3月のドラマ

3月といえば最終回ラッシュ。

「知らなくていいコト」も終わってしまいました。
来週はついに「恋はつづくよどこまでも」が最終回。
ドラマ改編期でもあるので単発ドラマも多い時期です。
今晩は中村倫也さんと田中圭さんのドラマが放送されますね。
録画予約済みです。(テセウスの船をリアルで見たい)

3月に見たドラマの感想を書いてみます。

・「知らなくていいコト」最終回

柄本佑さん演じる尾高さんの激しさには参りました。
普段穏やかな尾高さんが、ケイトを愛するほどに怒鳴ったり背後からがんじがらめに抱きしめる。
だけどまさかの結末。
尾高さんがシングルファーザーに!?
これは予想してませんでした。
そして結局付き合わないケイトと尾高さん…。

 

いや、一番予想してなかったのは重岡大毅さん演じる野中が芥川賞作家になったこと!
野中、落ちるとこまで落ちたな…と思うほどのあの狂気は、陰と陽どっちに振り切れるか…とヒヤヒヤしたこともありましたが、笑いの方向でよかったです。
重岡さんの演技を堪能できたドラマとも言える!

柄本さんが吉高さんを背後からきつく抱きしめ、「俺と結婚してくれよぉ…」の懇願、昭和の作品のワンシーンみたいでした。
吉高さんが時々秋吉久美子さんに見えたんですよね(母娘役)
秋吉さんを追い詰めるほど愛する小林桂樹さん…あれは「夢千代物語」だったっけ。
あの時代の男女のどうしようもなさは、今のドラマに欠けてるものですかね。
なんでこの女をこんなに好きなのかって、ケイトの記事からにじむものにどうしようもなく惹かれるから。
野性的に女を愛するイイ男を久々に見た気がしましたよ。
吉高さんの美しさ、ケイトの衝動・奮闘にも見とれっぱなしでした。
尾高はケイトへの愛が高まってすぐ奥さんに離婚を突きつけた。
それが正しいということを大石静さんは言いたいわけじゃない気がする。
男に家族を捨てさせるほどの愛を描きたかったんじゃないかなって。
小林薫さんのことと並行して浮かび上がる人の心の複雑さというかシンプルさというか。
ゾクゾクするほどおもしろいドラマでした。

 

・「恋はつづくよどこまでも」

来週最終回。
このドラマは1話ごとの展開が激しすぎるんですよね。いいんだけど。
佐藤健さんと上白石萌音さんがしっかり思いを確かめ合った直後に波乱が必ず訪れる。
離れ離れになったり、これまた背後からふいに抱きしめたり…

先週はまさかの上白石萌音さん瀕死状態に!
数日ぶりに意識を取り戻した萌音さんの病室で、佐藤さん演じる天堂先生が「佐倉七瀬の好きなところ」を何個も挙げる。
瀕死になる前に言ってやれよ!と心でヤジを飛ばしたのは、あのシーンが見てて恥ずかしすぎたからとも言える。
が!!
最終回を前にして今度は萌音さんが海外勤務の選択??

このドラマもどこか昔懐かしさを感じます。
萌音さん演じる佐倉がオヤジギャグを連発するからでしょうか。
また医局で「二人はもうそういう関係なんやろ?(昴生)」とか話題になったり、「今日は食後にスイーツが待ってます(わ・た・し)」という匂わせ、実家でのキスシーンを家族全員でのぞくとか(こわすぎてちょっと引いた)、ダサめにエッチが散りばめられてるとこが人気ポイントでもあるでしょうかね。
そして佐藤健さんが萌音さんの顔や髪や耳をなでまわすとき感じるあのゾワゾワ。
家族いる人はみんなで見れてるんでしょうか…。

 

・「スカーレット」

武志の病状悪化の予感がつらすぎます。
伊藤健太郎さんがまた本当にいい息子で!
最近はそのつらすぎる気持ちにカッカと火がついている。
なんで朝ドラでこんな悲しい展開を待たなきゃなんないのかって。
誰かも書いてたけど、スカーレットが漂わす「悲しさの予感」が不気味なほどにつらいんですよね。
喜美子とハチさんの溝の広がりとか。
そりゃこれまでの朝ドラにも悲しいシーンはいくつもありました。
でもなぜ今回は怒りが湧くんだろう。

