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彼女と友達になるには

「あの人と友達になりたいな」と、1〜2年に一度くらい思う。
大抵は職場の同僚・女子。

職場の同僚なのでもう何年も前からお互いを知っている。
時々帰りの電車が一緒になると思いがけず話が盛り上がったりして、「今度お茶しようよ!」と言いたくなるんだけど、言わない。
お茶に行っても、この盛り上がり以上にはならない気がして。


すごく好きなんだけど、「話すことがない」とも思ったりする。
帰り道が一緒になると嬉しい。
でも話すことがない。
「今日暑いよね〜」と天気の話でもしようと思ったとこで、相手が「親もだんだん年取って」と、広がりが出そうな話をしてくれてホッとする。
そんな関係の女性が今、少なくとも2人いる。

昔は「お茶行こうよ」「食事ぜひ!」と積極的に言うタイプでした。
いつからか・40になったあたりからか、「行こうよ!」と誘う自分がどうも先輩風吹かせてる感じがして、言わなくなった。
相手は断れないかもしれないし、「行こうよ」と言ったからには具体的に決めてかないと「口だけの人」と思われかねない。

年下でもお誘いしてくれる人がいるのは助かる。
ただ、「ぜひ!」という思いを表す自分がいつもすごくブスというか、嬉しいくせにスマートぶるから鼻と口のあたりがぐにゃっとした変な笑みで「ゼヒ…」とか言ってる気がする。
あと同僚だと、一度ランチするとまたシフトが同じ日に行く感じになりそうな・ならなさそうなあたりを探るのが面倒。
2回連続で行くと3回目がかなり友達っぽくなってしまい、あえてそれを避ける人が多い気がする。


友達になりたいのに、友達になろうとするのを避ける。
それは相手も同じことを思ってる気がする。
話が大盛り上がりしなくても一緒にいると心地いい。
そんな人がいる。
でも盛り上がらないから何話していいかわからない。
今は「聞くこと」にも気を遣う。

そこで話題になりがちなのが愚痴・悪口。
これは友達の絆っぽいものが一見生まれるんだけど、私はこの流れにいいかげんうんざりしてる。
ただ共通の音楽趣味とかあっても、その話が終わるとびっくりするほど話が広がらない。
一方、愚痴のネタはたくさんある。
職場の愚痴、お金がないという愚痴、女性特有の不調バナシなど。
たぶん「友達」として安易にお茶行ったりすると、お茶の時間全部愚痴みたいになる。
そうなってしまうのをお互い避けてるんじゃないか。

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同僚から友達になった人もいて、どんな感じでそうなったのかと思い返す。
「同じ趣味で外出する」ということが繰り返された人かなと。
私の場合は舞台やライブ、その関連のイベントとか。
愚痴を逸らせるぐらい熱く語れる趣味の領域がないと、友達レベルにはなれないのかもしれない。

「同期だから」ということで何回か旅行に行った人もいる。
「同じ時期に新人だった」という共通点からは絆らしきものが生まれやすいけど、絆感だけじゃ深まらない。
やっぱり相性も大事だし、その相性って言葉にできない。
あと「趣味が同じだから相性がいい」とも、友達になるとも限らない。
友達になる人は私の場合、「同じものが流れてる」とはっきり感じられるものがある人なんだけど、「友達になりたい」というのは「同じものを確かめたい」ということかもしれない。
でももし「違うかも」と感じたら「やっぱ同僚で」と距離を空けることになり、それじゃ調子良すぎか、とも思うので、友達づくりに慎重にならざるを得ない。

あと、「なんだかんだ長年の知り合い」という過程も私には必要。
知り合いから友達へステップアップ、みたいな流れがパターンの気がする。
これは恋人も同じで、「信頼関係は一朝一夕には築かれない」というのが40年以上生きてつくづく実感されたことです。
ところが同性の同僚に「友達になりたい!」って沸き立つことがたまにある。
恋とほとんど同じ仕組みなんだろうけど、「わかり合いたい!」って特定の相手に強く思っちゃう。
「あまちゃん」で、アキが電車内のユイちゃんに一目惚れするあの感じ。
すごく素敵なファッションの子とか、イメチェンして髪にカラーを入れてきたそのセンスに惚れ惚れして、お近づきになりたいと思う。
「めんこいな〜」って。

その子は性格も私好みのさっぱりしたタイプで、ひと回りほど下だけど「お茶行きませんか?」って言われてお茶したこともある。
やっぱりブスな応答で、「へへ…(私でよければ)」なんて背を丸めながら外に出たわけだけど、話が広がらなかった記憶。
でも彼女とはなんか適度な好意を抱き合ってる気がして、会わない期間が長いと「久しぶり〜」ってすり寄る猫のように近づく。
そのあとが続かない。
「だね〜」で終わり。

彼女は今でもマスクをしてる派で、正直何を言ってるのか聞き取りにくい。
私は「何を言ってるのかよくわからない人」というのは自分と相性がそもそも悪いと思ってて、不思議なんだけどまったく声が聞こえない人、話がいつも理解できない人というのがいる。
私の耳は相性センサーみたいになってるんだろうか。


友達になりたいのに、何を話したらいいかわからない人。
一緒にいると心地よいのに、無言じゃだめと思ってしまう。
「趣味が同じ人がだいたい友達」という自分のパターンを超えたい。
直感だけで心が落ち着き合えるような運命的なやつ。
だけど恋愛と同じで、「そんな人はいない」「いても刹那」と結局なるんだろうかな。

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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