たまに自分の星を読む(月のストレス)

時々猛烈に転職熱が高まる。

お前いくつだよって話ですが(アラフィフ)、こういうときって「変わりたがってる自分がいつでも真理」とか思いやすい。
「変わろうとしない周り」にうんざりしたりもする。

そんで、いくつか履歴書を出したけど不採用だった。
さすがにアラフィフの採用は厳しいのだろう。
どこかほっとする自分もいました。
と同時に、「自分の転職熱って当てにならないな」とも思った。
一体自分の何がこの衝動を生み出しているのか。
こういうときに自分の星を読みます。

自分のストレスのもとって獅子月ー牡牛火星スクエアにあるんだろうとは思っていました。
そのストーリーは「火星に攻撃される月」「火星に個性をねじ伏せられる月」
月は末っ子の自分。
きょうだいとか、クラスの横暴野郎にいじめられる自分を大事に内蔵してたんですよね。

でもなんか、獅子座の月は被害者なんかじゃないかもなと。

むしろ蟹の太陽や金星乙女をどこか軽んじてるやつ。

獅子座って本当、自意識過剰なんですよ。
そんで上から目線はマスト。
お前らってそんな感じ?って態度で、蟹太陽と乙女金星の真面目さにうんざりしたりする。
私の内側でこれらが繰り広げられていることをあらためて実感しました。

蟹太陽も乙女金星も本当真面目ですからね。
しかも「みんなに合わせる」ことができるし、むしろ合わせたい。
「テスト勉強してきた?」っていうおなじみの会話にも、「いや〜…ちっとも」なんてキャイキャイしたいのに、こういうとこで獅子月にスイッチが入ったりする。
「当たり前だよね」と。
「やらなくてどうするの?受験生だよ!?」
こんな発言で相手を驚かせたことが何度もあります。

火星座のモットーは率直・正直。
「合わせたほうがよい」という常識をぶっ飛ばしたくなるんですよね。
嘘は嫌いと。
ただ、そんな正直さを放ってこそ「わたしらしさ」と言えるので、悪いことではない。
だけど蟹座の太陽土星は人間関係の亀裂に敏感。
争いの苦手な牡牛が獅子を軽蔑する。
調子いいときは、双子水星がテキトーに場に合わせたりするんですけど。

私の獅子月は火星とスクエアといえ、牡羊ASCー射手海王星とグランドトラインを形成。
冥王星とはセクスタイル。
このアスペクトがより一層、月の横柄さを助長しているんじゃないかとも思う。
「自分には”社会ルール”とかよりずっと宇宙的な味方がいるんですけど」
みたいな感じでしょうか。
ドラえもんが身近にいるのび太というか。

月単体でできることはほとんどないのに、なまじビッグな支えと影響力があるから大きく出たがる。
土星ルールに縛られがちな蟹太陽を「あーやだやだ」と思ったりする。
時に社畜気味に働く土星座金星を「ほかに楽しみないわけ?」、なんてつまらなく思う。
だけど、自分の内側は知っている。
「あいつ(月)が一番かわいそう」と。

夏休みにどこも連れていってあげられない子どもを抱える自営業家庭、みたいなイメージが新たに湧きました。
時々、牡牛火星が「うるさい!手伝え!」と怒って獅子月はおとなしくなる、みたいな。
たぶん、この「手伝い」から極力逃げたいんでしょうね。
月は労働なんかやりたくないだろうから。
でも2室火星とのアスペクトなので、労働と関わらざるを得ない。
しかも牡牛的な内職コツコツ作業。

ところがですね、私の職場はTVに関わる仕事なので、日々新しいニュースに触れるのです。
火星座の月は新鮮さが大好き。
しかも双子水星は天王星とトラインでPC系が得意。
職場行っちゃえば特技を生かすことができる。
不思議なんだけど、自分のホロスコープに沿った選択をちゃんとしてるものなのです。
だけど、そのスムーズさに乗るまで月はぐずる。
ベビーカーに乗せられたばかりの不安げな赤ちゃんと同じじゃないか。

そうはいっても私はこの月を甘やかしすぎたのかもしれない。
独身生活はなんだかんだ気楽で、「自分だけの空間・自分だけの時間」をありあまるほど手に入れた。
ありあまりすぎ!と太陽&金星はがっかりする。
社会的標準形(結婚・子育て)から外れたことをやたら悲劇に感じる蟹と乙女ですから。


今の私は、いかにも4室蟹・太陽土星っぽく親の介護に邁進中。
姉は療養中、兄は経営者なのであまり実家に帰れない。
私は庭木の剪定や草刈りを業者に頼んだり、雨戸の中に鳥が巣を作ってしまった処理を業者に頼んだり。
疲れる・・
けど、ミッション達成の満足度は半端ないです。
太陽や金星を使うって、自分の成長や自信につながるものなんですね。
しかも私の母がいつも表情豊かに感謝してくれるので、獅子月はここでも満足できる。
この月が調子に乗って、「お前らは何感謝された?」とか、他のきょうだいに吹っかけかねない。
昔はよく吹っかけてましたが、きょうだいを本気で怒らせると(火星)、月がかなりダメージを受けることも経験済みなので、さすがに今は抑えられるようになってきました。
月も少しは成長する。

要介護度1の母の介護はまぁまぁ大変とはいえ、実家に帰るタイミングや食事の用意、暑い日の心配など主に脳内の大変さ。
肉体労働を必要とする介護はまだ発生していません。
今は「やるべきこと」のルーティンが定まってきたので(乙女金星効果)、ミッション達成感を感じやすくなった。
生きやすいように、自分で自分をプロデュースすることもあるのです。
乙女金星は本当に働き者なので、我が事ながらこのスイッチに助かっています。
ただスタミナはない。
決まったルーティンしかできないので、他人から見れば特段清潔感のない屋内と思われます。

ここまでだいぶ自分語りをしてきました。
これも獅子月らしいストレス発散法ということで。
こういうとき双子水星も使えるヤツで助かります。
私の男性星座はいつだって「やったれ!」と、おとなしさを突破して「おもしろ」を追求する。
私の女性星座は、とっ散らかった部分を丁寧に整えて、普通に頑張るいい人であろうとする。
誰しも「普通」と「突破!」の両面を持ってることと思います。
このどちらも抑圧されればそれなりにストレスを感じる。
ダイレクトにストレスを受けやすいのが、最も非力な月。
非力なんだけど、赤ちゃん並みに声が大きく不快さに敏感。
赤ちゃんの声も無視しちゃいけないけど、程度問題ですね。
赤ちゃんの声を聞きすぎると、私のように快適第一主義中年となるかもしれない。
だけどもし遊びたい赤ちゃんを放置したら、人を傷つけることでしか発散できない(楽しみ方がわからない)大人になっていたかもしれない。

とはいえ「星を間違った使い方してる」なんてことはないはずで。
時にがっかりするくらい「ホロスコープどおり」になっているもので。
私の獅子月は海王星とトラインなので、とにかく楽しさのスケール・期待値が高い分、「何もない日常」にがっかりすることも多い。
恋愛に弱かったのは5室獅子月がドラマチック監督だったから。
だけど、多くが妄想で終わったのは蟹太陽と金星乙女が臆病だったからでしょう。
ナイスブレーキ!

以上、自分語りでした。


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