「スカーレット」はもともと「ぐっとくるセリフ」が多いドラマで、さかのぼればフカ先生、ちや子さん、喜美子の家族や喜美子自身の言葉に泣かされてきました。
けど物語が武志の闘病に向かってからは、「働く喜美子」のストーリーがずいぶん隠れてしまった気がする。
私は朝ドラのセオリーにうるさいほうで。
・時代を切り開く女性(主に仕事で)
・老若男女に通じるストーリー展開
これらが貫かれてるかどうか?にどうもこだわってしまう。
「スカーレット」はこれらを満たしてるとも言えるけど、喜美子の人生を見せたいというよりかは、戸田恵梨香さんを見せたいムードに素直になれない。
別にいいじゃん!という感じだけど、うーん。
戸田恵梨香さんの演技は確かに素晴らしいです。
出演者みんなすばらしすぎる。
金曜22時枠でやってほしかったという感じ。愛も生死も描くなら。
なんで武志が、あんなええ子…そのつぶやきは喜美子だけじゃない。テレビのこちら側だって!
壮大な思い出づくりに向かうとみんないい人になるという展開が好きじゃないのかも。
病人として・その家族として、あまりにも正しすぎるところがまたつらい。
・・・朝ドラってそういうものでしたっけね。

 

・「テセウスの船」

テセウスといえば「みきお」です。
このひらがな3文字がなぜこんなに不気味なのかって。
小学生の加藤みきおがみずから殺人犯を名乗り、「僕をつかまえられるかな?」と挑発するから。

鈴木亮平さんと竹内涼真さんの振り回されっぷりがしょうもなくて笑えてきます。
ダッシュに次ぐダッシュ。けど捕まえられない。
いや、捕まえてもみきおの大号泣演技をみんな信じるから、大人2人は気まずく手を離す。
村人からの信用度もゼロです。
家族にも愛想尽かされる寸前でした。

それもそのはず、竹内涼真さん演じる心は時空を超えて突然、音臼村に舞い降りた。
自分の父親が音臼小殺人事件の真犯人なのかを突き止めるため。
父親が犯人じゃないとわかったら、今度は殺人を何としても食い止める・そして真犯人を見つけるために日々心身をすり減らす大人2人です。
みきおは平成初期の子どものくせにPC扱いにも長けていて、なんたって足が速い。
あちこちに出没して人の命を狙いまくってます。

令和のみきおは安藤政信さん。
平成のみきおと髪型同じ!というツッコミをツイッターでいくつも見かけました。
とにかくツッコミどころ満載なのです。

上野樹里さんが出てきたときにこの物語の深刻度を受け止められた気がしました。
上野さんの全力の演技には本当に胸打たれます。
「心さん!」「父さん!」「みきお!」
この絶叫が病みつきになります。老け顔特殊メイクなど見どころ満載!

 

・「微笑む人」

貫井徳郎さんの小説が松坂桃李さん主役でドラマ化となったのですね。


(写真はテレ朝HPより)

妻子を殺したエリート銀行員・仁藤俊美の殺害理由は、「本の置き場所が欲しくなったから」とのこと。
尾野真千子さんはドラマのオリジナルキャラクターで、拘置所内の仁藤とたびたび面会して殺害動機を追及していく週刊誌ライター役。

松坂桃李さんの笑顔が本当不気味で、殺人のことさえなければいつも穏やかな人格者。
だけど尾野真千子さんが掘り下げていくほどに、ちょっとコワい発言とか幼い頃に殺人に加担した疑惑が発覚し、それと殺人の異常性を結びつける尾野さんをことごとく笑顔で「違います」と否定する松坂さんという。
最後はまさかの「過去の怪しさいずれも殺人動機とはつながらず・不明!」ということでした。
でも最後の最後に松坂桃李さんは少しブチ切れます。

