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対人運について

7室はよく「結婚相手の部屋」と呼ばれたりしますが、本当かな?と常々思ったりします。

実際結婚されてたりパートナーがいらっしゃる方は、お相手の特徴が7室に表れてたりするのでしょうが、特別そうではない人の場合、友人でも職場のひとびとでも、とにかく「対人運」なんじゃないかなと。

私の心の夢・願望といえば、友達にしても彼氏にしても、仲良くなったらとにかく同じ時間を過ごしてたいということ。
これは私の太陽星座が蟹座という、「くっつく」水星座だからかもしれません。

しかし、その夢は叶わないんだな・・ということが最近ようやくわかってきた。
というのは私の対人運は、「天王星」がちだったのです。
別離の天王星。
しかも7室に天王星ですよ。
水瓶座11室の主な支配星は天王星。

7室は対人運。11室は友人・コミュニティ運。
おまけにN太陽は、オーブ広めでN天王星とスクエアです。

しかし11室は山羊座から始まってるので、土星のおかげで友人関係は長期的なものが多いです。
その長く続いてる友人たちを改めて思い返してみたとき。
「適度な距離」をとってる子ばかりなんですよね。

そんな私も、恋愛みたいに「いつも一緒にいたい!」が叶ったような友人関係がいくつもありました。
毎日電話したり、毎週出かけたり。
不思議なことにその多くが太陽蠍座の友人なのですが、今となってはみんな友人関係が途絶えてしまった。

恋愛にしてもそうです。
もうこれは運命だ!と思うほど濃厚な始まりのものほど、あっけなく終わってしまう。
もしくは物理的に相手が遠くへ行ってしまう。
私が遠くへ追いやっている・・?

常々天王星がちの人のこと、本当のところは1人でいたいの?それとも心と裏腹に人が離れていく孤独感があるの?と、わからないことが多かった。
しかし私こそが天王星がちの人だった。
水星座太陽の私からしたら、やっぱり心と裏腹に人が離れていく。孤独。
・・・のように思いきや、やっぱり私は1人でいたいんだと最近自覚した。

職場にいると、常に人と一緒にいたい人・一緒じゃなきゃ不安な人がいる反面、そこまで人を避けるか?って人・1人の時間も涼しげな人がいたりします。
私は自分のこと「一緒にいたいタイプ」と思っていたけど、周りを見渡すと、涼しげに1人で過ごせてるほうかもと。
しかしそれもまた、私のP月が最近まで2年半水瓶座にいたからかもしれません。
孤独好きにスイッチが入ったのかな。

太陽星座でいえば、やはり天秤座は常に人に囲まれてるイメージ。
天秤座の人がそうしてたいのか、人を引き寄せてしまうのかはわかりません。
どちらでもあると言えそう。
もしかしたら太陽天秤座の人はプログレス太陽が蠍の人も多そうだから、40代前後までは「つながりたい」のかもしれません。

プログレス太陽から見るならば、P太陽獅子座の私は、自分が主役でないならば人とつるんでもしょうがないと思ってしまう。
だから複数人で長々とファミレスとかが苦手です。
私はやっぱり蟹座なので個性を消そうとしたりしますが、獅子座部分は(月も獅子)不満がたまりっぱなし。
不満が高まると空気読めない発言をしたりして、蟹座はまた落ち込むループ。
1対1の対人関係しか、基本あんまり信用してません。

これは、私がASC牡羊座ということもあるからか、本音・率直でなければ意味がない、という主義からしてもそうなのかもな。
でもASC支配星の火星は、7室冥王星と度数ぴったり150度なので、天秤座的な「和」の訓練を徹底的に受ける運命でもあるのです。

「5室恋愛部屋」論にも懐疑的です。
確かにP月が5室にいたとき、私は恋愛真っ只中だった。
でも「相手」っていうよりも、あくまで「自分の中の高まり」であるように思います。
そして「表現」「自己主張期」
みんなからしたらわりと目立つ存在になったりすることもありそうです。
それが恋愛運としての引き寄せにつながる、とは言えそう。

「出会い運」を見るとき、それは7室に何か惑星が入ってるか?を見たり、7室の支配星への外惑星のアスペクトを見たりしますが、あと異性を表す惑星へのアスペクト。
コンジャンクションやオポジションだと、「何も出ない」ことはないと思うのです。

「火星」一つとっても、それが恋愛に発展する相手かどうかはわからない。
「攻撃的な人」として、男女問わず現れることもありえます。
また、火星がアスペクトした日に確かに男性から連絡が来た。ただし友達。という出方とか。
今は特にトランジットの火星が水瓶座、おまけにドラゴンテイルとコンジャンクションなので、タイトなアスペクトを取っている方は、出会う男性には気をつけたほうがいいとも言えます。

しかしその出会い・運命、何が分かれ道になるのかといえば、結局「自身の心のありよう」にかかってくるのかもしれません。

普段から自身を責めがちで、「こんな自分・・」と年中思ってしまうなら、その癖を自身で見直すしかないのです。
例えば誰かと出会ったとして、自分をちゃんと愛して・信じていなければ、結局自分が尻込みする結果になってしまいます。

例えば「死にたい」「誰かを排除したい」とついつい思ってしまうとして。
願いは思いがけない時にかなってしまうのです。
もしくは自分に言葉が跳ね返ってくる。
それが特徴的なアスペクトを形成しているときだったりするので、本当に要注意です。

逆に自分を常に信じていられれば、どんなアスペクトが訪れたって乗り越えられるはずなのですね。
占いなど必要ないと言う人はつまりそういうことで、本当はそれが理想的。

私が鑑定という形式をあえて避けたのは、「予想」などなんの意味もないと思ってしまったから。
どんな未来が来たって大丈夫だ!とできるだけ思ってほしい。
とかいって、自分だって時にいろいろ不安になってホロスコープを眺めてしまいますけどね。
「今、何が起きてんの!?」ってことを探って、「なんだこの星かぁ〜」ってところで心が楽になるのなら、大いに眺めるべきとも思います。

特に「出会えますよ!」という予想など甚だムカつきます。
出会えるかどうかなんてとにかくわからないのです。
あたかも見えてるかのように占う人もいますし、当たってた!という人も続々出てくる占いもあるかもしれませんが、「出会えなかったじゃん」という失望ほどムカつくものはない(笑)
私はここらの疑念から占いにのめり込んだとも言えますが、「運命の出会い」商法には皆さんくれぐれも気をつけてください。
占い結果にとらわれて思考も行動も止まっちゃならないのです。

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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