女の友情並列

女子とは男子以上に深いかかわりができるものです。

でも絆のわりに期間は短かかったりする。
いきなり倦怠期の猫みたいに「フーッ」と爪を立て合ったり、そのまま友情が終わったり。
「友達はあなただけでいい…」「あなたさえいれば…」なんて言われてグッときたことは何度かありますが、彼氏ができた途端連絡ぷっつり…というのは、若いあの頃ならしょうがなかったのかもしれません。

これまで深く関わってきた女子を並列してみます。
主に「あんなに仲良かったのに…」といういっときの友情。思い出しやすく太陽星座ごとに。
大体これまでの並列にも出てきてますが、名前は変えてます。

獅子タミ子

これまで何度も書いてきた、ちびまる子ちゃんと岡田あーみんで笑い合った小4〜中3の友。
エロとユニコーンとオーケン、そしてイカ天やたまの興奮を共に味わい尽くしました。
高校に入ってもタミ子は変わらぬ音楽・ラジオ愛を私の腕つかんで伝えてくる。
私が「ちょっと痛い」とか露骨に嫌がってから距離ができた。
実は私が音楽より恋愛主義になってしまったのも、タミ子にクールに見抜かれたようでした。

山羊座サキ

サキとはクラスが一緒になったことないのに、中1のとき急速に仲良くなりました。
「友達はあなただけでいい…」と涙目で言った1人。
芸能事務所に入ってて、でもレッスンがすごい苦痛らしくその話をずっと聞いてあげてた。
そのうち「私がnemoriverを可愛くしてあげる!」とか、勝手にブス向上プロデュースみたいのに乗り出してから微妙な関係に。
自分のことをめちゃ可愛いとわかってる言動にもイラついて、ある日「そこまでじゃねーよ?」とか言っちゃった。そこから決裂ですね。

牡羊オオクマ

オオクマは中1のクラスメート。
「すげー」「ちげーよ」とか猛烈に言葉遣いが悪くなったのはオオクマからの影響。
家族や担任に注意されても直らなかったのは、オオクマが大人の懸念を全く意に介さなかったから。
オオクマかっけぇなと思って1年はワルっぽさを貫きました。
そんなオオクマがチョコを渡した相手が田中邦衛みたいな老成男子だったのには驚いた!
彼なら絶対落ちるという計算があったみたいで目論見成功。デートはつまらなかったらしいです。
2年でクラスが分かれると、オオクマはさらに眼光が鋭くなってた。廊下ですれ違っても声かけられないほどに。

牡牛ヤマキさん

塾が一緒だった他校のヤマキさん。ヤマキさんの落ち着きに癒され、塾外でも遊ぶように。
水瓶座のイシヅカが好きだと教えてくれた。
能面のようなイシヅカが誰かに心を動かすことはなさそうと内心思ってた。けど私も塾内恋愛に便乗して失恋。ヤマキさんと一緒に泣く。
ヤマキさんはその後、県内一の進学女子校に合格。イシヅカも有名男子校に入学して、それでもイシヅカを諦めないと言われたとき以降、なんかよそよそしくしてしまった。せっかくすごい高校入ったのに時が止まったままのヤマキさんにイラついたのかもしれません。

蠍ミホコ

高1のクラスメート。互いの部屋に入りびたり長電話しまくるようなどっぷり友情。
ミホコは高橋由美子ときまぐれオレンジロードの鮎川まどかを意識していたようで清楚系装ってたけど、部屋に行くと美保純みたいだった。よく二面性保てると感心したが、大人になる成長スピードの速さについていけなかった。愛読書はエロ情報誌のエルティーン。ピチレモンやマイバースデイを熱心に読んでる私を小バカにしてきたことはショックだった。その後、ミホコはマリエと仲を深める。

牡牛マリエ

マリエは好きな人もあまり明かさないし告白する勇気もなかったので、勝手にウブな子だと決めつけてたけど、実はあのころからずっとクールで、ずっと大人で、ずっと女だった。
占い好きだったマリエはよく木星運行情報など教えてくれたり恋の応援もしてくれたのですっかり甘えきってたけど、ミホコと「うふふ…」とクールに笑い合う2人こそが真の友情にみたいに見えたもんだな。
本当は満たされてるのに「満たされない」と高1の時から言ってた。自分を高めに設定しない主義なのか、私に遠慮してたのか欲深いのか、今でもわかりません。