「テレビも週刊誌も”わかりやすいもの”を好んで、”像”を勝手に押しつけてくる。でも人の心はそんなわかりやすいものじゃない。いろんな面があるのが人間…」

そんなようなことを尾野真千子さんに言ったときだけムキになった仁藤。
つまりここが物語のメッセージだったのでしょうかね。
「家族より本の方がホントに大事なんだってば」というのが真の殺人動機だとしても、やっぱり「なんで?」って、そんな人間性になる流れが人生のどこかにあるはずって思っちゃうのは当たり前の気持ち。
人の心の複雑さもよくわかる。けど・・・
私個人としては、殺人にしろ虐待にしろ、誰かの身体を傷つけるに至る行為のゆえんみたいなものが人生のどこかに必ずあるはずと思う。思いたいというか。
「結局わからなかった」で匙を投げてしまったら、なんの対策のしようがないじゃないかって強く思う。
それが加害者側にとって「決めつけ・押しつけだ」と言われても、すべて否定されて、「かもしれない」しか積み上がらなかったとしても。
多くの動機不明事件の「かもしれない」から浮かび上がるものはあるんじゃないかと希望を抱いてしまう。
だからそのあたりのプロには「なんで?」をとことん突き詰めてもらいたいと願う。
多くの加害者の動機に関心持ちすぎてるのかな。
加害者を理解しようと寄り添いすぎると、「被害者がほっとかれてる・加害者に寄り添いは不要」という意見が出たりするけど、私は加害者の動機をとことん理解することが、これからのいろんな不幸の食い止めになると思ってて。
だからこの結末が消化不良ですごくモヤモヤしたんですよね。

最後は尾野真千子さんが、専業主夫の夫を殺しちゃう。浮気に逆上して。
結末に振り回されたけど、尾野真千子さんと松坂さんの演技に最後まで引きつけられたのは確かです。
そしてなんと、松坂さんの幼少時代も「みきお」の柴崎風雅くんだったんですよね。
友達の酔っ払いのお父さんを階段から突き落とそうとするものの、できなかった…でも友達が突き落としちゃったのを目撃…という壮絶な役。
風雅くんの運命って一体…きっと水星が大変なことになってるのでしょうか。

・・と思って調べてみたら、風雅くんの星はさほど激しくないですが、牡牛座の太陽と水星の上に今天王星が乗ってました。月は蠍座。
2008年生まれの12歳。うちの猫より年下というのが驚きです。
子役はみんなそうか、寺田心くんもそうでした(2008年生まれ)

 

単発ドラマといえば、20日のNHK「スローな武士にしてくれ」も期待大です。
主役は内野聖陽さん、柄本佑さんがNHK職員という役。
大御所揃い、楽しみ!

 

3月のドラマ」への4件のフィードバック

  1. スカーレット、私も見てます。
    …が、喜美子と八郎も武志と真奈もですが、男性側が気を遣っていろいろ言っているのにグイグイ来る女性がイヤで一度見るのをやめました(苦笑)
    パーソナルスペースをガン無視されるのは本当にイヤで。

    けど、恋つづの佐倉ちゃんのグイグイぶりは許せる…。

    私は水瓶も獅子も持ってるけど、水瓶が強いんでしょうかね?

    1. かんさん

      >男性側が気を遣っていろいろ言っているのにグイグイ来る女性

      そういえばそうですね!

      パーソナルスペースガン無視…なるほど〜。

      上白石萌音さんは水瓶座だからこその地球星座的獅子っぽいグイグイコミカルが上手にハマるんでしょうかね。
      戸田恵梨香さんは獅子座なので、水瓶的孤独どっぷりともいえるけど、「ええで。はよしぃや、ほら!」とか、まくし立てが獅子の迫力そのものでコワイ感じでしょうか(笑)

      かんさんは水瓶座的視点でドラマを見てるのかもしれないですね。

      1. 男性側は彼女のことを思って発言しているのに、その意を汲まずにグイグイ来るのがモヤモヤします。

        私は金星も水瓶だから、火より風が強いのかもですね。

        最近も、新人さんに親しげにベタベタ触られてドン引きしたしなぁ…(苦笑)

        テセウス、どうもひらがなの みきお=サンドの伊達ちゃんが浮かんでしまいます(笑)

        1. かんさん

          スカーレット男性陣の思いやり・気の遣い方は相当ですよね。
          女性陣はドラマから飛び出してきそうなグイグイ、もやもやしますね…。
          かんさんは風星座が多いのですね。
          もしかしたら天王星も利いてるのでしょうか。

          「みきお」って思えば可愛い名前ですね。
          だから伊達さんもどこかキュートなのかな(笑)

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