月が猫なら

女子同士で話すと、テーマはいつでも結婚・恋愛・男。

けど、自分はいったい何を求めているのか、どんな人となら楽に楽しくいられるのか、それがわからない女子がすごく多いといつも感じる。自分も含めて。
みんな、自分の欲求に年々謙虚になっていくようにも思える。
「普通に平均的であればいいかな…」みたいな。
「顔とかじゃなくてぇ、優しければもういい…」みたいな。

けど、よくよく聞くと
「ケチは嫌だ」「俺サマ男はダメ!」「たばこ無理!」「眉毛整えすぎはチャラすぎ!」などなど、受け付けないバナシでいつのまにか盛り上がってしまったりする。

拒否する分野は多くなる一方で、だけど望んでるものに手を伸ばしたいのよ!と息巻く女子は…ほんと見かけなくなったのです。
「とびっきりセクシーな人がいい!」とか
「顔はねぇ、なんだかんだ大事」とか
「男だって一人暮らし並みの家事全般できてくれないと…」とかとか。
こういうことをはっきり宣言できない「怖れ」の原因ってなんなのだろうな。

ところが、ふと表れる女子の本音。
「私は甘えたい」とか
「私は自由でありたい」とか。

心の奥深くに秘めたほんまもんの願望。
それって、ホロスコープだと各々の「月星座」から発せられたものだと感じたのです。

そこで、私の身近な自由生物・ねこを「月星座」に例えて、並列に論じてみたくなりました。
自分の月星座を自由な猫だとするならば、それは日々の生活において決して無視してはいけないところ。
どんなに己を消して働く日々でも、一日のどこかで「自分のねこ」がのびのびできる時間を大切にするべく…。
ちなみに、「大好きなもの」を表す金星星座で見てみてもよいかもしれません。

 

牡羊ねこ:「かけずり回りたい!」
飛び出したい!ダッシュしたい!その衝動にストップをかけられると、凶暴にもなりかねません。
落ち着きを求められると焦って焦って、ますますセカセカ・イライラしてしまうのです。
でも、時にはその凶暴な衝動すら許してあげてほしいものです。
噛まれるほうは少しうんざりだけど、覚悟と忍耐持って手を差し出してみれば、そのうち甘噛みに変わって、衝動的な自分を受け入れてくれる相手に最大のかわいい自分をさらけ出せるはず。。
いつでもその衝動は直感的で、だから窓ガラスにアタマぶつけたりと失敗も多いんだけど、きみは愉快だな~なんて優しく微笑まれたら、明日も頑張るっす!と、いつでもピュアな元気ねこでいられます。

牡牛ねこ:「おいしいもの食べたい!」「やさ~しくなでてもらいたい!」
CMに出てくる猫のように、自分のためにおいしいものを用意してもらえると愛を感じます。
だけど、おなかいっぱいおいしいもの食べた後にほったらかしでは、欲求不満からぶくぶく太りかねません。
おなかが満たされた後には、やさ~しく、頭から足の肉球まで丁寧になでてもらえたなら、その満足感から毛ヅヤもぴかぴか、誰もが振り向くような誇り高き美人ねこにもなれるはずです。
ひなたぼっこでのんびりパートナーと、「あったかいね」「平和だね」そんなささやかな日常をいとおしく思うのです。

双子ねこ:「かろやかに遊んでくれぃ!」
べたべたされるのが苦手で、目が合うと「むぎゅーっ」としてこようとする飼い主・パートナーからたちまち逃げ出します。
深刻な雰囲気が嫌い。
でも、なんとも不思議でかろやかな羽のおもちゃなどちらつかせられると、ひゃっほーい!!と一目散に駆け寄ってきます。
新しくて不思議なもの大好き。パートナーも引くくらい狂ったように遊びまくります。
でも、その中毒性を叱ってはいけません。
存分に自分のマニアな世界を認めてもらえたなら、少しクールさは漂えど忠実さも見せます。
ちょっぴり変態性のあるべたべた時間が持てたなら、サイコーに満たされるかもしれません。

蟹ねこ:「甘えたい~!」
むぎゅーっが大好き。いつでも飼い主の膝の上に乗っかりたい。
すきあらばトイレの中までついていきたい。
それを「邪魔だ!」などと言われようものなら、もう人間不信です。
しくしく全身グルーミングが止まりません。毛も抜けちゃうかも。
パートナーがそのうるんだ蟹ねこの目をしかと受け止めてあげられれば、パートナーが落ち込んだ夜には「そっ…」と布団の上から温めてあげるような母性を発揮します。
そして、得意げにネズミとかセミとかを「どうぞ♪」と差し出してくれますが、「ひぇー!いらねぇー!」と拒絶してはいけません。
「ありがとう」とうるんだ目に語りかけられたなら、パートナーの望むようなとっても賢い空気読めるグレートねこにもなりえます。

