トランジット冥王星が、いつの間にか自分の11室に入っていました。
私の11室は山羊座から始まってるもののほとんど水瓶座。
T冥王星もいよいよ21日の午前中に水瓶座入宮です。
世の中も年初からいろんなことが起きましたが、思えば去年から大きな変化が続いてましたね。
私個人のことでいえば、確かに山羊座最終エリア期は大葛藤期でもあった。
数年前からやたら疲れるのは年のせいでもあるだろうけど、自分の内側も山羊から水瓶的なことへの移行があるんだと思う。山羊的なことにこだわりたい気持ち・水瓶的自由になれそうな予感。
冥王星が15年ずっと私の10室を運行してましたからね。
T冥王星がどこに入るかは人それぞれでしょうけど、山羊と水瓶だとずいぶん違う。
もうすぐ水瓶に入るんだと気付いたら、「じゃぁいいや」「しょうがないや」と思える案件があって、社会的なまともさにしがみつく気持ちが早速薄れてきたような。
私のN月とのオポジションが迫ってることもあるかも。
冥王星が絡むと、「本当の自分の選択」が迫られる。
決断に至るまでは胃痛になるほど悩んだりするけど、「本当は自分はこうしたかった!」とある日開眼するような方向へ歩を進めたりするんだから、冥王星ってありがたい星なのです。迎合したり嘘つくことのない選択。
過去、T冥王星と自分のパーソナル天体がハードだったときの自分は何を選択したか?を振り返ってみます。
・2015年 T冥王星ーN太陽オポジション
「正規から非正規へ」
T冥王星が山羊座に、しかも10室にあるときでもこんな一歩を踏み出したくなるものです。
しかもあのころ、この選択をしないと死んでしまうと思うほどだった。それが心の声だった。
・2009年 T冥王星ーN水星オポジション
「占いの勉強とブログスタート」
ゆめぼしは2012年スタートですが、その前にアメブロで2008年に亡くなった父の葬式について書いたりしてました。
shikinemoliのshikiは「葬式」にちなんでたりします。
ブログによる表現も占いへの一歩も、「そうしなきゃ心が収まらない」ような切迫感がありました。
・1996年 T冥王星ーT金星スクエア
「恋愛・友達>家族」
友達や恋人と過ごす時間のほうが長くなったり、嘘をついて外泊したりと、「家族」から明らかに飛び立ったと言える元年があのころでした。
・1987年 T冥王星ーN月スクエア
「本当の友達」
仲良かった唯一のクラスメートが小5で転校してしまってから、卒業まで結局1人でした。
正確には何度かグループに入れてもらったけど、追い出されたりした。
教祖みたいな中心人物に尽くすなら入れてあげてもいい、という誘いには乗らなかった。
いじめられてたわけじゃなく、うまく振る舞いつつ孤独を極めた2年だったけど(親にも言ってない)、心を殺して教祖に尽くすくらいなら1人でいいという選択は、純粋な自分らしさだったと思う。
番外編
・1990年 T冥王星ーN太陽トライン
「ランク下げた選択」
高校の第一志望のランクを下げたとき、塾の講師からかなり反対された。
あそこは大学の進学率も推薦枠もよくないし…と言われたけど、結果的にすごく楽しい高校生活だったので、中3の自分グッジョブ!と思いますよね。
なんで下げたかというと成績の不安もあったけど、ランクの高い方は長距離持久走があったり、出身講師の誇り高そうな根性論とかに「違う」と思ったような。
ランク下げた高校は怒る教師がいなかった。ゆるさがよかった。
★T冥王星がパーソナル天体にトライン時って、「ゆるい選択」が吉と出ることが多い気がします。
就職活動をやめてコネ入社に乗っかったり、小学生のころだと厳しい習い事をやめて、ゆるい絵画教室に通ったりした。その先生は絶対怒らない人だった。
職場でずーっとしゃべりながら仕事してるような時期。
それはそれで「人の目」を気にしない図太さもある。
今の自分なら、やたらビクビクしそうだけど。
T冥王星が水瓶座に入るということは、私のN月・N火星とでいよいよTスクエアが形成される。
11室ー5室・火星はASCの支配星・月のサビアンは空の星座(時代を超えた普遍性)
「自分はどうしたいか?」がますます内側から響いてくるのだろう。
この数年の混乱はすさまじかったです。
いつも自分に嘘ついてるようなごまかす感覚で、「たぶんこっちが自分っぽい」というのを受け入れるのが怖かった。社会や「誰か」に迎合せずにいるということの怖さ。
ただ、これまでの冥王星的選択がいかにも自分っぽかったことを振り返れて、いくらかホッとしましたね。