「こんな頑張ったのにな…」とがっかりすることが最近続いた。
・これまで頑張ってきたのに基本給が下がった
・こんなに頑張ってるのにさらに頑張りを要求された
・日々頑張る自分より、時々頑張る人のほうが感謝されている
給料はほんの微減といえど、悲しかったですね。
会社の状況はよくわかってるので、なんとか納得に努めたけどやるせなさすぎる。
あと2つは家族のこと。
よくある話と思うけど、しょっちゅう家事などする自分より、月or年に数回だけの家人の労働価値がめちゃ高そうという事態。
その人に私は茶を入れたり尽くしたりする（主に兄）
その人が労働しようと立ち上がると「たまに帰ってきたんだからゆっくりしなさいよ」と母や親戚に制され、「そうかい？」とかまんまと言って何もせず帰っていく。
「そうかい？」じゃねぇ！あとかたづけは私。
こういう積み重なりにこれまで何度もブチ切れてきたけど、また久々怒った。
こんなに頑張ってるのに、それが無価値みたいに思えて。
私は奴隷ですか？
「そんなことないよ。助かってるよ」と家人が思っているのはわかるし、そう言ってくれる。
なのに私はいつも同じことで怒る。
一体どうしたいかって・・・？
「頑張りたくない」
結局やりたくないんだ、自分はもう。
あれもこれもやりたくない。頑張りたくない。
それを押し込めて頑張るから、やがて怒りとして噴き出す。
私を怒らせる事態が起こってしまう。
自分の限界が状況を生み出してるのかもしれない。
こんなに頑張った…！と思ったときほどがっかりする。
でも頑張りって「良い景色を見せてくれるもの」みたいにずっと言われてたじゃないですか。
あれひどい洗脳だったんじゃないかと思う。
そりゃ頑張ったおかげで受験受かったとか資格取れたとかあるけども。
同じくらい「こぉぉんなに頑張ったのに！？」とがっかりすることも多かった。
本当は、何もかも頑張る必要なかったのかも。
でも頑張りは無駄、とか思いたくないから報われた感を自己生成し続けた。
悲すぃ〜
あと自分の場合、罪悪感を抱えすぎると嫌なことが起こる。
30代〜40前半なんて「反省」が日課。
「どうしたらよかっただろう…」ってわざわざ嫌な出来事をイチから振り返ったり。
はたまた「次、苦手な人に会ったらどう対応しよう」という予測シミュレーション。
なぜそこまでするか深掘りすることもなく月日は経ち、自己肯定感はすり減る一方。
しかし暇なコロナ禍じゃ深掘りもたっぷりできましたよ。
ただ不安だった。
不安だから頑張る。
不安だから予測して先回りする。
不安が反省レベルの失敗を引き寄せる。
実は私の家族・親類には不安がもとで病弱な人が多い。
だから私の不安症も遺伝なのかもだけど、「不安や反省を乗り越えるために頑張る」という生き方パターンが身近にあったために、なんらか影響を受けてたのかも。
職場でも家族内でも、「どうすればよかったか？」「もっと最善があったのでは？」ってことをずーっと考えて、頑張りのステップを上ろうとしていた。
人間関係においては「あなたはそうなんですね（ふーん）」という距離確保（境界線）がとにかく大事というのをやっとコロナ禍で学びましたが、その「距離確保」という手段がめちゃ恐怖だったあのころ。
だって頑張りを放棄してるみたいじゃないですか。
怠惰と思われるのがとにかく怖かった時代は長い。
そうはいっても頑張らなきゃならないことは日常にあふれてる。
今の私は親がプレ介護状態なので、気持ちにムチ打つような時もある。
漢方飲んだりとかして結局頑張ってる。
時代のせいかもしれないとも思う。
こんなに頑張ってるのに給料下がるってやっぱおかしいじゃないですか。
頑張るほどにステップアップしてった時代も確かにある。
搾取感が湧いてもそれを上回る恩恵や楽しさ・明るさもあった気がするよ。
反省や頑張りについてのこんな反省ブログを書くなんて、自己責任ムードにまんまとダイブしようとしている。
・ひとまず自分責めはやめる・落ち着かせる（自分は本当よくやってきたと唱えるほど言う）
・もやもやの原因を深掘りしてみる（そして表面に浮かび上がらせる）
・浮かび上がったら「そうだったんだ自分…」と感じまくる（自分の愚痴を自分が聞く）
・あとはほっとく（自然な流れが起きてくる）
頑張りたくないとわかってしまった以上、「それはなんでだろうな…」ということをこれから見つめようと思う。
疲労とか徒労、いろいろあるんだろうな。
自分のことなのに「なかったようにしてきたこと」はたくさんあって、それらがいつ私自身に訴えてやろうか、時をうかがってる気がする。