TV・ドラマ – ゆめぼしノート
ひらりと姉妹とアドバイス

「あんた、肝心な時に三枚目やると一生モテないよ」

 

さっき見てた朝ドラ「ひらり」でのセリフ。
ひらりの姉・みのりが同僚女性から言われる。
一生結婚できないよ、だったかうろ覚えだけど、こんなグサっとアドバイスはあのころ(90年代前半)よく飛び交ってた。
今、友達に言えやしない。
でも言える関係性に憧れはある。

 

ひらりは20歳、姉のみのりは25歳。
みのりのWikipediaを見ると、「適齢期を過ぎても良縁の気配がないことを気にしている」と!
25歳で「過ぎてる」って時代性が恐ろしいですが、確かにみのりは気にしている。
私は結婚できるんだろうか…とウジウジしてた矢先、近所に越してきた医者=竜太(渡辺いっけい)と知り合う。みのりにとってそれは運命的なこと。

一気に恋心が燃え上がるも、ひらりのほうがもっと親しそう。
竜太先生は近所の相撲部屋との関わりが強くなり、それは相撲好きのひらりの後押しもある。
みのりは、ひらりに先越されそうな気持ちになり、同僚2人にいつも恋の悩みを聞いてもらう。

この同僚がまた無責任なアドバイスでけしかけるんだまた。

「妹から取っちゃいなさいよ」
「早く誘いなさいよ」
「医者なんて、あんたいいじゃな〜い」

「そ、そうよね、うん…!」

とにかく行動!と決心するみのりだけど、なんか空回りしがち。
しかも、竜太先生とたまたま食事ができたりして手応え抱いた矢先、ひらりのほうがもっと距離が近づいてることを知ったり。
最初あんなに「嫌い嫌い」と言ってたのに、仕事のことで泣いてしまったひらりを優しく慰めてくれたんだってさ…
ひらりがまた鈍感中の鈍感天然女子!

 

みのり役の鍵本景子さんが魅力的です。
ザ・長女という感じが見てて楽しい。
私は末っ子だけど、みのりの不器用さもどこか自分みたいで、ずっと見ていたくなる。

NHKアーカイブスより)

服と座り方が姉・妹の違いを浮き彫りにしてますよね。

慰められて以降ひらりは竜太先生への恋を自覚して、姉の恋心など知らないひらりは、みのりにそれを打ち明ける。
2人の距離が近づいていることを察知してきたみのりは何度も諦めようとするんだけど、ひらりがまた天然気分屋女子で、「大嫌いになっちゃった!」とかコロコロ気持ちが変わるやつ!

「あんたには、合わないと思うわ…」

とかまた不器用なアドバイス・姉!

と、そこでひらり、「けどさぁ〜いいとこもあんのよねぇぇ」とか即前言撤回。

「決めた!あした先生をご飯に誘ってみる!」

そうしてみのりの心をまた揺さぶる・・
ひらりってやつは、反対されると俄然燃え立つタイプ。
でも女同士って大体どっちかそんなタイプで、「じゃあなぜ私に相談した!??」とイラつくほど最初から心が決まってんですよね。
女同士アドバイスあるある。

 

ここでまたみのりが同僚に相談。

「妹さんがご飯誘う前に先に誘っちゃうのよ!」

とかまたトンデモアドバイス。

「う、うん、やってみる…!」

 

って、みのりの主体性!!!

強い意見に振り回されてばっかだけど、本当は事態がどうなっていくか・自分はどうすべきかわかってる。
でも妹の恋路をただ見守って25歳を生きたくない。
結婚したいみのりにとっても、引くわけにはいかない正念場。
頑張れみのり!!!

 

と、応援したところでストーリーは決まってる。

それに、なぜみのりの恋がうまくいかないのか、ちょっと感じられる。
周りに振り回されすぎですね!!

同僚からの「〇〇したほうがいい・しないほうがいい」
竜太先生の「俺は気が利く女が好き・けど言いなりになる女は嫌い」

みのりはまんまと「気が利くけど言いなりにはならない女…っと」とメモしたりする。
まじめ不器用か!

