過去1度だけ行った婚活イベント・その1

婚活イベントに参加したことが、過去1度だけあります。

各種婚活サイトから、自分の年齢条件などに当てはまるもの・参加しやすそうなものを選んで申し込み。
私はお酒が絡まない昼のイベントに参加しました。

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合コンには何度も参加してきた。
そこには「結婚目的」を前面に出した人はほとんどいない。
「恋愛前面」も実はあまりいない。
「男女の出会い」
それをライトに楽しむ場が合コン。
婚活イベントは「結婚目的」が前面にくるので、さすがにひるんじゃって参加に気乗りしなかったんだけど、38歳の秋に思い切って参加申し込みをしました。


集合場所は山手線の中でも落ち着いた某駅。
その駅周辺にある神社などを巡りながら紅葉を楽しむというプラン。
ずんの飯尾さんみたいな人がボードを持って立っていて、「まさかな…」と思ったら彼が主催者だった。
一抹の不安を感じ、同じような表情の男女が彼のもとへ向かう。

女性・男性それぞれ15〜20人くらいだったかな。
女性はみんな綺麗な格好・メイクをして、似た雰囲気ながらもカラフルなバリエーションに富んでいる。
私は自分らしくもないベージュのふわふわニットを着ていった。
男性は紺・黒の真面目系。
合コンで出会ってきた陽なタイプはパッと見いない。

主催者が点呼しながら、男性右、女性左の縦一列に並ぶよう呼びかける。
点呼が終わり、目の前の信号をずらずら渡ったところで主催者が「あっ!」と叫ぶ。
女性2人が信号を渡らずに駅へ引き返したのだ。

「おい〜」とボヤきながら主催者が名簿を見る間、駅前でただ整列してる恥ずかしさは一生忘れない。
私だって帰りたいよ。
なぜ東京のど真ん中でアラフォーの男女が整列しているのか。

それでもイベントは始まる。
歩きながらおよそ5分、隣の異性とトークをし、時間が来たら男性がずれていく。

まず1人目、私の隣の男性はあいさつもせずいきなり携帯画面を私に示してきた。
激割れ。
今朝、割ってしまったんだとか。
いや、知り合いじゃねーし、名乗れよと思いつつ、そういえば彼はほとんど目を合わさない。
一方的に話すけど、かなり内気らしい。
どこか東MAXに似ていた。

2人目の男性はとても爽やかに挨拶して、名乗ってくれた。
顔が安藤政信っぽいのだけど、短髪にキャップ、ジャケットにウエストポーチの感じは競馬出走の合図をするJRA職員を思わせた。
大手外資系企業という自己紹介には正直ぐっときた。
話を引き出すのも一番上手。
また、自分から挨拶&名乗ってくれたのは彼1人だけだった。

その後、「話が合う」と感じた男性と出会う。
ロック系のTシャツを着てたのでそこに触れてみたら、洋楽がとても好きらしい。
私は洋楽詳しくないけどビートルズが好きで、来日していたポール・マッカートニーに触れたら目を輝かせてくれた。
M-1に出てたころのオードリー若林に似てて、関西圏のイントネーションも心地よい。 

引退後の稀勢の里に似てる男性は、時刻表作成の仕事をしているという。
私は一人旅の際に本の時刻表を携帯していたので、結構目を輝かせて質問してしまった。
私が黙ると沈黙。
のちに彼からメアドを聞かれたけど、いや、私になんの質問もしなかったじゃん!とは思った。

そして一巡し、東MAXとまた出会う。
ちょうど15分の休憩タイムに入り、東さんは座りましょうと、木のベンチを自分のハンカチで払ってくれた。それには感動しました。

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総じて男性は無口・内気な人が多く、私は質問を繰り返したり、相手の職業に関心を持つようにしていた。
というか、5分で相手に興味を持つわけもなく、「話す」ことを真剣にやるしかない。
とっかかりは職業しかなく、趣味の範囲まで話が広がるのはまれだった。
スマホに目を落としたまま5分をやり過ごす男女もいた中、私はよく頑張ったと思う。


私に一番最初に歩み寄って、LINE交換を申し出てくれたのが若林氏で嬉しかった。
でも安藤氏ともつながれたらな〜と思ったら、彼は最初誰とも交換するアクションを取らない。
のちに複数人で飲みに行こうとなった席で社交辞令的にメアド交換した。

安藤氏は前日も婚活イベントに行ってて(富士登山婚活)、そこでマッチングしたばかりと話してくれた。
この人は本当正直でまともだったですね。
ウエストポーチかぁ…とは思ったけど、顔が整ってて社会性がたっぷりある人は、服装とかを超えて普通にモテると思う。

でもなんか、若林氏と仲良くなっていくのかなというムードにはなった。

このあと複数人で飲みに行くことになり、それはまた次回。

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