恋敵記憶並列

「あいつ許せねぇ」と何年も思ってた恋敵のことを、すっかり・まったく考えなくなってから10年ぐらい経ちます。

10年くらい前まではなんかこだわってた。
しかも30代までしょっちゅう高校の恋敵を思い返してた。
それは、自分と会ってない間に育んでいたであろう彼と彼女のストーリーのひたすら妄想。

恋敵はそんなにいるわけじゃありません。
でも思い出されたライバルのことを適当に並列してみます。

 

乙女座のエンちゃん

今でこそ思い出すことがなくなった高校時代の恋敵ですが、人生において最も強烈なライバルと言えます。
太陽乙女座ということしか知らない。
そう、乙女座。
今、乙女座の清楚系が世の中を賑わせてますが、乙女座をライバルにしたら恐ろしいってのは本当と思いますよ…。
そのやり口。そのおとなしさ。バッシングにも耐えてる感。
だからこそ守られる華奢さ。きーーっ!!

エンちゃんはテニス部の1コ後輩。
私の彼氏を「かっこいい!」とか言うその目はどうかしてんなと思ってた。
彼は体育祭委員長だったものの、どっからどう見ても三枚目。
ある日、彼が見慣れないGショックをつけていた。
「買ったの?」「まぁね」
その時計がなんとエンちゃんの時計。
秘密めいた交換だったわけで、「あのときから!!」とのちに記憶を遡ったときの衝撃といったらもう…。
家庭科の教室の机には、エンちゃんと彼との相合い傘落書きがあって、その横に「おめでとう!」の書き込み。
におわせが時代がかってますが、とにかく彼を問い詰めたら「もうふらつきません。すみません。」ということで、ここからまた二人再スタート!
と、安堵して帰ってきてすぐ彼から電話。
何度か書いたことありますが、エンちゃんはずっと彼の駅で寒い中待っていて、駅の改札出てエンちゃんを見つけた彼は、エンちゃんとのスタートをあっさり始めてしまった…「だからごめん」ということで、頭に隕石が落ちてきたようなあの日のショックのことはなかなか忘れられないもんですね…。

私の強みといえば、いわば彼との交際はオープンだったわけで、「エンちゃんにとられた!」という周りへのアピール。
バッシングは当然エンちゃんに行くわけで、同じ部活なのだし、後輩たちも表面上は私を立ててくれてた。
だけどこういうとき、攻撃側に立つ=敗者も同然なのですね。
「あの子サァ…」という攻撃性を私が見せるほどに、エンちゃんはじっと耐える女になり、彼からしても「どうした?」と聞いて、「ううん(なんでもない…)」と無言で首を振るだけのエンちゃんはたまらなく愛おしい。
部活も来なくなってしまった。
乙女座はこういうときに最大の美しさを放ちます。
それが本当のいじましさかあざとさかは、本人にしかわからないでしょうね。
彼の太陽は天秤だけど、金星は乙女。
私とはそこで仲良くなったとも言えるけど、太陽乙女の子がドンピシャ!ってことでもあるのかなぁ。

 

牡羊座ハマダ

ハマダは同じテニス部の部長。
髪はショートで運動神経抜群。
牡羊座っぽく明るくボーイッシュなので、「〜ちゃん」という感じでもなく、みんな苗字で読んでました。
私の親友でもあったハマダは、結局高校3年ずっと同じ人を想うのですが、その合間に告白をしてきた男1人と付き合う。
それが、私が1週間でフラれた蠍ダイチ。

なぜ次のターゲットが私の親友なのか。
責めるべきは蠍ダイチのはずなのに、私は親友に「告白を受け入れないで!」という感じのことを一度お願いした。
でも「関係ないね」ってのが牡羊座なのでしょうか。
燃え上がっちゃったものは止められません。
いや、ハマダは一度は蠍ダイチをフっている。
私のことでかはわからないけど、やっぱり好きな人がいるのだし。
でも蠍座もまた執念深さ第1位。諦めない。
結局交際。支配星火星という共通点で燃え上がるんでしょうか…。
1週間で別れろ!いや、私よりも最短記録の5日だ!と念じてたのに、3ヶ月くらいもった記憶。
ファーストキスの報告までしてくるほどハマダは浮かれたときもあったな。

大学生になってからのハマダは、体育会系のテニス部で活躍してたようだったけど、「今8人から同時に告白されている」とわざわざ連絡があった。
あのころから連絡をとらなくなってしまったハマダ、牡羊座はやっぱり勝負の人なのかもしれません。
万年片思いでフられ覚悟のハマダが好きだったけど、年頃の女子がいつまでも中性的にとどまってるわけにいかないですね…。
蠍ダイチはその後もトチ狂って、女遍歴を重ねました。
(私より最短記録は、出ず…)

 

水瓶メイちゃん

高校入って初めて好きになったのが、同じクラスの牡牛クリヤマくん。
ずっと片思いだったのですが、ある日告白をしようと意気込んでいた。
なぜかその意気込みだけが友達に広まり、隣のクラスの水瓶メイちゃんの耳にも届く。
いよいよ告白!という直前にメイちゃんは私に耳打ち。
「私もクリヤマくん好き」
だからなんだって話だけど、一応蟹座っぽく涙目で動揺はしてみました。
でも心は「知るかっ!これから行くかんね!」という強気モード。
私の告白を優しく微笑んで受け止めてくれたクリヤマくん。
その報告を待っていたメイちゃんは「おめでとう!」って言ってくれたものの号泣。

じゃ、すれば?今からでも告白すれば?という強気な気持ちはありました。
メイちゃんはいつもポニーテールでいかにも女子!ってな子だったけど、なんせ色気が漏れ出てる。
どこかきゃりーぱみゅぱみゅみたいなところもあり、幼さがあるのに大胆さがある水瓶メイ。
例えば「暑い〜」とかってスカートまくって惜しげもなく太ももを見せるような。
そういうのを好きな男子は、ワルっぽく部室に溜まるやつしかいないんじゃないかと思ってたんですよ。
クリヤマくんみたいな素朴サッカー少年は、メイちゃんの反則悩殺ポーズに乗らないタイプ、牡牛座ならなおさらそう!と確信していた。
が、クリヤマくんとは特別な進展もなく、バレンタインデーにはまさかのチョコ受け取り拒否と…なぜフるときは明確なの…。
夏にクリヤマくんの正式彼女となったのは、学年が1つ上の水瓶エロ先輩でした。ショック!