ひらりが竜太先生から「俺は一回りくらい年上のほうが話してて楽しい。20歳そこそこにいい女なんていない」と言われてみのりにぶーたれれば、みのりは「勝算ありかも…?」と少し目が輝く。
いや、そうじゃなく…!

 

最近、アドラー の本を読み返しましたが、きょうだい関係と性格の関連性はやはり興味深いです。
姉・兄は下から追いつき・追い越される危機感を抱きながら育つところがあり、「どうすれば愛されるか?」と、「親の望むいい子」になろうとする。
妹・弟は、長子に追いつくことを原動力として育つところがあり、また親からの注目を得るために長子とはまったく違う行動パターンをとってみたりする。

ちなみに一人っ子は「親の愛を独り占めできる」というイメージからわがままに育ったと思われがちだけど、「いつか下の子が産まれたら立場が脅かされるんじゃないか?」という潜在的な不安を抱えやすいそうです。
また、きょうだいという直接的な発散相手がいないので、何かあってもひとりで抱え込みやすい人もいるようで。そこからイメージされる孤独な世界観はわかる気がします。

 

妹・弟が、姉・兄のやり方を吸収しつつオリジナリティーでもって人生を切り開くのであれば、長子のアドバイスを100%聞こうとは思わないでしょうね。
しかし長子は親の言うことを100%と言わなくても9割受け入れようとするでしょうか。
親の期待に応えようとするというか。人生のある時期までとは思うけど。

 

しかし、ひらり見てても思うけど、姉や周りのアドバイスに一度は必ず反発したかと思えば、「やっぱりお姉ちゃんの言うとおりよ…」とかシュンとしたりするんですよ。
私にも大いに心当たりあること。
こういう手のひら返しする自由さというか気まぐれさが、長子からすると信用ならねぇんだろうなって。
末っ子からすると、「素直な私、いいでしょ?」とドヤ顔なんだけど(それもまた気に障るはず)

でも長子の素晴らしいとこといえば、それでも下のきょうだいを見捨てないとこ。
なんかしら・ウザがられても世話を焼こうとしてくれる。
むしろ妹・弟が手を振り払って逃げるんですよね。

 

このあと、みのりも竜太先生が好きなんだと、ひらりは知ることになるんだっけ。
そしたらみのりは「あんたのために引いたんだから」とか言うんじゃないかしら・・
で、ひらりは「あたしのためとかやめてよ!」と怒るとか?
それとも母親だけはみのりの異変に気付き、天然ひらりに知られることなく恋を終わらせるのか・・
すっかり忘れましたが、「あんたのために」というのもまた長子っぽいです。
末っ子はつい「誰も頼んでない」とか言いいますが、それ一番逆鱗に触れるやつですね。
「あんたのために・誰かのために」という挫折や恐怖が強すぎて、無能の道に入る人もいる。
「何もしない」というストライキ。
これは自分の身内の話でもある。

 

私は9割女性の職場で長いこと働いてきましたが女性内のバランスを取ることが本当に大変でした。
女性ならではの優しさ・思いやりに救われたのも確かだけど、「素直な末っ子」の一面だけで生きられるわけもなく、「反逆末っ子」の面はどうしても出てしまう。
めちゃアドバイスしたがる人って必ず必ず!いて、私にも積極的に受け入れたい素直さは確かにあるんだけど、結局違うやり方を選んだりする。
そんでビクビクして、人を不愉快にさせたかも…とか思いを巡らせるのがストレスだった。

そもそも誰にも嫌われず生きるなんてできない、というのがひらりにも通じる末っ子の言い分ですが、私の目に映る長子・特に姉さんたちは「360度いい人」「厳しくても説得力ある人」「信頼ある人」をやり通せたりする。それが「あるべき模範」みたいになったりするのも本当嫌だった。

もし社内にもっと男性がいたら…
ってか共学時代とかは、そういうしっかりした人もいいし、ルーズな人も全然いいよね、という男性の広い受け皿に救われてた。
けど女性9割になると長女性ルールがすごく厳格になる。ルーズな人への厳罰化みたいのが着々と築かれて、そこから外れてはいけないというプレッシャーがすごい。

