ホロスコープから浮かぶものー大谷選手と栗山監督の場合ー

前回の記事に、大谷翔平選手のホロスコープを当てはめてみたいと思います。

ちなみに以下の図は「大谷翔平2021」で使用したもの。
内側が大谷選手、外側が栗山監督です。

まず大谷選手。

ASC:水瓶 → 大谷選手の衝動。ま、どこまでいっても予想でしかないですが、水瓶座ということは「誰とも違うことをやりたい!」「常識を打ち破りたい!」

月:ほぼ4室双子 → 火星とくっついてるとこからすると、大谷選手はおうちの中で動き回ってたい。
飲み会にも行かず試合後でもトレーニングをしてるのも、それが快適だからなんでしょうね。
あと、もともと何でも同時進行でやりたい人じゃないのかな。つまりそれが二刀流にもつながると。

太陽:5室蟹 → 「何のために」=「自己表現のために」かもだけど、水星が近くにあるので「ちびっこのために愛されスーパースターになること」が目的…に見える。

木星:ほぼ9室蠍 → 海外方面でチームに所属した方がやっぱいい気がする!
それを潜在的にわかってた大谷くんでしょうか。

土星:1室魚座 → 「滅私精神」を厳しく自分に課してる人にも思えます。「与えられたところで咲きなさい」的な人生訓。

金星:獅子座7室 → 9室冥王星ドラゴンヘッドとスクエアなので、「海外でとことん人気者になる」「海外のスーパースターととことん関わる」ことが職業の輪郭。

MC:射手座 → ずばり「アスリート」が自分らしい社会的立ち位置。しかも射手なのでからっとして明るい・さわやか・肩に力の入ってないユーモア感。

火星:3室双子 → 同時進行=二刀流というやり方でまさに人生を構築されている。
あと、実は徹底して情報分析などもされる方かもしれません。冥王星とは緩いながらオポジションなので「相手を知る」というやり方でも実績を積み上げてるのかもです。

水星:5室双子 →  「自分めっちゃふざける奴です」
蟹の太陽も近くにあるので、「自分めちゃ庶民的ですし」
このおふざけが仲間をイラつかせることもありそうですが(笑)、なんだかんだそういうとこが愛されんでしょうね。

外惑星について。
冥王星はもう「海外で有名人」になることがわかりやすく暗示されてるように思いますが、サビアンは蠍座26度(数え)「キャンプを作っているインディアンたち」
「どこに行っても適応できる器用な人」というシンボルだそうです。

天王星は山羊座25度「東洋の布を扱う商人」
これも「東洋にいい素材ありまっせ→自分」という感じです。
「人から見るとかなりものめずらしいキャラだけど、誰とでも分け隔てなく接する人」というシンボル。

海王星は山羊座23度「戦争での勇敢さをたたえる2つの賞」
これもまさに二刀流という感じしますね!しかもバッターでもピッチャーでも賞を取る人じゃないですか!
サビアンシンボルからしても「複数の価値観を体験する人」とのこと。うーん、うなっちゃいますね。

大谷選手は、もう自分の目的がわかってる人みたいに見えますが、7室金星と12室の天王星海王星150度を思うと、注目されたり活躍したりするのはあくまで結果論としても、なんで自分がこんなに野球大好きで一筋なのかは、わかんないじゃないでしょうかね。
獅子座金星は「楽しい!大好き!」というただそれだけじゃない方面に、不思議な力でぐいっと引っ張られてるように思うんですよね。
その方向が12室というのと、冥王星にヘッドがくっついてるとこからしても、前世が絡んだ運命性を勝手に感じます。
ただ大谷選手は1室魚座土星の人なので、スピリチュアルなことは一切表面に出さない気がする。
でも55歳以降になってから「実は…」的な精神性を吐露してくれるかもしれませんけどね。

この1室土星はMCとスクエアでもあり、私はこれがあるからこそあれだけの活躍・人気を得ても謙虚なんだろうなと感じました。
人によっては「オレ、神」みたいになってもおかしくないのに、その謙虚さには揺らぎがない。
ただ双子が効いてる人なので、ふざけちゃうことはやると思う(笑)
でも可愛いんですよね〜。どんなポーズしてもキマっちゃうしねぇぇ。
あれこそ金星獅子座の模範的表現だよなと。

