Categories: 相性・モテ・恋愛・人間関係noteより

過去1度だけ行った婚活イベント・その2

その婚活イベントで一番モテたのは、安藤氏。
ではなかった。
ずんの飯尾さんに似た主催者。

このイベントを仕切ってるだけあって、終始堂々とした態度に女は頼もしさを感じたのではないか。
それに、休憩時間に男性・女性分かれて団子状態になってると、飯尾氏は「ほらほら、男子バラけて、女子の方行って」と促したり。
はたまた、「誰とも話せなくて…」「何話したらいいのか…」と戸惑う女性のケアもしていた。

やっぱり女はいつだって「私のケア」を求めている。
私のことを知ってほしい。
私のことを気遣ってほしい。
それは男性陣も同じかもしれない。
だから自分のことばかり一方的に話す。
女性は「何も質問されない…」と思ったままただ相槌を打つか、疲れて相手と向き合うのを諦めてしまう。

飯尾氏は実際モテるのだろう。
結婚指輪は虫を寄せつけないアイテムに思えた。
「飯尾さんは、奥さんとどこで知り合ったの?」と、休憩時間はちょっとした飯尾フィーバーになったりもする(名前、飯尾じゃないけど)
女性の大半は「様子見の参加」という感じだった。
それに比べて男性は「真剣に結婚相手を探す」という熱量が高いように感じた。
じゃ、もっと会話してよと思う。
一方的じゃなしに。
でも「それができたらここにはいない…」という嘆息もビシバシ感じられた。

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イベント終了後、なんとなく寄り集まったメンバーで飲みに行こうということに。
店を探すよと言ってくれた人がお店を見つけるまでの間、若林氏と「2人でちょっと散策しよう」ということになった。
そのとき若林氏は結構グイグイだったと思う。
いろんなことを話してくれて、一方的なトークなのに嫌な感じを受けなかったのは、私の中にも「もっと知りたい」という思いが芽生えたからと思う。

だけど、同時に恐怖も芽生えてくる。
さっき知り合ったばかりの人と結婚前提で仲を深めていくことにどうしても抵抗があって。
この全然知らない人との家族と会うことになるまでにどれくらいの月日が必要なんだろう。
男性とのほのぼのとした会話や散策なんて久しぶりで、楽しいと感じているのに、距離の詰め方や自己開示の速度など具体的なことは全然考えたくなかった。

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店が決まって、数人でそこに向かう。
その中には若林氏も安藤氏もいる。
秋なのにノースリーブで元気いっぱいの美人は既に「豪快姉さん」と呼ばれていた。
いつの間にかメンバーと打ち解けたのだろう。

と、私の携帯が鳴る。
東MAXからだった。
メールもLINEもやってないというので電話番号を交換したんだった。
「今から来ればいいのに」と声をかけると、そもそも酒も複数人数での集まりも苦手だと言う。
「敷根さんはそういうのに参加するタイプなんですね、さよなら」とのことだった。

東さんとは2巡もお話をして会話が続かなかった。
男性は本当に内気そうな人ばかりで、「何を話していいかわからない」という戸惑いにあふれた人がかなり多かった。
みんないい人だったんだと思う。
自分は本当に純粋で、いいヤツです、ということを自分だけが知っているようにも感じた。

だけど「知りたい・わかってあげたい」という気持ちが芽生えるまでにも段階はあって、「自分自分!」の前に「相互」のやり取りを重ねることでしか知り合い以上にはなれない。
今日はそのための場だったのだ。

女は普段から女同士の横のつながりにいくらか慣れていて、でも男はつながることにそもそも慣れてない人が絶対数として多そう。
これは孤独という社会的な問題に通じるとも思う。

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この回の終了後、さらに6人くらいで「また飲もう」ということになったけど、3回くらい集まって、あっさり関係が途切れた。

安藤氏は富士登山婚活との彼女と関係がすぐ終わり、いつもそうなんだと嘆きつつ、婚活イベントのダブルヘッダーを繰り返していた。
なんでも女子アナタイプに惹かれやすく、ちゃんとマッチングもするのだそう。
だけど数回のデートで振られてしまうと。
女子アナタイプに惹かれやすいってとこがなんか問題点の気もするけど、この一連の話で結構引いてしまった。

若林氏がグイグイきたのはあの散策時だけだった。
私が6歳年上と判明したからか。
もしくは会合を重ねて私の性格の違和感などを感じ取ったのか、わからない。
けど、結婚から解放されてホッとしたのは確か。
私は結婚という社会的なシステムをどこか恐れていた。
結婚願望とリアルの結婚にはかなり乖離がある。


よく知らない人と結婚を目的に交際してみるなんて、自分には無理でした。
そもそも合コンで交際に至ったことがない。
長所も短所も知り抜いた関係性じゃないと、私は自分をさらけ出すことはできないし、愛情も育まれないんだと、改めてわかったのでした。

だけど合コンには41まで参加したので、いずれそんな話でも。

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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