ただ、この感じ方は私の姉妹パターンゆえとは思う。私にとって「長子・長女」というのは特別なのです。
怖い・甘えたい・信頼感・反逆の対象・怖い。
家族内でいろんなドラマがあってですね、そろそろ塗り替えようとしています。

 

「ひらり」は姉妹の母役・伊東ゆかりさんも素敵です。
娘たちが成人して、子育てにときめきがなくなった。
夫婦生活にもとうにときめきがなくなり、それを聞いた夫・伊武雅刀さんは「俺と結婚したばかりに悪かったな」と皮肉まじりに言う。
そういうんじゃないのよ…と言う伊東さんはかつての恋人と再会して(綿引勝彦さん)、さてときめきが蘇るんでしょうか。あのころの専業主婦はまたどうやって人生に折り合いをつけるんだっけ。

相撲部屋の親方・伊東四朗さんを心から信じて尽くしまくる池内淳子さんも素敵なんですよね〜。
その池内おかみに片思いするのがなんと実家暮らしの石倉三郎さん。
父親の花沢徳衛さんとべらんめぇ口調で蕎麦すすってるのも楽しい。
あれこれ斬新な設定。
毎日録画しています。

 

 

1月に見たテレビ

最近、何書いていいのかとんとわからなくなり、とりあえずテレビは日々見ているので感想文を書いてみます。

 

・ぽかぽか

フジテレビの「ぽかぽか」、始まりましたね!
第1週は新ドラマ出演者がゲストという豪華さがあって、2日目から見ました。
マツコ回見逃したのはちょっと残念。

そもそもなんで見ようと思ったかというと、杉野遥亮さん目当てに見た「グータンヌーボ」の岩井勇気に俄然興味を抱いたから。
ここ数年、岩井のおもしろさがずっと気になってて、本も買っちゃおうか何度も迷ってた。
鈴木伸之さんの薄っぺらさへの容赦ないツッコミが光ってましたよね。
「ぽかぽか」でも鈴木さんの明るさ裏の闇を浮き彫りにしてた(笑)

ヤフーニュースでもいろんなライターが書いてたけど、確かにいいともっぽさがあって懐かしかった。澤部はいいとも出てたしね。
神田愛花さんの番組をどこかずっと避けてたけど、あの人やっぱすごいんですね。
度胸がすごいし、生放送での言葉選びがギリギリ品の良いとこをかすめてる感じで、ハライチとでも誰とでも自然に調和する安心感がある。双子座っぽいと思ったらそうだった。

竹野内豊さんが出てたときの緊張感はちょっと忘れられない。
それこそ「いいとも」のテレフォンショッキングのあの頃から「トークが超苦手そう…」とは感じてたけど、そもそも人嫌いなのかもと思うほど隔世感が漂ってました。
黒木華さんが隣にいてくれるだけで不思議な安心感があったよ。
黒木さんのふくんだ微笑が緊張をほぐしてくれた。

そんでもって「肉切るな、肉切るな」って私の念が通じたかのように、この日は肉ぴったり切るコーナーがなくなったんですよね!
いまどき生の食べ物扱うなよと思いつつ、フジっぽい下劣さは味わい深かったんだけど、竹野内さんと黒木さん、さすがに生肉切らないだろう!
誰か断ってくれ!もしくは誰か同じようなこと察してくれ!と思ったら、「予算が早速尽きて今日の肉コーナーはなしです」となったんだから驚きです。
そんで翌日から肉切りコーナー復活してた(笑)何なんだよ。

爆笑問題のときも見ました。あーいいともっぽい!と思って目を細めた。
でも肉切りコーナー直後にいつもチャンネル変えちゃう。最後まで見たことはまだない。舞いあがれ!とDAIGOの料理番組を見たいから。
岩井の本は買っちゃいました!どんどん筆が乗ってくるのか、読み進めるほどにおもしろさが増していくんですよね。2冊目も買っちゃおうかな・・

 

・「あさイチプレミアムトーク」新納慎也

新納さんがついにあさイチに!と予約録画をしたのですが、これまで13回もあさイチ出られてるようです。
プレミアムトークは初。

とかいって私は「真田丸」と「鎌倉殿」の新納さんしかお見かけしてないんだけど、阿野全成が死亡してから新納さんのツイッターもフォロー。
そしたら全成亡きあとも鎌倉殿の感想をリアルでつぶやいてくれてたから嬉しい。

