相性鑑定ご感想

先日、相性鑑定のご依頼をいただきました。
8年交際中の彼氏がいらっしゃる女性。
職場の先輩とも想いが通じ合ってしまい、プロポーズも受けられたと。
二股交際に限界を感じ、「どちらを選ぶべきか?」というところで悩まれている。
「どちら」を私が決めることはできないとお断りした上で、タロットとホロスコープでひとまず相性を見てみました。

このたび、鑑定ご依頼を下さった女性・HRさんから鑑定公開の快諾をいただき、一部やりとりも掲載させていただきます。

まずご紹介するのはタロットです。
「どちらか一本に絞った場合どうなるか?の二択」

鑑定ではマルセイユタロットを使用していますが、著作権の問題で浮世絵タロットをアップします。

現状:ソード2
→まずここに驚きました。
「2」のカードは「選べない・選ばない」という意味があります。
ソードなので、「どっちを切る?」という緊張感が感じられます。

彼氏一本:ソード騎士
→仕切る力の強いカードです。
ソードは「分離・別離」という意味があるので、彼と決めたら「彼一本」というところに文字通り邁進するHRさんかもしれません。

先輩一本:ソード6逆位置
→「6」には「調和」という意味がありますが逆位置でソードなので、矛盾の意味が強まります。お互いをフィットさせて安定的な交際関係とするには、時間と工夫がもう少し必要かもしれません。

彼氏に絞った場合のアドバイス:ソード8
→「8」は「拘束」を意味します。
正位置なので否定的な意味はありませんが、「彼一人と向き合う」ということがかなり強く求められると思うので、それに前向きに応えていくことが大事なようです。

先輩に絞った場合のアドバイス:カップ4
→このカードは「疲れ」「チャージ」を表します。
「安心感」とも読めますが、彼一人に絞ったら、これまでの緊張感から逃れられそうに思います。
ドキドキ感というよりも、家族のような安心感を肯定的に受け入れるとよさそうです。

上記が鑑定でやりとりした内容です。
このあとに総合的な見立てを述べていますが省略します。

私が気になったのは「彼氏」のところの「ソード騎士」と「ソード8」
「ソード8」は「拘束」を表したりします。「8」が「所属」とか集中力。
現在、HRさんは仕事の都合で彼氏と少し遠距離恋愛。
職場の先輩と物理的に距離が近いという状況ですが、彼氏に決めたら何もかも削ぎ落として(いずれ仕事も)、彼1人に所属するという。
それは当たり前っちゃ当たり前かもしれませんが、「ソード」を思うと「心」が置いてきぼりになるような選択にならないだろうか?ということが気になったんですよね。

「方向性スプレッド」も展開してみました。
「彼も先輩もどちらも好きなHRさんの(半年以内の)方向性」

1:主体(HRさん)・カップ騎士
→情が深く、新しい恋愛を引き寄せやすいです。

2:援助者(理想とするもの)・ソード2逆位置
→なんと!!
ソード2がこちらでも出ましたね。しかも「選ばない」カード。
「今の関係性が一番かも…」と綴ってくれたHRさんの現状ずばりという感じでしょうか。

3:敵対者(援助者に敵対するもの)・カップ4
→今の関係性を理想に思うHRさんだとしても、「安定(結婚)」を望む以上は現状のままというわけにはいかない。
HRさんもそこはよくわかっているところなのでしょうね。

4:送り手(そもそも)・ソード3
→そもそもHRさんが今こんなに悩んでいるのは、「どっちかを選べ」と彼から究極の選択を突きつけられてるから。それがずばり表れてますかね。
「3」は生産性とか発展性を表します。
ソードなので、「どれかを捨てて前に進む」という意味のカードです。

・・・・
このあとは省略します。

何においても「決められない」とのご依頼には「2」のカードが本当によく出てきます。
迷ってるカードです。

以下は鑑定やりとり抜粋です。

>男性たちから見えるHRさんは、「自分の決めたことについてきてくれそうな女性」なのかなと思いました。

「騎士」は行動力はあるのですが、大決断は「王」とか「王妃」に委ねてその指示通りに動くカード。
「あなたに従いますよ」というHRさんの懐の深さがきっと魅力的に映るんじゃないかなと、このカードから感じました。
それで「カップ」なので、ソードの意味する「分離・選択」がとても苦手です。
カップは「結合」を強く望むのですが、その気持ちを優先させてしまうとソードだらけのカードみたいな状況が生み出されちゃうのでしょうね。
結局いつかどれかを選ばなきゃならないという。
その状況は本当に苦痛だと思います。
それでもソードAのように、選ばないことには発展していかないのですね。
結婚を望まないのであれば現状通りでよいかもしれませんが、結婚という社会性に足を踏み入れるならば、至極当然のルールに沿わないとならないでしょうね。

