寅子が航一をどう思ってたのかずっとわかりにくかったのですが、ついに思いを吐露しましたね。
(Yahoo!ニュースより)
航一さんに胸が高鳴ってしまう。強烈なこれは何なんでしょうか
高鳴ってたんだ!
一緒に働く仲間として大事に思ってたことはわかる。
寅子のことだから、あくまで同僚としてだと思ってました。
だとしても、寅子の寄り添いが航一の心を揺さぶったのは間違いない。
「あなたといるとフタが外れてしまう」と航一は言い、「優三さんだけを愛してたいのに、なんで…」と寅子は泣く。
2人のホロスコープを見てみました。
昨日8/9
伊藤沙莉さんのN金星と現在のT火星木星がコンジャンクション中でしたね!
否が応でも恋愛チャンスに胸が高鳴ってしまう。
ちなみにP太陽もN金星と近い位置にある沙莉さん。
これまたなんと!岡田将生さんのN火星もT金星とコンジャンクション中でした。
2人して恋愛チャンスの波に乗る!
俳優同士としても出来過ぎです。
岡田さんは月が山羊と水瓶の境目にありますが、この月はT冥王星とコンジャンクション中でもあります。
まさに心のフタが揺さぶられる航一の図、っぽいじゃないですか。
冥王星が乗る前と乗ってからの人生ががらっと変わる、その予兆を見るような。
伊藤沙莉さん
太陽:牡牛、月:水瓶か魚、水星:牡牛、金星:双子、火星:牡羊
岡田将生さん
太陽:獅子、月:山羊か水瓶、水星:乙女、金星:乙女、火星:乙女
この2人は太陽スクエア。
金星と火星がどう組み合わせてもチグハグなんですよね。
あの身長差キスシーンもかなりチグハグ。
それが微笑ましい2人ですがね。
岡田さんの金星乙女こじらせ感は、いつも魅力として溢れてます。
水星が地星座同士。
コミュニケーションはいつも堅め。実直な2人。
そりゃどっちかふざけるとしたら寅子のほう。
金星と火星からもフットワークの軽さが感じられる。
航一=岡田さんは地星座っぽく、寅子のキャラに「なるほど…」と言うのがやっと。
でも太陽獅子なので、本来は楽しい部分が自分にもあるはず。
それが寅子によって呼び覚まされるような日々がとても楽しいんじゃないか。
こじつけっぽく読みましたが、岡田さんの太陽は沙莉さんの冥王星ともスクエアで、沙莉さんの太陽は岡田さんの冥王星とオポジション。
一緒にいると運命まで変わる心地になる相手。
変わる前が一番怖くなる。変わりたくない!と思うほど。
ドラマであれだけの苦しみ・葛藤が描かれるなら、俳優のホロスコープにもなんらか表れたりするんですよね。
「虎に翼」は「マイノリティーの視点・言い分」をすごく大切にしてるなと思う。
偏見や差別をすごく浮き上がらせてて、ここまで描くんだ!という驚きが日々あります。
昨日の航一の愛の告白シーンも独特でした。
永遠の愛を誓う必要なんてないんですから
不真面目でだらしがない愛としても、(寅子と)線をはみ出して、溝を埋めたい
こんなようなこと。
これは、「婚姻に基づかない愛の肯定」というだけじゃない何かを感じる。
不倫も肯定?
わかんないけど、「永遠の愛を誓う必要がない」
これを主人公たち、しかも朝ドラの2人がお茶の間に向けて言うってなんかすごい。
実話では結婚する2人だけど、ドラマとして独自のメッセージを発信してたんじゃないか。
誰に?
「永遠」が重い人たち。
私もここにはグッときた。
なぜ恋愛と永遠性と婚姻がセットみたいにくくられて・・
まったくそのせいで・・
本当に「そのせいで」と思うことがいつも何かを阻んでくる。
阻むのは自分の意識と思い込みなんだけど、社会のせいにもしたくなるがんじがらめな何か。
「ええじゃないか」と航一は言った。
「それ乗った!」と寅子は応じた。
ドキドキする「今」を楽しもう。
あのド真面目な2人がそう言うなら、永遠性なんて脇に置こうや。
そういうムードが世の中にいきなり浸透すればいい。
恋にリミットがちらつくような時代に生きてることが窮屈で、そういうのから逃れるためにみんな不倫してんじゃないかと思ったりするからさ。
不倫しか形がないこたないのに、結婚が延長線上にある恋愛じゃないと「だらしない」みたいな雰囲気。
航一と寅子はなんだかんだ真面目に恋愛するだろうけど、2人に込められたメッセージを真に受けたい。
とかいって何があるわけじゃなく、手遅れかもしれない。
この「手遅れ」とか自分で言っちゃうのも嫌なんだけど、年齢がどうだからどうとかいうXの「おすすめ」でよく見かけるジャッジメントもたいがいにしろよ…とかボヤきたくなるのは、生きてるだけでぐさっとくることが多い年になったからですね。