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秘密の箱・4について

秘密の箱4は「不倫について」

 

「について」とかいって、ただ人と話しにくいことをこの場を借りてダベりたいだけ。

私はいろんな人の恋愛話聞きたいんですよ。
知りたいし話したい。
単にいろんなパターンの関係性にすごい興味があるというか。

 

それにしても「不倫」というワードの時代遅れ感は気になりますね。
昭和のワンレンが肩パッド揺らして泣いてるみたいな(そんな?)
「恋におちて」から進んでないようなワード・不倫。
私が昭和生まれだからかな。
「不倫といえば金妻」が更新されてないだけかもしれず。

20代までは「実はさ…」という告白をちらほら耳にしたことはあった。
でも一夜かぎりとか、2回で終わったとか短いのが多かったかな。
周りほとんど独身だった時期は、不倫もひとつの恋愛の形として耳を傾けていた気がする。
30過ぎるとパタッと直接的な話は耳にしなくなりましたね。
誰にも相談しない人が増えただけかな。

 

私が20代前半のあのころ、不倫は少しはやってた気がする。
1998年に松嶋菜々子主演「Sweet Season」がヒットして、私も椎名桔平氏のような上司とのひそやかな京都不倫をちょっと夢見たものです。

異性の上司に気に入られることは、一般事務職の自分のある種のステータスだったのかもしれない。
20代の若い頃、15くらい上の上司の同期も交えて銀座で飲んだ、なんてこともあった。
それは同世代とつぼ八でダベるのとはレベルが違う。

38歳くらいのその人は、白金のおしゃれチョコバーをプレゼントしてくれた。
ははぁ、これが本社勤務の大人の男ってやつか…
記憶では鈴木亮平みたいな感じ。
こちらに向けてくる笑みに何が含まれてるのか、20代のあのころでも瞬時に判別しなきゃいけないような色気が確かにあった。

 

その人と何があったという話ではない。
その人が不倫してたということでもないんだけど(知らんけど)、私のイメージ内の不倫男ってああいうデキそうな亮平タイプだなと。
だから、お金も立場もあるような人じゃなきゃ不倫しないイメージというか。

ただ、中学の同窓会で既婚男が堂々と「彼女がいる」とか言いだす風景はそれと感慨が違う。
ヤンキーの延長みたいな感じを受けたんですよね。
犬小屋も手作りで子ども3人いて、待ち受けが我が子というニコニコした男に婚外恋愛の相手がいるという。
「かあちゃんが」と何度も言うくせに。
かあちゃんが小遣い厳しくて、彼女が欲しがるブレスレット買ってやれねぇ。
知らねーよって話で。
こういうタイプは金のセコさでいずれ別れが来るんだけど、また別の相手が現れる。ま、モテるんでしょうね。
「鶴瓶の家族に乾杯」見てると時々出てくる奥野瑛太みたいな家庭的職人にも、つい疑いの目を向けることがある。

だから私の中にはデキる鈴木亮平タイプとのバブリーな不倫と、家庭的奥野瑛太みたいなやんちゃ不倫と、イメージが2つある。
共通点としては、「俺はもっとデキるんだ」という誇示。
仕事も家庭もちゃんとやってる(つもり)
結婚してても誰かといい感じになっちゃうなら恋愛するよね、という余裕アピール。

 

でも男性だけじゃなく、女性だって「もっと私はデキるはず」という魂の叫びがあると思う。
特にこの国の女性は「女性活躍推進」とか掲げられちゃうくらいで、活躍度が低い前提が依然としてあるというか。

 

独身の自分が既婚者に惹かれそうになるってことはよくありました。
でもやっぱ20代までだったかな。ゼネコン一般職のあのころでしたね。
まったく何者でもない若い自分を、10以上も年上の華やかな男性にもし気に入られたら。
一体なぜ?私のどこを?と不思議に思いつつ、急に自分がパワーアップしたようにも感じそう。

