昨日のキヨ…こと清原和博氏の独占インタビュー見てました。
1時間近くに及ぶ生々しい独白。
あまりにも正直すぎることばかり。
キヨが薬物中毒の発作を起こして、頭に電気ショックを与えられたり、生死をさまようくらいの状態に陥ったときの話もしていました。
ふだん温厚なお父さんからは初めて殴られた。
そしてお母さんからの一言。
「あんたをもう一回私のおなかの中に入れたい」
キヨ・・・
涙が出ました。
なんて悲しい一言でしょう。
そうしていちからまた育てられたなら…。
どこでどう間違ったのかと自身を責められるお母さんの気持ちの強烈さ。
録画すればよかった…。
せめてここに書き残します。
反省の念、息子への思い、悪魔(クスリのこと)の恐ろしさの独白もショックだったけど、拘置所でのキヨの話は相当詳細だし貴重なものでした。
お風呂に入る順番が一番最後で、そして大量の毛に、何が浮かんでるのかもはやわからない状態の湯船。
最後だから、上がるときには湯船深く手を入れて栓を抜く。
ボールを握ったこの手で、グラブをかぶったこの手で、バットを振ったこの手で、この湯船の栓を抜いている俺に、涙が出たと。
「拘置所では自分は114番と呼ばれてました」
「114番、飯」
「114番、顔を覆うな」
キヨはクスリを手に入れた「何月何日」まで細かく語ってくれて、誠実そのもの。
インタビュアーが結構踏み込んだ質問してて、そのグイグイな感じに、「おい、キヨを誰だと思ってるのさ!」とヒヤッとイラッとすることもあったけど、キヨは自分のことを「自分は犯罪者として今日は来ました」とまで言う。
キー局でこんな独白今まであったでしょうかね?
しかもかつての大スターの。
キヨは本当に子どもたちを愛していて、それは悪魔に染まっていたときからそうだったんだけど、「俺は何をやってるんだろう…」と思ってもやめられない。
土日には息子たちの野球を見に行って、愛しさが募るほど寂しくなって、また使う…という悪循環の話も詳細すぎる。