん、ローリーズファームに曲提供もしちゃう。

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