獅子ねこ:「軽んじないで!」「無邪気でいさせて!」
誇り高き女王様タイプ。堂々と部屋の真ん中を横切ります。
「TV見えねぇから横切るな!」なんて、「しっしっ!」なんて扱いされたものなら、「んまぁ~!」とその日から心を閉ざしてしまうかもしれません。
部屋の隅の一番高さのあるタンスの上から、常に人を見下ろす歪んだプライドを生み出す可能性すらあります。
「おいでおいで!」と名前を読んでもらえたなら、嬉しくて嬉しくて、さっきのプライドも忘れてすぐに仰向けにおなか見せて、「ごろにゃん♪」と無邪気な子供に戻れます。
本当は誇りなどかなぐり捨てられるような、無邪気な子供の部分をさらけ出せる場所があれば、とっても愛らしいひょうきん猫にだってなれるはず。
外では威厳を保ち、おうちでは「えへへ~」とおなかをなでてもらえるサイクルが理想的です。
(駅長たまのイメージそのものです)

乙女ねこ:「きれいなところで安心してピュアに眠りたい!」
トイレの砂が汚いままだと、自分はこの家にいないほうがいいのだろうか…とすぐ落ち込みます。
そして、自分のこともかえりみないだらしないパートナーには、こっちから願い下げで近寄りたくもなくなります。
バカにされると、「フーッ」と引っかき態勢に入ります。
きちんとしてることが好きで、そのことをよく理解してくれるパートナーだと安心して心を開けます。
ふんわりいい香りのするタオルが敷き詰められた寝床で眠る瞬間は、愛されてる…と幸せを感じたりも。
しかも眠る前に「ちゅっ」とおでこにしてもらえたなら、王子様に抱かれるようなお姫様の気持ちで眠りにつけるのです。
「ピュア」で「きゅん」を毎晩感じられたら、老猫になっても決してキュートさの失われない少女ねこのままでいられるでしょう。

天秤ねこ:「ゆる~く平和に暮らしたい!」
平和を常に望んでます。ドラマチックなことなど、さほど求めてないのです。
偏りのない、すべてバランスのとれた日常であれば…。
家族の中で自分がクッションであることに喜びを感じるので、「俺と君のママとどっちが大切なんだ?!はっきりしてくれ!」と、感情的な二択をぶつけられたら心が張り裂けそうになり、いつか去ることも考え始めかねません。
そして美しいものが好き。バランスのとれたものを美しいと感じたりするので、無難な男前とおしゃれな空間でのんびり過ごせたら、いつでも心に余裕のあるゆったりエレガンスねこでいられるでしょう。

蠍ねこ:「本当のワタシをとことん愛して!」「アナタのことをとことん把握させて!」
基本、落ち着いていてパートナーには忠実です。
パートナーがどんなにこわもてでも、時にキレやすくても、ワタシが存分に必要とされてる限り決して裏切りません。
でも自分のミステリアスな部分も大切にしたいので、昼間は長いこと押し入れの奥でじっとしてます。
でも実は、常に主人の音や空気を感じられるところにいるのです。
パートナーを把握してたい!と。細く開いたふすまの隙間から、じっ…とパートナーを見つめているのです。
もし自分以外の何かに愛を傾けてる姿を目の当たりにしたならば、夜中に恨みつらみのごとく鳴いて鳴いて鳴いてパートナーを参らせるでしょう。
忠実には忠実で応えてくれたなら、決して爪など立てない誇れる優秀めすねことなるはずです。

射手ねこ:「束縛しないで!」
どんなに愛するパートナーでも、「ワタシの自由」は決して侵されたくありません。
「僕はこんなに愛してるのだからもっとそばにいて!」は逆効果。
息苦しさのあまり、そのストレスをいけない場所での爪とぎで晴らそうとします。
「さぁお外行っといで~」と扉を開けてもらえる時間が何より大好き。
そして、そんな度量のあるパートナーに転がされてる感で幸せになれるのです。
けど!自分史上最高のメンズに出会ってしまったなら…家にはもう帰ってこないかもしれません。。
いやいや、やっぱり自由にお外に行かせてくれる寛容なパートナーこそが、信頼できる大切なダーリンなのです。

山羊ねこ:「真面目な私をくつろがせて!」
大概優秀になんでもこなします。
ダメと言われたとこには絶対入らないし、ごはんがまずくてもきっちり食べる。
ドアノブだって器用に開けられるし、無理やり膝の上に置かれても、小さい子供が耳元でわーわー言ってても、辛抱できます。
けど、「君は僕を困らせないステキなレディーだから、しばらく僕が帰ってこなくても辛抱できるね?」なんてしっかり者認定されちゃうと、それはそれで切なさに襲われたりして…。
本当は堅物真面目一辺倒の私を笑わせてほしいのです。
「やぎちゅわわ~ん♪」とバカみたいに追いかけられても、「しょうがないわね…」と、求められてる感で愛が満たされます。バカップルになりたいのです!

