冥王星乙女・天秤・それから

世代別のとこほんの少しだけ加筆しました。

 

まついなつきさんの本をよんでいて思ったのは、「やっぱりまついさんは冥王星乙女世代の方だ!」ということでした。

冥王星乙女世代の方からはとても多くの影響を受けてきました。
私は天秤世代。
私の上2人のきょうだいは乙女世代。

乙女世代の特徴として浮かび上がるのは、「猛烈に仕事をする・してきた世代」ということ。
今読んでいるまついさんの本「どうすればほめてもらえるの?」では、労働・仕事・自己実現・自立の4つ全部満たそうとして苦しくなるのは、これらをごっちゃにしてるからだと分析されていて、「こんなに真面目に働いて生きているのに…」という悩みに寄り添いつつ、「自立・自己実現」のハードルも「下げちゃいなよ!(下げちゃえるよ)」と言ってくれているような本。

乙女世代は、「とにかく働いてる!」というそれこそを誇りに思える世代と思ったのです。
きっとまついさんからは下の世代の子たちが、「仕事も住むところもあって何をそんなに悩んじゃう?」と映るのだと思う。
それは「自己実現」という実態のないような言葉がのしかかるから。

その「自己実現」をまともに背負っちゃうのが冥王星天秤世代なんでしょうね。
とにかくスタイリッシュに生きたい。
人からどう見えるかが大事というこの世代。
センスを肯定できなければ・誰かに評価されなければ、自己実現も遠く思えて苦しくなりがちで…。

 

例えば職場なんかでこの冥王星的世代ギャップが浮き彫りになったりします。

乙女座世代(1957年〜1971年生)
・・・納得いかない方針は、たとえずっと上からの指示としても「納得いきません!」ということを伝えに行く。
伝えに行けないタイプでも、「おかしいよねぇ」ということには敏感で、つまりは「労働者としてのまっとうな権利」にすごく敏感なのだと思うのです。
そのあたりのアンテナがとても発達してる。
「いや、おかしいよ!」とかすぐジャッジできる人たちというか。
でもやはり乙女座。なんだかんだ「沿う」柔軟性はあるのです。
訳わからない要請にも「…やってみます」といったん引き受けたことで面白おかしい経験をたくさん積んできた世代に映ります。

天秤座世代(1971〜1984年生)
・・・納得いかない方針が示されたとして、誰しもざわざわっとするのだけど「みんなはどうするか?」というところをまず気にする。
「嫌だけど…こんなもんでしょ」と方針を受け入れるのが影響力高い人だったらば、自分の不満は押し込めるし、それでも不満を漏らす人がぽつぽついると、「嫌だよねぇ。頑張るしかないね!」と共感からの爽やかな後押し。
つまりは「波風立てない」「停滞させない」ということがポリシーみたいな世代です。
ジャッジの判断基準が自分の内部より他人・その他大勢にあるように思う。
大勢に従わないにしても、「誰か」を常に意識するのです。

ちなみに電車内で複数人のために「詰める」行為、あれは天秤世代っぽいと思うのです。
かつては好意や配慮からだったのに、今では詰めない方が人としてどうかしてると「思われるんじゃないか」という窮屈さ。
善意のエスカレート・加減のわからなさ。
詰めるなんて大したことないのにね、一体何人のために詰めればいいんだと気が気じゃない思いをしょっちゅうしてるのですが、確実に人の目を気にしてるからなのです。

蠍座世代(1984〜1995年生)
・・・納得いかない方針が示されたとして、それについてどう思っているかは明かしたがらないかもしれません。
一見文句も言わず黙々と従ってるようにも見えます。
本音のところを探っても「え、何か?」とそれでも明かさないタイプもいれば、「うーん、でもしょうがないですよね」と、そもそも上と闘うという選択肢がなさそう。
でも心に無理を強いた分のストレスが体に出る・参ってしまう人が多い印象です。
もちろんこの世代でも率直に「おかしくないですか?」と周りに吐露する人もいる。
そういう人は比較的タフな気がします。
仲間がいると強くなれる人たちかもしれません。

射手座世代(1995〜2008年生)
・・・25歳以下の人と働いたことがほぼないのでよくわかりませんが、四千頭身とか見てると「こういうことなのかな?」と感じることもあるような(3人とも1997年生)。
やっぱ強気なんじゃないでしょうかね。
その強気さにどうしても乙女世代や天秤世代は「根拠」を見出したくなりますが、「さては根拠…ないのでは?」と見えちゃうから、年上世代をイラつかせるという(笑)
納得いかない方針なんか、はなから守る気もなかったり?
「お前、なんで従わないんだ!」と怒られたとしても「お前?」とそこに噛み付く。
どうも四千頭身のムードに引っ張られてるけど。
だからどうしてもゆるそうに・気楽そうに見えちゃうかもしれませんが、「おかしくねぇか?」のあたりの問題意識は実はまっとうなはずで、今現在まだ若いということもありますが、この世代だって抱えてるはずの深刻さは周りにどうやって理解されていくのだろうかとすごく気になっています。
ちなみに霜降り明星も宮下草薙もEXITも、お笑い第7世代は大体蠍座世代でした。