 

こんな感じで栗山監督のホロスコープも見てみます。
出生時間は不明ですが、それでも浮かび上がるものがあるんじゃないかなと。

ASC:不明

月:乙女 → 接してる冥王星を思うと、この方は休みの日でもずーっと脳を働かせてんじゃないでしょうかね。それが趣味でもありそう。
選手を輝かせるには?ということとかずーっと本当に考えてそう。だから監督向いてるんでしょうね。

太陽:牡牛 → 何のために=お金のために。いや、まさかね。
「目的」というスケールの大きなことを読むには何ハウスかわかったほうがいいのですが、ただ太陽のアスペクトが豊富なんですよね。
太陽ー木星土星スクエア、太陽ー月冥王星ヘッドトライン、太陽ー海王星オポジション。
栗山監督のキャラに寄せて読むなら、「素材」ということにすんごく関心がある人なのかなと。
選手という素材、野球の素朴性を取り戻すことについて誰よりも真剣かつマニアックに考えてる人なんでしょうか。

木星:水瓶 → 「人と違うやり方でいい気がする!」「唯一無二のセオリーでいける気がする!」
大谷選手のASC的衝動と共鳴するものもあったんでしょうね。

土星:山羊 → この土星は最終度数の29度にあり、ということはこのたびのT冥王星の直下にあったわけで。しかも現在土星期の監督。
N土星はN火星とオポジションであり、N太陽とはスクエア(Tスクエア)
「国のために重い責任を負わなきゃならない(んでしょ?)」という涙目の覚悟がイメージされます。

金星:牡羊 → なんとノンアスペクト。
金星にアスペクトがない人は、ずーっと少年の夢のような純粋さを追いかける傾向にあるようです。
牡羊というのがまさに”純粋な”野球って感じ。野球にひたむきに関わる職業姿勢がまさに感じられます。
ちなみにWBC期間中にこの金星上をT木星が通過しています。純粋野球の結実!

MC:不明

火星:蟹 → 「人の心をつかむやり方」「庶民的な優しげスタンス」で人生を歩まれてきたんでしょうね。
蟹座火星の方にはどことなくトホホ感があり、しかも土星とオポジション、水星とスクエアなのでめちゃ実直。まさに「自分、不器用なんで」という人に思えます。しかもWBCオファーのために選手一人一人に直筆のお手紙を出したそうじゃないですか!
またWBC中の監督は、北の大地にお住まいだからか「北の国から」黒板五郎に見えるときもあって、醸し出される不器用さは健さんというより邦衛さんのような凄みということかも。
あと蟹といえば「排除」
なので、穏やかそうに見える栗山監督でも、「害」とみなす人はいるんじゃないかと思う。そういう人はチーム作りに関わらせないとか。

水星:牡羊か牡牛 → 牡羊なら「自分、好きなことはマシンガントークなんで」、牡牛座なら「自分、確かなことしか語らないんで」
23時までに生まれてれば牡羊ですが、マシンガントーク紳士っぽいとこもありますよね。
太陽が牡牛なので、熱く語っても実直そうな印象に影響はなさそうです。

栗山監督の外惑星サビアンも、いかにも!という実直さ・献身さ・ドラマチックさがうかがえるものでした。
ハウスがわからないので深追いはやめますが、監督の太陽ー海王星オポジションを思うと、監督もまた何かに引っ張られるように、しかもその道をとにかく信じてこられたんでしょうか。
海王星的な世界はとにかく普通じゃないので、自分を信じることを鍛えないと突き進むのはとても大変。
木星と海王星がスクエアなので、46〜55歳の木星期に海王星スピリットを受け入れざるを得ない何かがあったのかもしれません。(51歳で日ハム監督に就任、55歳で日本一)

 

これだけ活躍した方たちなので、どうしてもその活躍に寄せる読み方にはなります。
まったく知らない方のホロをこんなふうに読めるわけではないんですよね。
ただ、自分で自分のホロを洗い出してみると、引き出し整理みたいなスッキリ感が意外にあるかも。
特に外惑星・特に12室と関係のある惑星は、「ずっと見出されるのを待っていた」ような独特のコール&レスポンスが内側だか脳内、はたまた夢の中で感じられるかもです(自分はちょっとあった)

 

 

 

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