 

土木課ミズホさん

ミズホさんが何座かがわからないのです。
25歳の時に付き合ってた彼=射手シンペイと、のちに結婚したミズホさん。
その彼は私と同期なので、付き合う前からよく集まってました。
ミズホさんは、「この間も集まったんだってね」ということをよく知っていた。
それはミズホさんとシンペイが同じ土木課だから。ミズホさんは私たちの4つ先輩です。
あるとき、それは社内の球技大会。
河川敷のグラウンドにミズホさんとシンペイが同じ車でやってきた。
彼には当時大阪に彼女がいたので、「まさか」と同期みんなで思ってたものの、「朝帰り、からの?」と見る人もいて噂になったんですよね。

だけどミズホさんはとても控えめそうな人なので、「まさかね」で済ませてた。
本当のところはいまだにわかりません。
その後、私はシンペイの2番目として交際するわけですが、別れてから3番目だったかもしれないと気づく。
2番目、いや1番目がミズホさんだった可能性が大で。
私と別れた理由は、彼が退職して大阪に戻るから・無一文になるかもしれないからということ。
「嫌いになったわけじゃない」とかいちいち言うのはいかにも射手座らしい。最後まで肯定感。
その別れと彼の退職は私の大きな傷だったけど、そんな傷も癒えようとしていたある日、「ミズホさん、シンペイくんの実家に挨拶に行ったみたいだね。長かったね〜」と言う先輩たちの会話。
「挨拶?長かった…?」
いつから交際してたかはわかりません。

さて、ミズホさんは一体何座なのでしょう。
このやり口は乙女座か?と思うものの、やり口も何も2人にとって私はなんの障害でもなくスムーズに交際してたのだろうから、その鈍感無邪気さは…魚座?
今思えば仕事の合間、シンペイの話をよくしてたっけなぁ。
「彼ってだらしなくて困っちゃうのね。でも頑張ってるけど…ふふ」みたいな。
姉さん女房だし、射手座の彼とのちに家族形成したことを思うと、山羊座のような気もしてきます。
でものちに2人は離婚し、ミズホさん離婚後に資格をとったりすごく頑張ったみたい。
そう思うと、なんだかんだ仕事に邁進せざるを得ない蟹座なのかなとも思えてきます。
であればむっちゃ悔しい。同じ蟹座としたらね。

2人の結婚生活はシンペイが完全なる亭主関白気取りで、ミズホさんは彼の靴下を寝る前枕元に置いておき、かつそれを履かせてたなんてエピソードも耳にしたりして。
私だったらそんなのは許せないので、蟹座じゃない気もしてきます。
やっぱ乙女…?
いっとき遠距離恋愛もしてた2人。
しかしどこまでいっても答えが出ないので、ここらへんで。

 

直接の恋敵じゃなくても、ライバルはもっといた気がします。
中学生のときとかも。
学生時代は、エキセントリックな水瓶よりも、蟹座の自分の凡庸さの方がまともだと思ってました。
そして山羊座はむちゃくちゃ恋に奥手だし、牡牛座は告白するする詐欺で絶対しない。
邪魔だな…とか思ってたのは、案外同じ蟹座だった気がします。
おそらく獅子が入ってるんだと思うけど、目立ちたがるんですよね。
写真撮影のときど真ん中に割り込んでくるし、ピースは人の顔の前だし。
獅子は乙女が入っているのか、あざとさパワーで男子の心をつかんでました。

双子座は人を油断させます。
見た目の中性感からてっきりまだ恋愛に目覚めてないと思いきや、「え、うち中学から彼氏いるよ」の告白に衝撃。
「でもクラスの〇〇君いいよね」とか、その軽やかさは恋愛巧者なのか無邪気者なのか小悪魔なのかわっかんねぇ!ところ。

エキセントリックな水瓶とか射手は、幼稚な男子に目もくれずに女子との仲間形成でカリスマ的存在になってたりして、クラス替えのたびに好きな男子ができる自分は幼稚に思われてたかもしれません。
街で水瓶女子とばったり会ったその隣には別の高校男子がいて「あの制服、慶応?」とか、「首に巻いてるバーバリーも慶応から?」とかとか、そんなスケールの恋愛は蟹座には無縁。
負けてんじゃねぇかって。
魚座はいつでもモテてたけど、それはおそらく水金牡羊ヤンキーと魚座の不健康そうなはかなさが、若い男子のツボということでしょうかね。
蠍座もそんな感じ。
すんごい寡黙で、射手的ツッパリ感もにじませる。
でも髪型はつやつやストレート。恐ろしいくらいにまっすぐ。その迫力が蠍座らしい。
乙女座はあの時代から、可愛い顔して…という飛躍の噂が絶えませんでしたっけね。
もっと重大なライバルを思い出したら書き加えます(もういない気もするけど)。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。