今日15時半から「伝説のコンサート 山口百恵」が放送されてました。
ステージにマイクを置いて去ったというあの引退コンサート。
なぜこんな豪華な放送が実現したのでしょう!いや、すごかった…感動です。
まず当たり前ですが歌が上手い!
声の伸びやかさ。
そして色気ですよね〜。
このとき21歳ですよ!!!
これちょっと21歳っぽいかな。モー娘。っぽい。
山口百恵さんの記憶が鮮やかなのは、私よりちょっと上世代なのだと思います。
「ちびまる子ちゃん」でもまる子が「あなたに女の子の一番大切なものをあげるわ」って歌って親に怒られてましたね。
山口百恵さんは太陽牡羊で月が牡羊。
金星水瓶で、火星が牡牛なんですよね。
歌唱の牡牛、色気の牡牛です。
声の伸びが聴いてても気持ちいいんですよね。
やっぱり真似したくなるし、百恵ちゃんに憧れて歌手になりましたという子が無数に出てくるのはわかります。
そうであればこそ国民の歌唱力も上がる気がする。
今、そこまで影響力のある歌手っていますかね。
またMCでのお言葉も大人っぽかったんですよ。
水星が山羊座で土星とコンジャンクション。納得です。
自分の言葉ですよね?(台本などないですよね?)
あたしは、「女」という字がとても好きです…
「あたし」って言うんですよね、百恵さん。
それがかっこいい。牡羊月っぽいです。
ノリが最高潮に達すると「イェェッ!!」というド迫力の声出されたり。
百恵さんの言葉をもっと聞きたいと思った。
自伝的文庫「蒼い時」とベストアルバムを早速Amazonカートに入れましたよ。
なぜ引退するかというと結婚するから。
三浦友和さんとですね。
ステージ上では結婚前の心境なども語られてました。
そして「愛」を語る百恵さん。
それは母親への愛、これまで出会った人への愛、広義の愛だろうけど、友和さんへのあふれる愛を感じたのは私だけじゃないはずで。
それにしても山口百恵さんの歌詞はキワドイものが多いですね。
あなたが望むなら 私何をされてもいいわ
いけない娘だと 噂されてもいい
(青い果実)
いや、よくなくない?と思っちゃうのは令和だからかな…しかも男性作詞家(千家和也さん)ってとこがもやもやします。
千家さんの歌詞はどれもエロいですね。
しかし、数々のはちきれそうな歌詞と硬派っぽくも不良っぽくも見える百恵さんのイメージがぴったりはまります。
そうかと思えば、男性に愛されることこそが喜び…あなたに尽くします…という曲もある。
これを山羊座の百恵さんが歌うなら、国民の胸にダイレクトに影響を及ぼすと思う。
女は守られ、男の求めに応じ(なんでもするわ)…そして寿引退…
だけど百恵さんを通して歌詞を感じてみれば、人を愛するとこんなに身も心もはちきれんばかりになるんだっけね…ということをつくづく思いました。
愛ってなんて素晴らしいのだろう・だけど愛って苦しくて激しくて、やっぱ動物的なものに突き動かされてる・その高まりじゃん…とも思った。そういう生々しい表現が百恵さんの曲には多いのですね。
ラスト曲は「さよならの向う側」阿木燿子作詞・宇崎竜童作曲。
このゴールデンコンビから生まれた曲がまた素晴らしいのです!
「イミテイション・ゴールド」がとりわけかっこいいですね。作詞も曲も何もかも。
しかし結婚前の女性とはこんなに美しいものかと目を見張った。
よくぞ百恵さんに紫のアイシャドウをチョイスしてくれました!と、当時のメイクさんにすら感謝したいほどの美しさ。拝みたい。
置いた!!!
これをTVで目にすることができるとは…
横断幕がまたいいですね。