心酔と冥王星

福岡でママ友洗脳事件というのがありました。
お子さんが餓死してしまった。

なぜ病院連れていかなかったのかなと思うし、甘いジュースを飲ませてあげることくらいできたんじゃないかと、こちら側はいくらでも勝手な想像はできる。
洗脳側の「大丈夫」という言葉で、母親は大丈夫と思ったと。思考停止しちゃってたんだろうな。

こうやって事件として報道されると、支配側がいかにモンスターかが強調されやすい。
実際、近所の弁当屋でも「来てほしくない」と評判になるほどクレーマーだったという。
でももし同じ町の住人だったら、「こういう人たまにいるんだよな」という程度でかわすんだと思う。
そしてモンスターが孤独ということは案外なくて、ファミリーやコミュニティーをちゃんと形成していたりもする。
モンスターはどこにでもいます。

私にとっても夢に出てくるほど抑圧を受けたモンスターとの出会いはありました。
共通するのは、クレーマー・潔癖症(他人を汚いもの扱いする)・リーダー的存在(社会的立場が上のほう)、仲間がいることです。怖いとき以外はごく普通の人。
モンスターにはターゲットがいて、その人を排除する・もしくはコントロールすることにすごいパワーを注ぎます。
だからターゲット以外の人にとっては、「普通にいい人じゃない?」という感じなので、パワハラや洗脳が他人に気づかれにくい。
また支配される側がとても従順で(そういう人をターゲットに選んでるとも言えるけど)、「助けて」という声をまずあげないです。
そういう声が回り回って支配側に届くことをすごく恐れるし、あと本当に「信じたい・信じてる」と思ってるのでしょうね。
たとえ周りが「なんか大丈夫?」と声かけたとしても「本当に大丈夫ですから…」とむしろ振り払ったりする。
もしくは、「あの人は私のためを思って言ってくれてるのに誰もわかってくれない」とその人がコミュニティーを絶とうとしたりとか。何をしても支配側に好都合となりがち。
ここに他人が介入するのって本当に難しく、最悪なことが起きて初めて周りが動く…動く展開になるだけましなのかも。ぎりぎりの線でずっと支配や洗脳状態にある人ってたくさんいるのでしょうね。

冥王星が絡んでるのかもしれないと思ったりします。
自分のパーソナル天体が相手の冥王星とオーブ12、3度以内にある場合、その人にすごく心酔したりするんじゃないかなと。
悪い心酔ばかりじゃないはずですが、「長い間ずーっとこの人を信じすぎていた(かいかぶりすぎていた)」ということにいつか気づくんじゃないでしょうか。
心酔は支配されやすさともつながる。

そして支配する側もされる側も、どちらも元々の自己肯定感が低い場合によくないことが起こるんでしょうか。
支配する側は従順な相手の反応で自己肯定感を得るのだろうし、何かを批判してるときだけ「正しい側」の顔ができます。
支配される側は「こうすれば叱られるけどこうすれば褒められる」というDVの構図に絡め取られがち。
あと「この人に見限られたら自分はもう終わり」とまで思い込んでしまうとか。

でも誰にでもそういう隙はあるんじゃないでしょうかね。
自分の冥王星に親しい人のパーソナル天体が乗ってたら、なぜかその人に自分の価値観を押し付けがちだったり、相手に素直に受け止められたときの感動というか興奮が、さらなる押し付けを生む。
また、一緒にいて10年20年はうまくやってきてもあるとき急に関係をぶち壊したくなる。そういうことって誰にでもあるんじゃないかと思う。
「あの結婚は半ば洗脳だった」というパターンも冥王星が絡んでるのかもしれません。

相手の土星が自分のパーソナル天体に乗ったときも、抑圧を感じたりします。
「何をすれば正解なのか?」のアンテナが狂ったように思えるので、相手のジャッジがないと何もできなくなったりします。
そして「叱られてほしい」とまで思う。
私は30代の半ば、「叱って導いてくれる人」をずっと求めてた自覚があります。
何を学びに行っても、その人の強い言葉に動揺しつつ、「今の私はどうですか?だめですか?合ってますか?」という答えを引き出したかった。T冥王星ーN太陽オポジションだったというのもあるかも。
でも冥王星や土星の抑圧も、誰にでもある成長の一過程で特別深刻じゃないことがほとんどなのだと思います。他人にはわからない絆というのもたくさんあると思う。

 

愛ちゃんがね…。
江さんの冥王星と愛ちゃんの太陽がコンジャンクションでした。

福原愛ちゃんはネイタルでも太陽ー冥王星合。
オリンピックでメダルを取るほどの選手は、こういう強力アスペクトがあるからこそ様々な抑圧をものにできるのでしょうね。
蠍座だしスタミナもある。副支配星は火星。勝負の星です。

愛ちゃんは月が獅子座なので、これらとスクエア。
海外の人との結婚となると、親との関係性や文化面においてナチュラルな自分のままじゃいけないこともあるでしょうね。時には否定されることもあるかもしれません。
そもそも愛ちゃんは幼いころから卓球選手として育てられて、「泣き虫愛ちゃん」は国民的マスコットのように愛されたりもしましたが、今見たらちょっと泣いちゃうかも。

お次はこちら。


内側が花田優一さん、外側が貴乃花光司さん。
あれだけの存在の人の息子というだけで大変なプレッシャーがあるでしょうねとは思います。
優一さんは父親の過去の言動についてモラハラとしながらも、「尊敬している」ともおっしゃる。
冥王星を本当に否定することってできないのかもしれません。
ところで優一さんの歌、うまいなと思いました。
天秤座にこれだけ星があるので、ミュージシャンが向いてるんじゃないでしょうかね。

こちらは内側がKEIKOさん、外側が小室哲哉さん。

太陽ー冥王星はオーブ8度のコンジャンクションです。

抑圧関係だったかどうかはわかりません。
ただ冥王星が絡むと、心酔や尊敬の念は抱きやすいと思います。
また、冥王星側が力関係において上になるでしょうね。
だけど冥王星とて、「一生」ということはないのかもしれない。
心酔も抑圧もいずれ解ける。「もう無理」と思ったら、離れることが一番いいのでしょうね。離れるのにもすごいエネルギーを使いそうだけど。

 

最初の事件の話に戻ると、「離れよう」ってチラッとでもかすめたのか、かすめなかったのかが気になります。
かすめなかったとしたら、どこに救いの隙があったんだろう。
子どもを失った母親の方は、「今は洗脳が解けた」と語ってるそうですね。
それ本当に洗脳だったのかな。
自分で責任を取りたくなかったんじゃないのかな。
自分で判断して過ちを犯すより、誰かに従ったほうが何か起きたときその人のせいにできる。
そこまで思えてたかどうかもわからないけど。

私が知る限り、モンスターが社会的に失脚することはほとんどないです。(犯罪行為は別だけど)
なぜか信用を得てる人も多いんですよ。
性格悪いことなんてみんなみんな知ってるのに、なぜか追放されない人。今も高い給料もらって成功者の顔してる人。
なぜだかわかんない。世の中って不平等だなとも思う。
でもバランスなのかもしれない。
「抑圧とか害悪って誰の世界にもあるんだよ」というこの世のことわり?
相手を変えることって本当できないですけどね、「いやだな」と思う気持ちには正直になった方がいいです。思考停止は危険!

 

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