歌舞伎界の色気

坂東三津五郎さんが亡くなられました。

とてもショックです。
歌舞伎界の訃報は、もうつらすぎるのです。
あまりにも早いじゃないですかね…。

中村勘三郎さんが亡くなられる1年くらい前に、歌舞伎を立て続けに2回見に行っただけの私。
だけどものすごく圧倒されたのです。
生身の人間が放つ色気に。
特にベテラン・おじさまたちの色気に。

ただ、三津五郎さんの舞台は、TVでお見かけしたことはあっても、生で見たことあるわけではないのです。
でもずっと、とっても、前から気になっていた方。
穏やかそうな物腰の裏の色気が、ずっと気になっていたのかもしれません。

 

歌舞伎役者の方が放つ色気は、ほかの芸能人の方々のそれとはずいぶん違うもののように思えるのは、私だけじゃないと思います。
舞台だけじゃなく、トーク番組ででもまだ色気はくすぶっている歌舞伎界のお方。
市川左團次さんには、「5時に夢中!」でからも色気を感じられたのですから!

思うに、皆さん大抵、女形を演じられるからじゃないかなと。
そのなまめかしさの中に、「男」の要素よりも、最上級のお香みたいな「女」の匂いを、人は私はかぎとっているのかな。
若い方よりも断然おじさまたちのほうが放っているのは、「極み」まで達してらっしゃるということなのかもしれません。

 

さてここで、歌舞伎界の方の(おじさま中心)ホロスコープを並列してみたいと思います。
そんなに歌舞伎に接しているわけではないですが、色気を感じた方たちを並べてみます。

坂東三津五郎さん
太陽:水瓶座、月:牡牛か双子(境目12時頃)
水星:水瓶座、金星:魚座、火星:射手座
木星:獅子座、土星:射手座

ホロスコープから色気を探るとすると、すぐ「これかなっ」と思えたのは、月でした。
牡牛座か双子座かはわからず、牡牛座だったらば、より女性みたいな官能性まで感じられてきそうですが、その月は獅子座の木星・冥王星コンジャンクションとスクエアだったのでした。
奥様は華やかな方たちでしたね。

あと、金星と火星はぴったり90度。
「穏やかそうな物腰の裏の色気」
と私が感じたのはここだったのかな…なんて。
水瓶座の安定感、金星のなまめかしさ、だけど火星の射手座と獅子座の木星・冥王星から放たれる圧倒的な男性性…。
この伝統的な芸をさらに盛り上げるために生を受けられた方のように感じられるのです。

中村勘三郎さん
太陽:双子座、月:乙女か天秤(境目19時頃)
水星:双子座、金星:牡牛座、火星:蟹座
木星:蟹座、土星:蠍座

以前にも「双子座問題」で取り上げました。
勘三郎さんは、舞台を見に行くまでコミカルさが第一の特徴のお方だと思ってました。
けど歌舞伎の舞台では色気・色気!
登場された途端に、まさにお香みたいに色気漂よわせて、あぁ私の鼻腔を刺激して、アロマオイルみたいに香りを全身にめぐらして…。
「酔いしれた」という感覚とはああいうことを言うのかもしれません。
舞台を見に行ってこそ五感で感じられる勘三郎さんの官能性。
双子太陽・水星と牡牛金星が、相互に妖しく盛り上げているような。
私の五感は今でも鮮やかに覚えているのです。

市川團十郎さん
太陽:獅子座、月:蠍か射手(境目19時頃)
水星:獅子座、金星:乙女座、火星:乙女座
木星:天秤座、土星:獅子座

團十郎さんの舞台を見に行くことはかなわなかったのですが、TVで拝見する限りでもものすごいパワーを感じられる方でした。
特に目ヂカラ。
獅子座マジョリティのお方でした。
ほかに冥王星もたたえられている!
佇まれてるだけで威厳あふれるお姿を、さらに王者たる風格としているゆえんは、緻密さ・ストイックさ・繊細さがが特徴の乙女座で金星火星がコンジャンクションしているからだろうと思うのです。
目から放たれるものすごい生命力に、私は色気を感じました。

松本幸四郎さん
太陽:獅子座、月:蠍座
水星:乙女座、金星:獅子座、火星:乙女座
木星:蟹座、土星:双子座

團十郎さんと配置がよく似ています。
冥王星も獅子座です。
生まれ年は4年違うのですが。

最近では山田太一さん脚本のNHKドラマで心揺さぶられる感動を味わいました。
歌舞伎役者のおじさま方は、「目」の演技で人を感動させられるのですね。
目を閉じる…それだけでTVのこちら側の人間を釘付けにする。
その細やかな演技、やはり乙女座由来だと思います。
木星の蟹座からは、歌舞伎役者の中でも特にお茶の間に浸透してらっしゃるメジャー感が漂ってるようです。
幸四郎さんの色気は、72歳とは思えぬ姿勢の直立さと、確かな発声、そしていつもキマってる髪型です…。

片岡仁左衛門さん
太陽:魚座、月:蠍座
水星:魚座、金星:水瓶座、火星:双子座
木星:獅子座、土星:双子座

私が見に行った平成中村座で仁左衛門さんは、勘三郎さんと夫婦の役をされていました。
吃音の夫の役でした。
心中するしかないかもしれない…そんなシーンで、会場はみんな泣いてましたね…。
そこから私は一時、仁左衛門さんウォッチャーとなり、小学校の同級生だった奥様と旅行されるお姿などをよくTVで見ていたわけですが、夫婦仲がよくて、かつ色気も漂わせるおじさまって、そういらっしゃるでしょうかねぇ。
これも歌舞伎界の特徴だと思うのです。
あんなにニタニタしててもダンディーさが失われないのは、太陽も月もスクエア持ちならではの、ある種の緊張感なのでしょうかね…。

 

中村橋之助さん
太陽:乙女座、月:天秤か蠍(境目2時頃)
水星:獅子座、金星:天秤座、火星:蠍座
木星:双子座

橋之助さんはまだ49歳なのですね。
歌舞伎界の中で「おじさま」と言うには若すぎるお方でしたね。
見に行った舞台で橋之助さんは、ちゃきちゃき江戸っ子のお尋ね者の役をされていましたが、キセルを吸う仕草が本当に色っぽかったです。
蕎麦を食べるシーンにしても、ああ、本当に江戸っ子はこうだったんだろうなぁと思わせる演技は、1ミリも隙がないように思えたのです。
歌舞伎役者に「乙女座」の精緻さは欠かせない要素なのでしょうか。
月は火星とコンジャンクションですが、3人の男の子の子育てをパワフルにこなされている奥様:三田寛子さんに思えてきます。
その月・火星は太陽とセクスタイルで、夫婦円満さも見いだせそう!

 

ひとまず本日はここまでにします。
次回は若手編にしようかな。
若手でアップしようかなと思っているのは、市川染五郎さん・中村七之助さん。
あと、おじさまで思い出した方がいたらば…。

ここまでのおじさま方の色気は、乙女座・蠍座・牡牛座が軸となって放たれているように思えます。
蠍と牡牛については常々、嗅覚を働かせているつもりなのですが、乙女座が浮き上がってきたのは意外でした。
乙女座の細かい細かい正確さ、汚れの入る隙を与えない神経質さが、「価値ある・希少な・高級感」となって多くの人を唸らせるのかもしれません。

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