最近パッとしない日が続いてますが、言い換えれば「毎日穏やか」ということかもしれません。
月獅子だからか、ドキドキすることをつい求めてしまう。
それが自律神経由来の動悸としても、「自分」にベクトルが向かう事態をどこかで楽しんでる。
そんな退屈時には「あのころ」を思い出すのが一番です。すぐ楽しくなれる。
80年代とか90年初頭のカルチャーですね。音楽とかドラマとか。
昨日、ラジオのスキー特集で聴いたZOOやユーミンのウィンター曲がまだ楽しげに脳内めぐってます。
「私をスキーに連れてって」といえば三上博史。
80年代といえば三上博史なんですよ!
三上さんは太陽獅子座。
女性の主人公だと中山美穂や浅野温子。魚座。
あのころ、水星座&獅子座の主役ドラマがとても多かった記憶。
ちょっと振り返ってみます(敬称略・思い出した順)
君の瞳をタイホする!(1988年)
陣内孝則…獅子座
柳葉敏郎…山羊座
三上博史…獅子座
浅野ゆう子…蟹座
三田寛子…水瓶座
☆三上博史がまだ脇役の時代。陣内さんが獅子座のバブリーな華やかさを一手に引き受けていた印象。
主題歌は久保田利伸「You were mine」
君が嘘をついた(1988年)
三上博史…獅子座
麻生祐未…獅子座
工藤静香…牡羊座
鈴木保奈美…獅子座
大江千里…乙女座
布施博…蟹座
☆ストーリーは忘れたけど、火×火の恋愛は喧嘩コミで激しいに決まってます。
しかも女性の個が強い!男性が優しげ!バブルにおいても素朴さを求める層が一定数数いたんでしょうね。
主題歌はプリンセス・プリンセス「GET CRAZY!」
世界で一番君が好き!(1990年)
三上博史…獅子座
浅野温子…魚座
工藤静香…牡羊座
布施博…蟹座
風間トオル…獅子座
☆主題歌はLINDBERG「今すぐKiss me」
このオープニングに合わせて三上博史と浅野温子が街のあちこちでキスしてましたっけ。
エスカレーターでのすれ違いキスが今でも印象的。風間トオルがバブリーさに拍車をかける。
君の瞳に恋してる(1989年)
中山美穂…魚座
前田耕陽…獅子座
菊池桃子…牡牛座
大鶴義丹…牡牛座
☆三上博史の獅子座変化形とも言える前田耕陽。
バブリーな獅子とはちょっと違う元気キャラですけどね。その率直さで繊細・魚ミポリンをむくれさせたりドキドキさせたりするのです(確か)
主題歌は村井麻里子「どうしようもなく恋愛」
逢いたいた時にあなたはいない…(1991年)
中山美穂…魚座
大鶴義丹…牡牛座
設楽りさ子…山羊座
☆まさかの義丹とミポリンの恋。これには世間も驚きました。「君の瞳に」で輝いてたんでしょうね。
布施博の優しさに慣れてきたころ、人は義丹を求めたのかもしれません。蟹だと甘すぎるから、牡牛の朴訥鈍感さは適度なスパイス。しかもすでに付き合ってるところから始まってる。遠距離恋愛の物語です。
義丹はりさ子に惹かれちゃうんだっけ。土星座は目で見て触れることが大事なのであって…。
主題歌は中山美穂「遠い街のどこかで…」
すてきな片思い(1990年)
中山美穂…魚座
柳葉敏郎…山羊座
東幹久…獅子座
和久井映見…射手座
☆ミポリンは結局、誰と一番しっくりきてたんでしょう。
実直系もよく当てられてきたけど、「眠れる森」でのキムタクにやっとうっとりできた気もします。
土星座男子に光が当たりつつ、まだバブルを捨てきれない層のために東幹久投入か。和久井映見がドラマ女王になるまでにはまだ少し時間かかりますかね。
主題歌は中山美穂「愛してるって言わない!」
教師びんびん物語(1988年)
田原俊彦…魚座
野村宏伸…牡牛座
五十嵐いづみ…蠍座
☆無軌道な主人公にはいつだって土星座の相棒がいるものです。
野村宏伸さんは実直で勇気が足りない日本人キャラでしたね。トシちゃん先輩のスケールのでかさに感動する姿がいじましかった記憶。
主題歌は田原俊彦「抱きしめてTONIGHT 」
パパはニュースキャスター(1987年)
田村正和…獅子座
浅野温子…魚座
西尾まり…牡羊座
☆田村正和さんこそがバブルど真ん中のダンディー紳士と言えるかもしれません。
三上博史が女性との接点を探ってるころ、田村さんは女性にカクテルを差し出してた。それをワンレンで受け止められるのはやっぱ浅野温子しかいない!
