秘密の箱

先日、久々に整体に行った。

 

私の通ってるとこの先生はちょっと変わった人で、何が見えてるのか「胃袋に霊が詰まってたけどもう大丈夫です」とか言ったりする。
私は憑依体質らしい。
そんでもって憑依されたものを「吐き出すこと」が下手だと。
大泉洋さんもものすごい憑依体質のようですね。

 

その先生は先日、「秘密の箱をたくさん持ってますね」とつぶやいた。
先生はいつも不思議なことをつぶやくけど、私についた霊としゃべってるんだろうと特別反応もしなかった。
でも「秘密の箱」という響きが気になったというか気に入ったというか。

私はO吐恐怖症ということを前にも書きましたが、「秘密」「吐き出す」とつながってるように感じたんですよね。
私には特別隠さなきゃいけないことがあるわけじゃない。
個人情報に普通に気をつけてるくらいなもんで。
ただ・・・

本当は話したいのにどこにも・誰にも話せないことは確かにたくさんあるかもしれない。

1・好きな人への気持ち
2・家族のことや自分の気持ち
3・一般的な出産のこと
4・不倫について
5・O吐恐怖症について

 

1については、「別に恋愛感情というわけじゃないかもですよ」という態度で結局1年以上経ってしまった。
休日デートは何回もしてるのに、会うたびに好きという感情のロックが固くなる。

よくインスタで、「男の子は好きということを言葉や態度で表現するの苦手なんですね。だから行動で表すわけです。例えば約束を守るとか…」という動画がアップされてますが、男の子だけじゃなく女だってそうだと思う。

恋愛姉さんは「好きって伝えないと何も始まらないゾ!」と背中押してくれるけど、それって本当に本当かね。

不景気の間に誰しもの生き方そのものが変わってしまった今、景気よく行動できない人が増えてるのは当然と思う。
しかし、昔のセオリーが期待できるのは昭和50年代生まれまでの年収500万以上、または優雅な正社員男性じゃないでしょうか。
「自分から決めに行く」という昭和な律儀さ。
「いいから財布しまって」と言える余裕。
「送るよ」と言える体力と下心のコントロール。
誕生日とプロポーズの合わせ技。

昭和60年代や平成生まれだってこれらのどれかは、やる男かもしれない。でも全部やれるのは、ふかわりょう言うところの「ホットドッグプレス世代」と思うんですよねー。

しかしこの世代は総じて派手好きなので、遊びたい欲も強い。お酒、女、深夜、高額の趣味などなど…

 

何の話だってことですが、2については先日、高校時代からの友人1人にあれこれオープンにしました。
そしたら友人も個人的な悩みを打ち明けてくれた。
それは時が経ってるのに癒されない傷。
たった1人でも、自分のセンシティブなことを知ってくれてる人がいるのは心強い。
思えばこのころから、「吐き出すか否か」の問題がはっきり浮かび上がってきた気がする。

 

3以降はまたの機会にします。

 

 

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