水瓶ねこ:「変わった模様を愛してよ!」
ほかのメスより少し変わった模様だったりしますが、それは誇りでもあるのです。
「君の模様は…変わってるんだね」なんて引いてしまうような男は願い下げなのです。
「唯一無二の君が好き」それが何よりの褒め言葉。
そして適度にほっといてほしかったりもする。
たとえ扉か何かに挟まれて痛い思いをしても、「よーしよしよし…」なんて猫かわいがりは不要で、むしろすっくと立ち上がったその気高さが好きさ…と「ぽんぽん…」と頭をひとなでしてもらえれば、なんともいえない満足感で明日からもまた頑張れるのです。
ネガティブで依存度の高いパートナーだとこちらのエネルギーまで吸い取られるように感じ、二度と触れさせてもらえなくなるかもしれません。
「キミとボク」という同志的な間柄が理想的♪

魚ねこ:「きゃわゆく愛して~」
イチャイチャ大好き。ふわふわした寝床大好き。
「僕の可愛いキティちゃん」っていつでも言われたい~!
でもちょっとツンデレも好きなのです。
「いじわるぅー」って、ぷいっとご機嫌斜めにもなってみたりするのです。
でも、「キティちゃん」って呼びかけられれば、「っにゃーん♪」とどこからでも飛んできて、ご主人様の膝の上でぐーごろごろ。
そんなプレイ(?)をともに楽しめるダーリンを求めてやみません。
うっかりパートナーが猫アレルギーだったら、大好きな人に近づけない・大好きな人を癒せないストレスは、心身を壊しかねません。家を長く空けるパートナーにも耐えられないでしょう。
寂しいと死んじゃううさぎちゃんでもあるのです。
ちょーっと・かなり天然で、ドジも多いし同じことで叱られるけど、「しょーがないなーキティちゃん」と、頭くしゃくしゃされたなら「っにゃーん♪」と足元に頭すりすり全身で愛を表現してくれるでしょう。

猫たちは、あくまで「月星座」として例えています。
太陽星座でもピッタリって人がいるかもしれませんが、太陽の部分を24時間求められるのは、誰しも疲れるはずなのです。
「金星星座」で当てはまるとしたら、それは恋愛シーン(しかも初期)においての自分かもしれません。

もちろん、常に月星座が満たされるなんてそんな理想的なこと、なかなか得られる幸せではないのでしょう。
だけど私の周りには、相手から求められる「像」に頑張るあまり、本当の自分が出せない女子が多いのです。とっても。
でも、恋愛中は苦しい思いばかりでも、伴侶に選んだ人はありのままの自分を愛してくれる人って選択をする人ももちろんいて、心から「あぁよかったね」って思えます。

月星座がどうとか、知らないのだけど直観が求めた人。
でもまぁ私なんかは勉強しててもまだよくわからない。
「これさえ大事にしてもらえれば…」そんな一点を潔く表明するのが怖いのかもしれません。
だけど、いっそのこと「ねこ的ピュアネス貫きます!」と高らかに宣言できれば、女子は案外すぐにベストパートナーに出会える気もするのです。
そうそう、そんでこの月星座を存分に愛してもらえれば、女性たちは存分に大胆にもなれるはずなのです…!

追記:ちなみに、男性には月ねこ的解釈は当てはまらないかもしれません。
まぁ、近しい人に見せる繊細なポイントであることには違いないのですが。
なんだろな…男性はやっぱり「太陽」の部分を存分に立ててあげることが大切なのでしょうね。
「月」を満たすことよりも、「太陽のあなたこそが輝き!」と自信をつけてあげることが必要というか。
男性にとっての月は、「なんだかんだ選んだ嫁」ってイメージです。
「なんだかんだ」ってとこがミソ。無意識が求めた母親像というか。

ただ、自分の月星座=嫁にすべき女ってことでもない。
どちらかというと月のコンディション=嫁っぽい。
ふわふわした月星座だとしても、その月に土星がのっかってたらしっかりした女性が奥さんになるかもしれない。
月星座がスクエアとか激しいアスペクト多数だったら、穏やかな嫁を求めていても、なんだかんだ嫁に振り回されるかもしれない。
ってか、男性の月のコンディションが、結婚した女性にずいぶん影響を与えるともいいますしね。
もともと穏やかな女性だったのに、激しい月星座の男性と結婚したらそんなキャラクターに変わっていくとか。
女性もまた然りかな(女性の太陽のコンディション=夫像)?

男性が求める理想の女性像は金星星座なのでしょうね。
それが月星座と矛盾なければそりゃいいですね。角度にもよりますが。
このへんはまだ勉強不足で、統計的な適当な感覚で述べてしまってます。
男性版の何かしらもいずれアップしたいものです。

月が猫なら」への2件のフィードバック

  1. 猫で例えるから、文章読んでるだけで癒されました
    猫だとどんな月星座でも愛おしい不思議

    1. 匿名さん

      コメントありがとうございます。
      猫は犬みたいに頑張ったり期待に応えようとかしないので(笑)猫で例えてみました。

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