新納さんって、見てるだけで楽しいんだな。
あの関西弁がなんたっていいし、あんなに素敵でお背も高いのにイケメンぶらないじゃないですか。
「自分男です」ということを前提としてない感じが好き。
ご本人も「僕はボーダレスな人間」と言ってたけど、それは年齢や性別とかあらゆる違いを違いととらえないとこがご自身の特徴というか長所だと。
あーどんな人が好きなんだろ?とか思わないこともないけど、そういうとこに特段エネルギーを注いでなさそうな平和感がいいんですよね〜。
いや、特段注いでるかもしんないけど、見てるこっちとしては新納さんの視線の先より新納さん自身を楽しみたい。幸せのカードをいっぱい持ってる人って感じ。
だっていまだに横断歩道の白線しか踏まないらしい。黒いとこにはサメがいるからって。
・・・むっちゃ好き!!!

新納さん同い年で、正直仲間にああいう人いたら引くと思うけど、でも私ってやっぱ変な人が好きなんだよな。変な人が好きな自分が好き。
今年か来年、新納さんの舞台を観に行きたい。

 

・「罠の戦争」と「100万回」

この2つは脱落を決めました。
「罠の戦争」は、タイトルがこうなんだったらずっとああなんだろうと、先読みしたらもう疲れた。
そりゃ田口浩正さんの役はえげつないけど、何もあんなに秘書3人で企んで陥れることないんじゃないかと。
いや、企んで陥れるほどの人物ではあるんだけどさ。
意識不明中の息子が超善人に描かれてて、そりゃそうなるだろうけど、あの善と悪のコントラストは今の自分は欲してない。さよなら杉野さん。

「100万回言えばよかった」は、2話を見逃したのが大きかったかもしれない。
このドラマも3話はなかなかの善悪コントラストでしたね。
愛を伝えるという行為は素晴らしいと思う。
自分のように愛情表現をまともにできない人間からすると、こっぱずかしくて見ていられないというのが正直なとこです。

 

・「星降る夜に」

これはもう最後まで見ていこうと思います。

産婦人科医の吉高さんが、生後2日目の赤ちゃんを置いて逃げた女性の話を北村匠海さんにしたところ。
北村さん演じる一星も幼い頃に両親を亡くして孤独な時が長かったこともあり、「赤ちゃんの母親を探しに行こう!早く!かわいそうだもの!」と吉高さんを急かすシーン。
「あー」と思った。このあと2人でタクシーも使わず走り回って息を切らしながら母親を見つけるんだろう。いかにもテレ朝だなと。
そしたら!!!
探しに行かなかった。

吉高さんは「まだ2日しか生きてない赤ちゃんのことみんなかわいそうって言うけどさ…」と、眉をハの字にしたディーンさんとか思い浮かべながらつぶやき始める。
「母親のもとに赤ちゃんを帰したところでハッピーになるかもわからないし」

これだよ…時代だよ。アップデートだよ。
「今」の問題がドラマで描かれるってこういうことだよと感動しました。
「赤ちゃんがかわいそう」ととかく描かれがちなんだけど、産婦人科医が主役だけあって、なぜ母親は赤ちゃんを置いて行かざるを得なかったか(そこにも事情があるはずで)、というとこまで想像を至らせる描かれ方。母子別離でも赤ちゃんの未来は輝きに満ちてるはずと。

また北村さんのお仕事が遺品整理というのも時代っぽい。
死もまた不幸と捉えられがちだけど、たとえ孤独死でもきっとその人なりに生活に愛着があった、それは遺品から伝わると。こう描かれると、なんか救われる。
死と生と性、これらを「今まで」の価値観のあえて逆側から見てみようという試みすら感じるドラマです。
そういう試みがTVから感じるってことが妙に嬉しいんですよね。私の何になるってわけでもないのに。

 