 

HRさんは「好き」と思う気持ちにとても正直な方でした。
そして他の方からの交際申し込みも多かったと。いわばモテ期とも言える。
でも気持ちを受け入れていくと、やがて「絞る」という現実が立ちはだかる。
でもHRさんはその「絞る」ということがとにかく苦手なんだとやりとりしていて感じられました。
HRさんもとても率直にお話しくださいました。

また抜粋です。

>そこで方向性を見ると「ペンタクルス6」と。
「どっちが好きか?」という情がからまない「環境重視」のカードというのがおもしろいですね。
「どっち?」となるとHRさんにとっては苦しいでしょうから、「私」重視というかですね。
「今の私・これからしばらくの私はこういう状況なのでよろしく」という自分軸を内外に打ち立てることで、おのずと「どっちの男性と歩んでいくか?」が浮き彫りになってくるのかなと思いましたよ。

 

HRさんからのお話で私がもう一つ気になったのは、「すぐ決めてくれ」と彼氏さんに迫られていることなのですが、なんでHRさんに決めさせるのだろう?ということ。
「だったら俺が離れていく」でいいんじゃないかなと思ったのですが、まぁ離れていきたくない・自分を選んでほしい・幸せにできると彼氏さんも感じられているのだろうと思うものの、ホロスコープを見ると、なんとHRさんは「2つのものを常に比較検討」という意味を示す惑星度数を3つも持っていてそれらでヨッドまで作ってたんですよ。
これは選べない方だろうなと・・・
ましてやプログレスで特別タイトなアスペクトもないのです。

ネイタルとトランジットではタイトなオポジションがありました。
こういう方は確かに状況変化の決断が迫られやすいのですが、プログレスにもなんらかのタイトさがないと、変化の波にただ揺られる…ということもあるのですね。

人の気持ちのことなので、選べないじゃ済まないのかもしれません。
でもそういう方はいる。
というわけでご提案した方向性としては、「こんな私から離れるんであれば、やむをえません」というスタンスでいること。(本当に選べないのであれば)
「決められない私なんです」ということをとことん見せるしかないんじゃないかなと。
それが受け入れられないならしょうがないですと。

あと男性が自分主体で決めていく流れがこの場合、いいのかなとも思いました。
男性に敗北を突きつけないというか。
男性は潜在的に勝利を望むはずで。
本当は「勝ち取る」べきなんでしょうけどね、勝利できなさそうなら「退く」という猶予。
それを回避とするか敗北とするかは、去る側が決めればいいのだし。
でもHRさんの彼氏さんはきっと敗北したとしても潔く受け入れる覚悟がおありだから決断を迫られた方。勇ましい男性です!

もちろん女性が主体的に決めるということだって大事です。
誰しも、「自分として譲れないもの」「自分の世界」は一つ二つ必要なんじゃないかと思ったりします。
恋愛に限らず介護や家事のさなかにいたとしても。
そうでないと、「こうすべき」という社会性に簡単にからめ取られてしまう気がするのです。「普通じゃない」「それでもやる」と思えるくらい没頭する世界があればこそバランスが取れるように思えるのですね。
「こうすべき」にぐるり浸かってしまうと、ジャッジもワイドショーの域を出なくなる。
人の目を気にしすぎてしまう。
「こうすべき」と「こうしてみたい」の間にいつも乖離がある感覚で生きるとか、「こうしてみたい」がそもそもわからない。
そのまま歳をとると「自分がこうできるわけがない」と万年諦めモードに…。
定年退職するまでに、振り切れるほど何かに没頭・邁進の経験をしてみるのはいかがでしょうね。
今日は阪神・淡路大震災の日で、防災教育として「自分の命は自分で守る」ということが、東日本大震災以降、特に強く言われるようになりました。
それは全てに通じるように思ったのです。

HRさんの鑑定の話からそれましたが、物理的・精神的な自立は誰にとっても大切なはずで、例えば何を選択するにしてもご家族の遠隔からのジャッジに苦しんでる方もいます。
なぜ自分の世界を持てないのかな?という方からのご相談も、よろしければ承ります。

長くなりましたが、こんな感じで鑑定をしています。
ちょっとしたご相談などは料金お安くするかもしれないので、迷われてる方はメール頂ければと思います。

HRさん、このたびは本当にありがとうございました!

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