Categories: TV・ドラマ

1月に見たテレビ

最近、何書いていいのかとんとわからなくなり、とりあえずテレビは日々見ているので感想文を書いてみます。

・ぽかぽか

フジテレビの「ぽかぽか」、始まりましたね!
第1週は新ドラマ出演者がゲストという豪華さがあって、2日目から見ました。
マツコ回見逃したのはちょっと残念。

そもそもなんで見ようと思ったかというと、杉野遥亮さん目当てに見た「グータンヌーボ」の岩井勇気に俄然興味を抱いたから。
ここ数年、岩井のおもしろさがずっと気になってて、本も買っちゃおうか何度も迷ってた。
鈴木伸之さんの薄っぺらさへの容赦ないツッコミが光ってましたよね。
「ぽかぽか」でも鈴木さんの明るさ裏の闇を浮き彫りにしてた(笑)

ヤフーニュースでもいろんなライターが書いてたけど、確かにいいともっぽさがあって懐かしかった。澤部はいいとも出てたしね。
神田愛花さんの番組をどこかずっと避けてたけど、あの人やっぱすごいんですね。
度胸がすごいし、生放送での言葉選びがギリギリ品の良いとこをかすめてる感じで、ハライチとでも誰とでも自然に調和する安心感がある。双子座っぽいと思ったらそうだった。

竹野内豊さんが出てたときの緊張感はちょっと忘れられない。
それこそ「いいとも」のテレフォンショッキングのあの頃から「トークが超苦手そう…」とは感じてたけど、そもそも人嫌いなのかもと思うほど隔世感が漂ってました。
黒木華さんが隣にいてくれるだけで不思議な安心感があったよ。
黒木さんのふくんだ微笑が緊張をほぐしてくれた。

そんでもって「肉切るな、肉切るな」って私の念が通じたかのように、この日は肉ぴったり切るコーナーがなくなったんですよね!
いまどき生の食べ物扱うなよと思いつつ、フジっぽい下劣さは味わい深かったんだけど、竹野内さんと黒木さん、さすがに生肉切らないだろう!
誰か断ってくれ!もしくは誰か同じようなこと察してくれ!と思ったら、「予算が早速尽きて今日の肉コーナーはなしです」となったんだから驚きです。
そんで翌日から肉切りコーナー復活してた(笑)何なんだよ。

爆笑問題のときも見ました。あーいいともっぽい!と思って目を細めた。
でも肉切りコーナー直後にいつもチャンネル変えちゃう。最後まで見たことはまだない。舞いあがれ!とDAIGOの料理番組を見たいから。
岩井の本は買っちゃいました!どんどん筆が乗ってくるのか、読み進めるほどにおもしろさが増していくんですよね。2冊目も買っちゃおうかな・・

・「あさイチプレミアムトーク」新納慎也

新納さんがついにあさイチに!と予約録画をしたのですが、これまで13回もあさイチ出られてるようです。
プレミアムトークは初。

とかいって私は「真田丸」と「鎌倉殿」の新納さんしかお見かけしてないんだけど、阿野全成が死亡してから新納さんのツイッターもフォロー。
そしたら全成亡きあとも鎌倉殿の感想をリアルでつぶやいてくれてたから嬉しい。

新納さんって、見てるだけで楽しいんだな。
あの関西弁がなんたっていいし、あんなに素敵でお背も高いのにイケメンぶらないじゃないですか。
「自分男です」ということを前提としてない感じが好き。
ご本人も「僕はボーダレスな人間」と言ってたけど、それは年齢や性別とかあらゆる違いを違いととらえないとこがご自身の特徴というか長所だと。
あーどんな人が好きなんだろ?とか思わないこともないけど、そういうとこに特段エネルギーを注いでなさそうな平和感がいいんですよね〜。
いや、特段注いでるかもしんないけど、見てるこっちとしては新納さんの視線の先より新納さん自身を楽しみたい。幸せのカードをいっぱい持ってる人って感じ。
だっていまだに横断歩道の白線しか踏まないらしい。黒いとこにはサメがいるからって。
・・・むっちゃ好き!!!

