歌舞伎界の色気その2

今回は若手編です。
(尾上菊之助さん追記しました。20190523)

 

まず中村七之助さん!

女形のお姿が本当に可愛いらしくて。
華奢で、また・・。
お姫様の役だとあんまり台詞は多くないですが、それでも七之助さんがお姫様役で出られると嬉しくなります。
なんせ豪華なお衣裳で。

そんで、いざ台詞を述べたらばものすごーくゆっくりで、その遅さにみんな新喜劇ばりにつんのめるというね。
可愛いお姫様なのに、おっとりしてるからか男性に二股かけられてさめざめ泣いたり、殺されてしまったりね。
でもおっとりした亡霊となって出てきたりもして(笑)

中村七之助さん
太陽:牡牛座、月:獅子座
水星:牡牛座、金星:蟹座、火星:双子座
木星:射手座

私が常日頃、官能性・色気を感じている牡牛座に太陽・水星がありました。

蠍座が視覚のエロだとすると、
牡牛座は嗅覚のエロだと、個人的に分析してみてます。

TVだと匂いは感じないはずなのに、ふわ~っと漂う色気が、じ~んわり時間をかけて全身に浸透してくるように思えてくる。
蠍座は肉体・時短のエロで、
牡牛座はオーラ・ゆっくりエロってか?

女形の七之助さんを見ていると、だんだん洗脳されていくように、その美しさに虜になってしまうのです。
金星の蟹座は、いつでもいじましくおっとりしたお姫様っぽい。
でも月獅子座は、いずれ美しく成長することを知っている潜在的な派手さに思えます。

牡牛座の太陽は、天秤座にある冥王星・土星と150度です。
牡牛座も天秤座も支配星は美の金星。
美・美・美。
苦しくてもなんでも「美」の世界から逃れられないような宿命にも思えます。

男性性の火星は、双子座の初期度数。
双子座も男性星座とはいえ、支配星が水星という中性的な星だからか、ユニセックスな雰囲気は合点がいきます。
勘三郎さんと同じく、やはり牡牛と双子で伝統芸を妖しく盛り上げていかれる方なのかな。

次はお兄さんです。

中村勘九郎さん
太陽:蠍座、月:射手座
水星:天秤座、金星:射手座、火星:乙女座
木星:天秤座

お兄さんの太陽は肉体・時短エロの蠍座でした!

月と金星は射手座でねぇ~。
天秤座には水星と木星。
そのほか、天秤座には冥王星と土星もあり、天秤座マジョリティの方です。
男性性がスマートに放たれて、王子様のようなモテ度が感じられます。

勘九郎さんからはTVの現代劇で色気を感じることが多いです。
それは、歌舞伎・女形というところからの色気ではなく、男性としての色気をストレートに感じているのかなと。
最近、眉毛を細くされていますが、私は細眉にされた途端に色気キャッチできなくなってしまうんですねー。
お芝居には必要な剃りかもしれないのですが、こればっかりはどうしようもなく。

勘九郎さんの火星は乙女座。
伝統芸をきっちり正確にストイックに守っていくのだという生き様が感じられます。
天秤座の木星は冥王星とコンジャンクションで、射手座の金星・海王星コンジャンクションとセクスタイル。
45歳以降の歌舞伎界でのさらなる輝きを想像すると、今からワクワクしてきます!

市川染五郎さん
太陽:山羊座、月:水瓶か魚(境目17時頃)
水星:山羊座、金星:射手座、火星:射手座
木星:山羊座

私が染五郎さんに色気を感じたのは、「奈落」へ落ちて大けがを負い、復帰されたあの会見時です。
何か生まれ変わったようにも思えましたし、あのお姿から何か玉みたいなものがこぼれ落ちてるように感じたのです。

その後、特にここ数年、お2人のお子さんとTVに出る機会が多くなりましたが、そのお姿はもちろん「お父さん」なのだけど、それ以前の「モテてしょうがない」みたいな染五郎さんよりよっぽどいい!と感じてます。
家庭的賛歌っていうのではなくて、「色気」と「あたたかい父性」の共存が何か新しすぎて、見ているだけでとても楽しい。
「徹子の部屋」ではまた、お2人のお子さんが可愛くて!
絵がとっても上手な金太郎君と美瑠ちゃん。