蟹ミサキ

大学1年のバイト先で出会った他大の子。彼女が結婚するまではしょっちゅう遊んでました。
とにかくモテる。性格も良い。おしゃれで自立してて頭もよい。
ただ!彼氏ができるたびに私に電話してきて、「終電を調べてほしい」と。
まだ携帯持ってない子もいる時代。私が分厚い時刻表を持ってて、最悪の場合、深夜バス情報も載っていることを知っていた。「時刻表だってww」と彼氏が電話の向こうで笑ってるのを聞いて憤慨する私。
ミサキに彼氏ができるといつもこっちが笑い者になってしまう。そうして本当に距離ができた時期は長かった。去年再会してまた仲を深めました。

双子さっちゃん

大学1年の時に仲良くなったクラスメート。
最初は黒髪ロングの秋田美人。彼氏と別れて鈴木蘭々風ショートにしてから性格が激変。
彼氏か友達かわからない男子が周りにたくさんいたけど、さっちゃんは「みんな友達」と言っていた。男子はみんな恋っぽかった。
コムアイみたいになっていくさっちゃんとだんだんみんな距離を取って、私もいつの間にか離れてしまって、さっちゃんは学外に楽しみを見出して平気そうに見えたけど、メンタルはいつもぎりぎりだったみたい。留年してからその苦しさを知ったけど、もう距離は縮まりませんでした。

蠍えっちゃん

大学3年から2年ほど、深く短い友情だった。
「そこまで?」と驚くほどオープンで、エロも死生観も下着の色も社会問題への意識も、何もかもが大人、今まで会ったことのない子だった。
えっちゃんと青春18きっぷで3泊4日の鈍行夏旅を終えたときの離れ難さの勢いで秋旅も計画したものの台風で列車運休。えっちゃんの家に泊まったとき、すべてオープンなわけでもないんだなと察した。えっちゃんも早く帰ってもらいたそうだった。見られたくないものを私に見られたように思ったのかもしれない。
なぜかそこから距離ができてしまった。

射手ユミ先輩

社会人になってからいっとき仲良くなった先輩。
主に話題は「彼氏作んなきゃ!」「合コン来てよね」。合コン会長に自ら名乗りをあげたユミ先輩は、飲み会後のケアもまめで「連絡先交換した?」「やつにメアド渡しといたからね」、自分に彼氏ができてもできなくても人の恋を応援してくれた。
しかし普通にお茶すると、「彼氏・合コン」以外の話は驚くほど盛り上がらない。仕事の話も他の悩みも聞いてくれるけど、ユミ先輩と重さ・暗さは合わないんだと気づいてから笑い合えること自体を楽しむように。でも結婚・出産を経てからすごい痩せたユミ先輩、つらい時期もあったのかも。「大丈夫ですか?」となかなか聞けないうちに、また明るい先輩に戻る。その様子でほっとする。いつもこんな感じ。立ち話で近況報告などもほとんどなくなってしまいました。

天秤ケイコ先輩

ずいぶん年上の先輩だけど、音楽や恋の話、深刻な悩みで共感できることが多く、互いに心の支えだった時期は長いです。
会えば分かり合えることが多いのに、会わない時間が長いとLINEのちょっとした言葉尻に気を使い過ぎてしまい、その既読スルーや未読スルーが意図的なのかたまたま家の事情で何かあったのか。またケイコさんの短いセンテンスにうっかり長文で返してしまってまた未読スルーとか、疲れた…。
ただ会ってそれを伝えるとまったく意図してないと明るい顔。分かり合えることが多い分、分かり合えない部分の溝が広がるばかり、まるでカップルのようなぎこちなさで距離ができてしまいました。