新納さん同い年で、正直仲間にああいう人いたら引くと思うけど、でも私ってやっぱ変な人が好きなんだよな。変な人が好きな自分が好き。
今年か来年、新納さんの舞台を観に行きたい。

・「罠の戦争」と「100万回」

この2つは脱落を決めました。
「罠の戦争」は、タイトルがこうなんだったらずっとああなんだろうと、先読みしたらもう疲れた。
そりゃ田口浩正さんの役はえげつないけど、何もあんなに秘書3人で企んで陥れることないんじゃないかと。
いや、企んで陥れるほどの人物ではあるんだけどさ。
意識不明中の息子が超善人に描かれてて、そりゃそうなるだろうけど、あの善と悪のコントラストは今の自分は欲してない。さよなら杉野さん。

「100万回言えばよかった」は、2話を見逃したのが大きかったかもしれない。
このドラマも3話はなかなかの善悪コントラストでしたね。
愛を伝えるという行為は素晴らしいと思う。
自分のように愛情表現をまともにできない人間からすると、こっぱずかしくて見ていられないというのが正直なとこです。

・「星降る夜に」

これはもう最後まで見ていこうと思います。

産婦人科医の吉高さんが、生後2日目の赤ちゃんを置いて逃げた女性の話を北村匠海さんにしたところ。
北村さん演じる一星も幼い頃に両親を亡くして孤独な時が長かったこともあり、「赤ちゃんの母親を探しに行こう!早く!かわいそうだもの!」と吉高さんを急かすシーン。
「あー」と思った。このあと2人でタクシーも使わず走り回って息を切らしながら母親を見つけるんだろう。いかにもテレ朝だなと。
そしたら!!!
探しに行かなかった。

吉高さんは「まだ2日しか生きてない赤ちゃんのことみんなかわいそうって言うけどさ…」と、眉をハの字にしたディーンさんとか思い浮かべながらつぶやき始める。
「母親のもとに赤ちゃんを帰したところでハッピーになるかもわからないし」

これだよ…時代だよ。アップデートだよ。
「今」の問題がドラマで描かれるってこういうことだよと感動しました。
「赤ちゃんがかわいそう」ととかく描かれがちなんだけど、産婦人科医が主役だけあって、なぜ母親は赤ちゃんを置いて行かざるを得なかったか(そこにも事情があるはずで)、というとこまで想像を至らせる描かれ方。母子別離でも赤ちゃんの未来は輝きに満ちてるはずと。

また北村さんのお仕事が遺品整理というのも時代っぽい。
死もまた不幸と捉えられがちだけど、たとえ孤独死でもきっとその人なりに生活に愛着があった、それは遺品から伝わると。こう描かれると、なんか救われる。
死と生と性、これらを「今まで」の価値観のあえて逆側から見てみようという試みすら感じるドラマです。
そういう試みがTVから感じるってことが妙に嬉しいんですよね。私の何になるってわけでもないのに。

・「おしゃれクリップ」浜辺美波

見ようと思って見てたわけじゃなく、適度なところでチャンネル変えようとしたら、浜辺さん登場からもう釘付けになった。
ずいぶん大人っぽくなったとは思ったけど、前と変わらない独特の緊張感がある人ですね。独特の暗さというか。
あんだけ可愛いんだもの。しかも10歳からグランプリとって完成されたお顔立ち。
それなのになぜか、浜辺さんを見ると脳内に浮かぶのは「苦」とか「陰」の文字。
乙女座っぽい。愛すべきこじらせ。

上白石姉妹や山崎紘菜さんと同期で、自分だけいつもできなくて何やっても最下位で本当につらかったという苦悩の時代。
「なんでできなかったかわかる?」って聞かれてもわかんなくて…と浜辺さんが語ると、この「なんでできなかったか…?」という問いかけの残酷さがより一層浮き彫りになりつつ、自分も過去指導側にいたとき、ああして人を追い詰めてやいなかったかと胃を痛くした。

親友の佐倉綾音さんが「透明感の権化」と評した浜辺さんのMV見れてよかった。
冒頭25秒あたり。ってか清澄高校麻雀部って何…?

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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