それでホロスコープですが、やっぱり「モテてしょうがない」ってのが感じられました。
射手座に金星、火星ですよ!
火星は海王星とコンジャンクションで、常識からかけ離れたような男性性哲学が感じられます。
そのエネルギーが「芸」にストレートに向かったならば、放つものもまた人に夢を見させるような果てしないものでしょうね。
山羊座の太陽は木星・ドラゴンヘッドとコンジャンクションで、お父様・松本幸四郎さんまで表されていそうです。

市川海老蔵さん
太陽:射手座、月:天秤座
水星:山羊座、金星:射手座、火星:獅子座
木星:蟹座

このお方も「モテてしょうがない」ホロスコープっぽい!
「オレだぜ!」っていうパワーと、美しいものしか目に入らないようなノーブルな雰囲気が感じられます。
だけどやっぱりお茶の間の人気者!というのが、蟹座の木星から感じられました。

中村獅童さん
太陽:乙女、月:蠍か射手(境目6時頃)
水星:乙女、金星:獅子、火星:乙女
木星:射手座

乙女座に星が集中しています!
これからの歌舞伎界は、獅童さん筆頭に…ということになるのでしょうね。
神経質なストイックさと、見る人を楽しませてくれるサービス精神が感じられます!

市川猿之助さん
太陽:射手座、月:獅子か乙女(境目9時頃)
水星:射手座、金星:天秤座、火星:双子座
木星:牡羊座

襲名される前は市川亀治郎さんでしたね。
他の方よりも「熱さ」が感じられるのは、火の星座が多いからなのかと合点がいきました。
男性星座が多めなのですね。
でも、この方にもやはり神経質なストイックさを感じる。
月は乙女座なのじゃないかなと思うのです。

尾上松也さん
以前に「激烈総決算」で取り上げました。

 

追記:尾上菊之助さん
太陽:獅子、月:水瓶か魚(境目10時ごろ)
水星:乙女、金星:双子、火星:双子
木星:双子

尾上菊之助さんを今更ながら追記させていただきましたが、私が今一番好きなのは菊之助さんかもしれません。
ご結婚されるまで、正直あまり存じ上げませんでした。
今となってはお子さん3人もいらして、菊之助さんの男性性を意識する前に、その父性に感動してしまいました。
「徹子の部屋」にご長男と出られてましたが、本当にお優しいお父さんで。
菊之助さんは男性星座多めなんですね。
そうすると月は魚座なんじゃないかと思えてきました。
あの優しさ、なまめかしさ。
そして気の強さなどうかがえたこともありません。
それは双子がち・柔軟宮の多さならではでしょうか。
P太陽も現在乙女座です。
金星は木星とコンジャンクション、火星も双子座でリリスとコンジャンクションということで、相当おモテになる方とお察しします。
月が金星木星とトラインなので、根っからおおらかで優しい方でしょうね。
そしておそらく人を笑わせるのがお好きなんじゃないかな?と思ったりします。
双子と獅子がそろう方は親しみやすさを大事にされると思うのです。

私が菊之助さんの歌舞伎を見たのはEテレで放送されていた、歌舞伎祭りみたいな特集で、かぐや姫のおじいさん役でした。海老蔵さんがおばあさん役。
菊之助さんのよぼよぼ小刻みに震える演技に笑いました!

 

 

若手の方は「射手座」「天秤座」がカギに思えます。
若手にあまり色気センサーが働かないのは、牡牛座持ちが少ないからかもしれません。
この中では七之助さんと松也さんしかお持ちでありません。

「射手座」は、おじさま方のカギであった「乙女座」とはスクエア。
乙女座という閉鎖的で神経質な世界と、射手座という革新的で楽天的な世界との段差が、それなりにあるのでしょうかね。
射手座は「海外」という象意もあります。
歌舞伎の海外公演を積極的に展開していった勘三郎さんは、その架け橋的存在だったように思えてきた!

勘三郎さんは射手座にドラゴンヘッドがありました。
前世・今世・来世を感じさせるドラゴンヘッド。
息子さんたちの、若手の方たちの射手ぼしに、願いが注ぎ込まれている…そんなストーリーを私は信じたいな。

 

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