ただ、「相手に別れてもらうことは現実的ではない」という強い体感があったので、恋愛や結婚を本気で求めた分、既婚者に夢中になることはなかった。

でももしこの先、自分が既婚者になることがあるとして。
こんな年齢でも、配偶者以外とのハッとする出会いがないとも限らない…とか思うものです。
結婚というある種の縛りは、人の気持ちを禁欲的にする危険さが確かにありそう。

 

ぶっちゃけて言うと、誰かを好きだと思うことなんてしょっちゅうある。
みんなみんな好きだけど、恋愛っぽく進展する人としない人がいる。
何が普通かはわからないけど、一番最初に「好き」と思って、相手にも手応えありそうな何かを感じたとき、他の精子は死にますよね。

って私が死を決める話じゃないけど、他の人は目に入れないようにするということ。

ただ、なんで「好き」と思うかというと、さっきの上司じゃないけど「この人は私の魅力を見出してくれてる」とか「頑張ってる私を知っている」とか、まるで拾い上げられるような唯一無二感が刺激されるから。
もちろん相手の人柄とかにも魅力を感じて好きになるんだけど、相手の好きなところって「自分」にもあるとことかいいますよね。投影というんでしょうかね。嫌いなとこも然りだけど。

私は職場恋愛がほとんどですが、私の唯一無二感を見出してくれる人がもし既婚者だったなら(妄想)
その既婚者から、「あれ?私のこともしかして…」と感じたら。

胸の中は恋愛っぽく盛り上がるかもしれないけど、頭のどこかでバカだな、と冷静に感じるとも思う。
既婚なのに好意を示してくるとか、どういうつもりだろうと。
マッチングアプリでの出会いならわかんないけど、職場だったら本当バカと思う。
でも舞い上がる自分も確かにいるんですよ。バカに付き合う自分を妄想する。そんなことはひた隠しにする。

 

だけど人はわからないから。
家庭的と思ってた松下洸平ふう既婚者に思わせぶりに誘われたら、何か悩んでるのかな(だとしたら救ってあげたい)とか思うのかもしれない。
もし自分の日々があまりにも無風で退屈だったなら、不倫をメモリアルにしたくなるかもしれない。
既婚男に「メモリアルにしてあげたよ」なんて言われたら興ざめだけど、メモリアルしたらちょっとやそっとじゃ心身は離れない。
そのとき自分にはどんな覚悟が生まれるんだろう。

 

既婚同士の恋愛話は、ふーん、そうなんだね、という感じで聞ける。
思うところはあっても、ジャッジする気はないというか。

ただ男性が既婚で女性が未婚の場合。特に女性が出産したい場合。
その男は何考えてんだろうと厳しく言いたくなりますね。女のリミットをどう考えてるんだろうと。
ましてや避妊しないとか中絶させるとか、それでも女性側が別れないとか、たくさんあるんだろうけど、とにかく肉体を大事にしてほしいと祈るしかできない。
自分の心身を傷つける恋愛というのは、自分を好きになれてないということで。

ただ自分を傷つけるレベルまで行く人は自分を好きになることがどれだけ難しいかということとは思う。
傷つけてくる相手と傷つく自分がまるでセットになってるようなカップルは、「傷つく自分」の側がその自己像を塗り替えられないのかもしれない。
自分のパターンを幼少期からたどるとか、誰かの手を借りてでもそういうワークをしていって、パターンを更新していってほしい。傷ついたのは過去で、もう繰り返す必要もないんだと。

「傷つく自分」にもいろんなレベルがあるとは思うけど、この国の女性の多くがそういうパターンを潜在的に持ってるようにも思うんですよね。自分も含めて。
私は45を超えてからこのあたりのことに必死で取り組んだ。

とかって、幸せいっぱいの不倫カップルもいるのかな?
いるのかよ!ってツッコミたいけどメリークリスマス。

 

 

 

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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