Categories: TV・ドラマ

六本木クラス第1話

「六本木クラス」、録画して見てみました。


(写真は「六本木クラス」HPより)

すごい丁寧に作られてる!!
という感動がありましたよ。
「梨泰院クラス」へのリスペクトがすごい感じられた。
あの世界観を守ろう!という気概が、俳優選出にも表れてる気がしました。

竹内涼真さん、配役が決まったとき「どうだろう?」と思ったけど、合ってますね。
私のイメージだと、パク・ソジュンさんからにじみ出る人柄とかっこよさを備える日本役者っていないっしょと思ってたけど、強いて言うなら鈴木亮平さんかなという感じ。
でも年齢がね。

そういえば竹内さんは「テセウスの船」で鈴木さんとの熱血バディーが輝いてましたね。
スタイルもいいし、なんたって顔がちっちゃい。
最初、あの独特短髪まで踏襲するこたないんでは?と思ったけど、顔のパーツがひとつひとつ整ってるからか、違和感が消える!特にホクロ周辺の造形にうっとりしてきます。

 

そんで新木優子さんですよ。
「スアみが強い」と話題になってましたね。本当そう!!


新木さんが美しいのはもうわかりきってることですが、それにしても高校時代のカツラ感はどうにかならなかったのかなとはちょっと思った。
しかも新木さんといえば笑顔なのに、高校時代のスア(優香)はかなりひねくれてるので口角下がりまくり。
しかし!!
天然の笑顔が出るとまぁぁ美しい。あの口角にぶら下がりたいと思うほど。
あー我らも口角下がってていいのかもしれないと思えた。

 

平手友梨奈さんが1話ではオープニングだけの意味深登場というのは原作と同じですね。
外国人とお友達、というところがこれまでの日本ドラマでほとんど見られなかったので、それだけでなんかワクワクしました。
でも竹内さんのお店仲間には外国人いないんですねー。これから出てくることあるかな?

「長屋」のおやじ役に香川照之さんというのは、まさに、あそこまでインパクト強く嫌な権力おやじを演じられるのは香川さんしかいないでしょうね。でもちょっと顔変わった?
その息子役に早乙女太一さんと!うーん。これまたハマりますね。
バカで虚勢張ってるんだけど実は弱虫なんですよね。そのあたりも太一さんうまかったなぁ。
「カムカムエヴリバディ」のトミー直後だから、太一さんだけ年齢上なのでは?と思ってたけど、竹内さん、新木さんと同世代なんですね。30歳前後。
そう思うとカムカムでオダジョーさん・深津さんの同世代っぽく演じられてたのが逆にすごい。
深津さんのこと「サッチモちゃん」って呼ぶときの上から感と、呼ばれる深津さんの少女感とか良かったんだよなぁ。

光石研さん、竹内さんの父役。
これがまたねぇ…泣かせますよ。
光石さんのいい人感はどんだけ死亡フラグ立ててきたでしょうね。
いい人であるほど別れが近いんじゃないかと怖くなる。
ま、知ってたけど、梨泰院クラスからしても。
すぐお別れしちゃったけど、たっぷりいい父親を感じさせてもらいました。
「あ、ダサい?」って言うとことか、光石さんっぽさも出ちゃってね。
なんなら梨泰院での父親は「いい言葉」をたっぷり繰り出して泣かす感じだったけど、日本版の光石さんは「あちゃー」って感じが愛らしかった。脚本丁寧ですね!!
「ちむ」のこと、つい引き合いに出しちゃうけど、ドラマって、見る方もビクビクしてるんですよ。
う・・?という違和感が少し芽生えたとしても、う・・うん!(よし!)と納得するその安心感を何より欲してる。傷つきたくないし。そういう無意識の中のポイントがいくらかクリアされたドラマが生き残るんだろうなと思う。
不安や違和感を抱えたままじゃ見続けられないから。
それは役者の美しさとかで埋められるものじゃない。なんたってストーリー。自分もその世界にいる・行きたいと思わせるような。

そして矢本悠馬さん!!!
あのいじめられっ子は最初誰かわかんなかったけど(顔がわかるように映されてなかったような?)、矢本さんならいいなって期待したんですよね
もし矢本さんなら「優秀フラグ」立つから。
そしたらやっぱ矢本さんだった!!やってくれますよぉぉぉ。

そうそう、緒方直人さんと稲森いずみさんの配役とかもね。いいじゃないですかぁ。
むっちゃ配役こだわりましたね!という嬉しさ。
それでもまだイチャモンつけるなら、六本木より渋谷がよかったのでは?と最初思った。
でも、六本木のほうがテレ朝って感じだしね。国際色もあるだろうし、発音というか字面もこれでいいのか。
納得しきりです!

韓国のドラマで特徴的なのは、女性の確固たる正義感なんですよね。
日本だと上野樹里さんがよく演じるような。
スアの正義感が新木さんにもそのまま宿ってる感じも嬉しかった。
平手友梨奈さんにも体張った展開が待ってますね。
ただ暴力シーンの描写はどうなっていくでしょう。
アカデミー賞でのウィル・スミスの一件から、「理由はどうであれ暴力は許されない」という共通認識が定まったような今。
韓流の特徴でもある暴力シーンを、そのまま日本に持ってきて大丈夫かなという不安ポイントはあんまクリアされてない。
でも未成年のお酒シーンは日本仕様になってたので、ちゃんと安心させてくれるはずと委ねようと思う。ま、暴力振るった分の罰をちゃんと受けてるんですけどね。
このへんは個人がどう折り合いつけていくかにもかかってそうです。

 

元の「梨泰院クラス」がどんだけ素晴らしい作品か改めて感じた。
それがあるから楽しめる、委ねられるというのは正直なところ。
それでもなんでもさ、リメイクでも成功したパターンってそんな多くないだろうから、今後もとにかく楽しみたいと思います。

 

2話の新木さん。美しさの本気出してきた。

 

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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