また水瓶座の話。
昨日、清水ミチコさんのライブへ行ってきたのです。
やっぱり水瓶座は・・・
とつくづく思ったものです。
やっぱり水瓶座は、舞台の中心でド派手&コミカルに表現してこそ輝くのだと!
それはいわゆる地球星座獅子的に。
清水ミチコさんのホロスコープを見てみます。
清水ミチコさん(58歳・土星期)
太陽:水瓶、月:山羊
水星:水瓶、金星:射手か山羊
火星:山羊、木星:射手、土星:山羊
山羊座に星が多い私の友達もすごい常識人ですが、清水ミチコさんこそ常識人と言えると思います。
この山羊座の多さが、どんなに変わった芸をされてもNHKスタジオパークMCとか大河に抜擢されたりっていうメジャーさを引き寄せてるとも言えるでしょうかね。
また山羊的常識人だからこそ、どれだけユニークで大誇張の芸をされても、ニュートラルなまともさに戻ってこれる。
確固たる「まともの軸」がある方とも言える。
それにしても「職業は太陽」とはよく言ったもので、清水ミチコさんは一風変わったポジションでずーっとお仕事されてるんですよね~。
矢野顕子さんのモノマネをされる方はいたとしても、すばらしい腕前でピアノまで披露される方はいない。
唯一無二の地位を早いうちから確立された。
清水ミチコさんの太陽・水星は蠍座海王星とスクエアで、ここが「まるで憑依・音楽性の高さ・才能」として表されてるように思います。
金星木星コンジャンクションが、「女性から大人気」として表れてるようですね。
ステージ開始1分で、昔のドリフとかでよく聞かれたようなおばちゃんの笑い声が会場を揺らしてましたから。
さすが「国民の叔母」です。
火星は山羊座で土星とコンジャンクション。
男性の笑い声もすごい響き渡ってました。
ただ女性と比べると、男性に浸透するのには時間がかかったのかもしれません。
今、局の偉い人との強力なパイプとか、安定的につながってそうですね。
今の土星期に「真田丸」に出演されたというのは、この山羊座火星土星が引き寄せたんじゃないのかなぁ。
トランジット山羊座冥王星もここを通過してるはずですのでね。
さて、最近もう一人、水瓶座の方にハマっているのです。
それはオーケンこと大槻ケンヂさん。
1月から3ヶ月間だけオールナイトニッポンプレミアムの担当になって、私は2月末にそのことに気づいて聴き始めたのですが、まぁおもしろかったです。
思えば中学の時に一度オーケンにハマってたのです。
オーケンが出る番組どれも録画したりして。
ラジオでのオーケンは、昔と変わらずおどおど・のほほんとしたトークで、ただマイナーな視点やツッコミ・着眼点は相変わらずのキレがあって今でも聴いてて楽しいのですが、ここにきて初めて堪能した音楽の迫力がやっぱすごかった。
まずギターぎゅいんぎゅいんのヘビメタで、そこにオーケンの文学的な詩が乗っかると、なんともせつなくなってくるのです。
そして正直、うまいとは言えないオーケンの歌唱ですが、それが実にいい。
つい最近は偶然にもBSに出てたとこを見たのですが、白髪頭・もう座り方とか縁側のおじいちゃんみたいで、少なからず衝撃を受けたものの、そのあとのステージがかっこよかった!
私はこの姿を見てCDを買おうと決意したのでした。
いやぁオーケンもまた、CDの中でスターであった。
王様であり、悪魔界の王子のようでもあり。
オーケン、やるじゃん…って泣きそうな感慨。
大槻ケンヂ(52歳・木星期)
太陽:水瓶、月:獅子か乙女
水星:水瓶、金星:山羊か水瓶
火星:魚、木星:双子
オーケンは、金星が山羊かどうか微妙ですが、清水ミチコさんみたいな山羊メジャーの方ではないんですよね。
そうするとやっぱりこういう方はいつまでもマイナー世界でマイナーな愛され方をするのかもしれません。
いきなり大河に出るとかは…おそらくないだろうなぁ。
ただオーケンも「徹子の部屋」とか「さんまのまんま」などバラエティーにひっぱりだこだった時期もあるわけで、それがなんと1989年ごろ・オーケン23歳金星期。
そうすると、金星は山羊座かもしれない…と思いたくなります。
それでオーケンはTスクエアを2つ持ってるのですね。
オーケンのエッセイなどを読むと、中高時代は相当鬱屈した日々だったらしく、よく大犯罪起こさなかったなと思うほど。
エッセイだから大げさに書いたわけじゃないと感じるのは、オーケンが手がける作詞から。
「狂う」とか「やせた子猫の絵を描く」
タイトルだと「再殺部隊」「サイコキラーズ・ラブ」とか、歌詞カード見ると結構ヤバい脳内を覗いちゃった気持ち。
あふれるおどろおどろしさ。
もしかしたらオーケンのTスクエアは、オポジション的に周りを巻き込んでやる!って激しく息巻いても、スクエアの双子木星で結果「お笑いいい人」みたいになったり、海王星でぽわわんとなったり、はたまた結果的に音楽で人を巻き込むことになったり。
どろどろした鬱屈感が、どうやってもほっこりしたユーモアに着地してしまうのかな。
つまりそれがオーケンらしさなんだけど。
本当に人生を無為に感じてた時期は長かったのだろうし、オーケンは20代ですごく人気出たあと精神的不調にも陥ってるんですよね。
こちら側からオーケンを感じるのはすごく楽しいのですが、オーケンは自分を安泰の世界に置いとけない人。
どうも孤独へ寄っていく。
歌詞でも「ボクは誰も愛しちゃいない」とか綴っちゃって。
それがまた胸を打つ。
激しいホロスコープの人というのは、自分が苦しんだ分だけ、確実に人間性に豊かさが溢れてくると思うのです。
豊かさだけじゃなく、輝かしい才能も花開くはずで。
それに加えて地球星座獅子的オラオラな歌の世界でしょ。
見た目おじいちゃんだからこそ泣けてくる…。
オーケンは清水ミチコさんと同じ、太陽水星ー蠍座海王星スクエアをお持ちです。
モノマネはしないけど、オーケンといえばUFO・UMA愛好家です。
でもそれらすべて疑ってるとも言ってる(笑)
でも「ムー」愛読者でもあるし、この世の常識の枠を超えたわけわからないもの好きなところが、表れちゃってるのですね。
その「疑ってるけど好き」というのは、魚座の火星土星コンジャンクションにも表れてるのかな。
怪しげなものへのツッコミの視点をなんだかんだ忘れてないオーケンです。
それにオーケンの独特のぽわぽわしたムードもまた魚座由来かなぁと思います。
文学性を感じさせる詞や、数々の引き込むエッセイ・小説などを思うと、月は乙女なのかな…とも思いたくなる。
こじらせ傾向ありそうだし。
ただ、木星双子と乙女冥王天王星のスクエアゆえかなとも思うし、このへんはなんとも言えません。
どっちもいい具合に利いてそうです。
水瓶座、相変わらず気になるな~。
これは私の月が獅子座だからなのかな。
実は太陽水瓶座というのは、「品位が良くない」とかって本に載ってたりするんですね。
水瓶座であるというだけで、もしかしたら人は生きにくさを感じているとして。
そこから抜け出したい原動力・そのベクトルが獅子座方面なんだったら、これはもう成功しないわけにいかないでしょ…ってつくづく思う。
だから水瓶ー獅子ラインに、私は特別成功感を見出してしまうのかもしれないです。
他の軸よりずっとドラマチックだから。