乙女みつえ

みつえは幼稚園の時同じクラスで、ドッヂボールで私ばかり狙いまくったことを高校の入学式で謝罪してきた。そこから仲を深める。
高1ですでに女性らしい仕草をすべて身につけているみつえは彼氏ができるのも早く、高校3年であらかた経験済み。
スキー合宿のときに私がリフト上でしつこく経験の話をせがんだら、「感じるときは何されても感じるし、そうじゃないときは何されてもだめなのよ」と金言をくれた。
恋愛ライバルが出現すると「この女狐!」「泥棒猫が!」と言ったりする昭和的気の強さは健在。

魚座マリア

同じ職場にいた子。そこにいるだけで華やかなものを放つ美人。
一見おとなしくて頭が良いしっかり者でもあるけど、実は議論好き。
問い詰められすぎて、頭痛→発熱したこともあるほど。
不思議なことに会話の30分はいつも楽しいし刺激になる。なのに1時間もするとやっぱり頭痛。
それがなぜかずっとわからなかったけど、どうやら途中から上下関係ができてたのかも。
私に悟りを説いてくれてたマリア。旅行に行ってもビジネスの観点で女将や配膳を見つめてたりする。
一緒にいると楽しいと思える時と苦痛タイムの境目がわかりにくく、「もう会わない」と勇気振り絞るまで時間がかかりました。

水瓶のりこ

一時期、マリアとのりこと3人で旅行する関係でした。
マリアがビジネス視点だった一方、のりこは車の中から墓石を見つけるたびに親指を隠したりしていた。
お酒を飲んでもすぐ頭痛で寝込んだり(マリアの説法による頭痛かも)、お土産を結局選べなかったり、楽しいのかな?と思ってたけど楽しんでたらしい。
そんなのりこは女子校育ちだからか、私とも誰とも距離感の取り方や受容度が絶妙で、喧嘩になったことがない。
ぶつかり合えないストレスを抱いたことも少しあったけど、それより関係を細々継続できている心強さを教えてくれた1人です。

 

なんだかなってエピソードだらけですが、私は本当に最近まで、近しい人には自分の全てをわかってもらうべく本音でぶつかり合うべきと思ってました。
それで一気に仲が深まった友もいたけど、濃厚さと関係の長さ、信頼感はなかなか比例しません。
むしろ濃厚なほどに激しい拒絶が起きたりしてあっさり無関係になる。
これは性別関係なく同じかもしれませんね。
とかいって、私は友達が本当につらそうなときこそ踏み込めなかったことが多かったなぁと。
私が依存したい側であって、依存されることの恐怖があったのかもしれない。

あと自分をさらけ出しすぎると、上下関係が生まれやすくなります。
なぜかめちゃんこ可愛い子たちがいつも上になり、「その服いいよ」「髪型今日いいよ」とかのジャッジを嬉しがったりするともうダメですね。
長女気質の友にお姉さん感を求めすぎて支配されるとか。支配っていうか、私が途中まではそれを望むんでしょうね。
でも絶対自分の独立心だか個性だかが逆ギレするという、相手にとってみたらわけわからない人。
でも女同士の関係って、いい意味で「気づける」し、「様子見」ができるんですよね。
「あ、無理」とか、嫌と思ったら距離を置ける。様子見てまた近づくこともできる。
男性だとその距離を置くのも怖いし、だからすがっちゃうし、本当は嫌なことでも自分さえ我慢してどうにか関係継続させたいと思うし…これってやっぱり結婚が道の先にあると思うからなのかな。
「この人!」といつかは決めなきゃいけないという思いが、焦りや判断ミスを生む。
男性とくりゃ「結婚フィルター」通して見ないとならないなんて、やっぱ苦しいし不幸なことですよ。

とにかくどんな間柄でも、自己をなくして相手とひとつになりたいとか、相手をわかりたい、過剰に相手のためになりたいとか、ちょっとそこまでは危険な領域になるという自覚を持った方がいいのかもですね。
自覚があって突き進むのなら、それも一つの経験なのだと思う。
何を書きたかったかというと、「関係性」をちょっと振り返ってみたくなったのです。
男性との関係性より、女子との方がいろんな真実こもってたと思う。「女子的生活」に何らか刺激を受けたとも言えます。

 

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