獅子×魚のアダルティータイムにいつも水を差してくるのが火星座コミカルなわけで。
主題歌は本田美奈子「Oneway Generation」
男女7人夏物語(1986年)
明石家さんま…蟹座
大竹しのぶ…蟹座
奥田瑛二…魚座
賀来千香子…天秤座
池上季実子…山羊座
片岡鶴太郎…山羊座
小川みどり…射手座
☆夏は水星座物語であり、活動宮物語とも言えそう。気持ちがもう入り組んで入り組んで…。天秤や魚のスタイリッシュさより、蟹座の庶民感がまだ人を安心させていたあのころです。そして山羊がエグゼクティブ演じるのはもう少しあと。このころは実直キャラ。
主題歌は石井明美「CHA-CHA-CHA」
男女7人秋物語(1987年)
明石家さんま…蟹座
大竹しのぶ…蟹座
岩崎宏美…蠍座
片岡鶴太郎…山羊座
山下真司…射手座
手塚理美…双子座
柳葉敏郎…山羊座
☆山下真司がトレンディードラマにいることに世間は少しざわついてた記憶。
射手座って2000年代こそモテキャラだけど、あのころ突飛人物だった気がします。
魚座の奥田瑛二さんに代わるようにして秋は蠍座の岩崎さん。コミカルなんだけどアダルティーな秋物語でした。神崎桃子がまた実直なギバちゃんと明るい良介の間で悩むんだこれが…。
主題歌は森川由加里「SHOW ME」夏と秋の主題歌どっち好き?というのも延々悩めますね。
抱きしめたい!(1988年)
浅野温子…魚座
浅野ゆう子…蟹座
岩城滉一…牡羊座
本木雅弘…射手座
石田純一…山羊座
☆獅子座は強い光を放つから、水星座を際立たせたければ獅子以外の火星座がちょうどいいのかもしれません。モックンがトレンディードラマに参入してきましたよ!そして山羊座が「実直」以外の魅力を放ち始める。それは「デキる男」。
牡羊座男性は若者より少し年長者の方が頼りがいある時代。岩城さんカッコよかったな。主題歌はカルロス・トシキ&オメガトライブ「アクアマリンのままでいて」(きたーっ!)
同・級・生(1989年)
安田成美…射手座
緒形直人…乙女座
菊池桃子…牡牛座
☆射手座女性が主役になる時代の到来。水星座黄金時代から時代が変わりつつあるようです。男に翻弄されるような女じゃない。主張と独自性を持ち始める。
しかしなんともまどろっこしい物語でした。そして結構アダルティーだったですね。鴨居くんが菊池桃子にはちょっと強引になる(電気消さずにベッドインとか)。名取ちなみに振り回されっぱなしだったからね。そりゃ射手ー乙女じゃ…。
主題歌はZIGGY「GLORIA」
東京ラブストーリー(1991年)
鈴木保奈美…獅子座
織田裕二…射手座
有森也実…射手座
江口洋介…山羊座
千堂あきほ…牡羊座
☆ついに獅子座女性の主役誕生です。これまで獅子座といえばバブリーなモテ男が主役でしたからね。
赤名リカだってみくびられるような女じゃありません。チノパンをかっこよくはきこなしてました。
そんで火×火のドラマチックな丁々発止と、なんたって実直一辺倒から華麗に転身した山羊男のモテ期到来です。
主題歌は小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
101回目のプロポーズ(1991年)
浅野温子…魚座
武田鉄矢…牡羊座
江口洋介…山羊座
石田ゆり子…天秤座
☆やっぱ牡羊男は年配者じゃないと説得力なかった時代なのかも。
かっこ悪さも全部見せるとか、獅子や蟹、ましてや牡牛座にはハードルが高い芸当(のはず)そのかっこ悪さを受け止められるのもまた魚座なんでしょうね。江口さんはモテ一時休止で「あんちゃん前夜」というようなキャラ。
主題歌はCHAGE&ASKA「SAY YES 」
愛という名のもとに(1992年)
鈴木保奈美…獅子座
唐沢寿明…双子座
江口洋介…山羊座
洞口依子…魚座
深津絵里…山羊座
☆いよいよ主役級風星座の登場です。
このころからドラマに求められるものがずいぶん変わってきた。心と心のストーリーより、「何をどう発信するか?」が重視されてきたんでしょうか。風星座のライトな発信力がいきなり説得力を帯びる。LOVEのドラマに見せつつ、「生き方」を真面目に表現したりね。江口洋介さんが「俺の方がいいだろ?」とばかりにあちこちの主役を揺さぶるあのころ。深っちゃんはあのころ初期の上野樹里さんみたいだった記憶。センセーショナルな脇役。
主題歌は浜田省吾「悲しみは雪のように」
ロングバケーション(1996年)
木村拓哉…蠍座
山口智子…天秤座
竹野内豊…山羊座
稲森いずみ…魚座
松たか子…双子座
☆これもトレンディードラマには違いないけど、「バブル後」が明確に描かれたストーリー。
もっとシンプルでいいじゃん!白Tとジーパン、髪は巻かずにストレート、みたいな。
デキる男より繊細なほうがよくね?という男性像はいつも北川悦吏子さんが描いてくれてたっけ。
山羊座のモテ男は石田純一→江口洋介→竹野内豊へ。
そしていよいよ風星座女性がドラマの主役になる時代到来でしょうかね。松たか子さんはこのあと「ラブジェネレーション」で主役に。
主題歌は久保田利伸「LA・LA・LA LOVE SONG」
あー楽しかった…なんたって主題歌を思い出すだけで楽しい。
今でも色あせないってすごいです。
ジャニーズとか主役の主題歌ばかりじゃなく、実にバラエティーに富んでるじゃないですか。
プリプリとかリンドバーグとか、主題歌から超絶人気者になりましたよね。
でもやっぱ「アクアマリン」かなぁ。あのイントロ聞くだけで膝からくずおれそうになる。
あと「SAY YES」。たまらない気持ちになりますね。
本田美奈子もZIGGYも最高ですよ…1番とか選べない。
そうか、人は水星座より獅子座より、風星座や射手を確実に求めるようになっている。
「あなたはどう?」というドラマからの問いかけがダイレクトに胸に飛び込んでくるような。
たぶん風星座って、蟹とか魚とか獅子よりずっとハードル下がったライトさがあるんでしょうね。そこにシンプルなファッションがマッチして。
またいつだって地星座は激しさの制動役。倫理観の象徴。そしてダイレクトな成功感。といってもその裏には「コツコツやってきた」という実直さと自信がある。
でもねぇぇ、水星座と獅子座のドラマチックさは一生忘れないでしょうね。