 

射手座世代の親が乙女座世代ってことが多いんでしょうかね。
乙女世代の親は「ちゃんと敷いてあげる」というイメージです。
いろんな手段を知っているし、やっぱり進学や仕事へのルートも痛い目にたくさんあってきてるので、「こうしたほうがいい」を強く打ち出す。
「これやっとくと社会に出てから強みなんだよ」ということを託す。
うちの姪甥とその母(姉)がそうなのですがね。
荷物や必需品がたくさん詰まったリュックを持たされて、「あの線路をまっすぐ進めばいいから!」と送り出されて旅立つ。
だから生まれながらにしてすでに心強さが備わってるというか、それが楽観性の根拠なんじゃないかと思ったりします。
スマホ見ればなんとかなるのだし。
でも「きっちり託されること」そのものに心の負担を感じる子もいるのかもしれません。

ちなみにお子さん8人の母である美奈子さんは1983年生まれの天秤世代ですが、ご長男が21歳・射手座世代。
ノンフィクションとかで家族風景を見たりすると、ご長男とは「働け働け」ってことで深刻なトラブルになったりしてますが、美奈子さんは労働そのものより、「あんたそんなんでいいの?」という生き方のあたりを重視してるように見えるんですよね。
妊娠を公表された長女・のえるさんとは良好な関係に見える。
実際はわかりませんけど。
のえるさんにとっては美奈子さんの生き方がモデルコースに映ったのでしょうか。
美奈子さんにとっても「自分の生き方、いいよね♪」って肯定されるように思うだろうし。
でもご長男は何をモデルにしたらいいんでしょうね。
「今度からお父さん・お父さんになるかも」という男性たちとの出会いに揺さぶられてきたようなドキュメントのその後が、今でも気にかかります。

射手座世代が生み出すものはなんとなく、ボーダーラインを良い意味でぼやかすムードなのかなと思ったりもします。
蠍座世代までが「ちゃんとする」というところに忠実だったとしても、射手座世代にとっては昔のちゃんとがまだ有効かわからない。有効じゃない気もしてる。

天秤世代のいいところとしては、乙女世代の労働讃歌に加えて「人権の尊重」「誰しも平等」「偏見の打破」のムードを広めたとこかなとは思うんですけどね。
天秤座の「人の目を気にする」というところが、時代性に添える優しさにつながるんじゃないかなって。
もちろんこの世代だけのことじゃなく、この世代が大きく関わってるのかなと。
でも自虐的に言うならば「雰囲気重視」なとこもある気がする。
「かっこよく素敵に自己実現」
これを自己啓発ビジネスとしている大半が乙女世代として、その理想を実現しようと今もがく大半が天秤世代として。
「見た目」が良ければ説得力醸し出せるその外見磨きに必死になるものの、「中身の確かさ」が詰まったものを果たして発信できているのかな、と気にかかることは多い。
乙女世代に厳しくしごかれたことを「トラウマ」みたいにうっちゃって、「みんな楽しく笑顔で仲良くやりましょう」なんて理想掲げ方のセンスに優れているんだとしても。
「いつも明るく・許していく・スマートに」ってわけにいかないじゃんって誰かの声には都合よく背を向けてきたんじゃないだろかとか。
そのくせ「醜い」と自分の価値観で感じたことを「ないものとして」静かに排除するようなやり方は本当に無自覚なのかなとかとか…。
自分にも自覚あることだし、しみついている生き方。
どうしようもないことですけどね。

 

私の親は冥王星蟹世代(1914〜1939年生)
「お隣さん」とか「家族」のつながりの重視。
そして戦争という出来事と切り離せない世代です。
「一体になる」ということがどうしても求められたのだろうし、「家族をこれ以上失わないために」ということを最後の1人になっても訴えていく世代でもあるのでしょうね。

冥王星獅子世代(1939〜1957年生)は、「生きていることの謳歌」の世代でしょうか。
「一体」というとこから飛び出して、「個性個性!」ということを楽しむというか。
旅行とか娯楽とか余暇を真剣に楽しんだでしょうね。
みのもんたさんを見るといつも「冥王獅子っぽいなぁ」と思います。
ま、みのさんは太陽も獅子なのですが。

自分より若い人との縁がどんどん薄くなっていきます。
若い人と自分たちとどっちがナイーブなんだろう。
そりゃやっぱり若い人たちかな。
あれこれ気にしすぎて、ごはん食べに行こう!とかなかなか誘えません。
昔はよく自分から先輩に「おうち遊びに行かせてくださいよ〜」とか言ったものですが…と、時代の話を始めると説教くさくなるのでこのへんで。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。