・「おしゃれクリップ」浜辺美波

見ようと思って見てたわけじゃなく、適度なところでチャンネル変えようとしたら、浜辺さん登場からもう釘付けになった。
ずいぶん大人っぽくなったとは思ったけど、前と変わらない独特の緊張感がある人ですね。独特の暗さというか。
あんだけ可愛いんだもの。しかも10歳からグランプリとって完成されたお顔立ち。
それなのになぜか、浜辺さんを見ると脳内に浮かぶのは「苦」とか「陰」の文字。
乙女座っぽい。愛すべきこじらせ。

上白石姉妹や山崎紘菜さんと同期で、自分だけいつもできなくて何やっても最下位で本当につらかったという苦悩の時代。
「なんでできなかったかわかる?」って聞かれてもわかんなくて…と浜辺さんが語ると、この「なんでできなかったか…?」という問いかけの残酷さがより一層浮き彫りになりつつ、自分も過去指導側にいたとき、ああして人を追い詰めてやいなかったかと胃を痛くした。

 

 

親友の佐倉綾音さんが「透明感の権化」と評した浜辺さんのMV見れてよかった。
冒頭25秒あたり。ってか清澄高校麻雀部って何…?

 

 

新ドラマ1話リレー

先週あたりから新ドラマラッシュとなっています。

毎週録画するのもあれば、1話で視聴をやめたもの、見るつもりだったのに録れてなくて気が削がれたもの。
制作・役者陣誰も知らないドラマはさすがにスルーしますが、好みの制作陣だったのに2話以降その存在に気づき慌てて録画…というものも過去ありましたね。

 

今期、毎週楽しみにしてるのがテレ東木曜深夜「ヒヤマケンタロウの妊娠」

 

産科医と向き合うヒヤマケンタロウ。ホルモンの影響でヒゲも濃くなっている…

パートナーは上野樹里。これがまたかっこいいんだ。

(「ヒヤマケンタロウの妊娠」HPより)

 

もとがNetflixドラマだからか、他の民放ドラマと一線を画す感じ。
だって「男性も妊娠する」という現象を「あり」にしてしまう。

斎藤工さんは広告会社勤務。モテモテでいろんな女性と関係するけど上野樹里さんは特別らしい。
上野さんは多忙なフリーライター。
斎藤さんが部屋に押しかけてきても、仕事第一のスタンスを崩さない自立した女性。

斎藤さんの妊娠が発覚して、上野さんが「それ、本当にわたしの子?」と言ったとき、斎藤さんが傷ついた顔をした。
これ従来のドラマとかでよくあるやつですね!

あと、斎藤さんが中絶同意書を上野さんに署名してもらう際に、上野さんが自分の出産は考えたことないけど、相手が産んでくれるなら欲しいかも…というようなこと言うと、「ひどい!人ごとだと思ってる!」と斎藤さんが激怒。
桧山健太郎は仕事で追い詰められていて、妊娠したことでパフォーマンスが落ちて立場が陥落しかねない。だから中絶を選択したい。
上野さんも仕事に追われる日々。だけど「子ども」という現実を目の前にして、何かが揺らぎ始めている。

「産む」という段階から男女フェアにしてみたとき、こんなに産む側の立場は弱くなるのか!ということが可視化されたのがすごいです。
産むことを引き受けた側がどれだけ理不尽で不利な状況に追いやられるか。

しかも健太郎は広告という時代の最先端を扱う仕事をしているのに、ドラマ内では男社会も甚だしい。
リアルで広告会社があんなだったら、東京オリンピックがああいう仕上がりになるのも確かにうなずける。
ドラマとはいえ、ああいう言動の男たちが最先端っぽいものを作ってる現状ってクソだなと率直に思いましたね。
桧山健太郎はそんな男性たちからまさに実績や座席を奪われようとしている。

なんたって産科医が高橋和也さんというところに、なんかメッセージ性を感じますよね。
高橋さんが出てくるだけで「ほかと違うぞ」と思わせるのってすごい。
上野樹里さんもそんな人です。制作陣には明確な主張があるぞ、と言う感じ。

あと斎藤工さんが女性からの後追いLINEを露骨にウザがるとことか見ると、後追いって本当やっちゃいけないんだなと思える。
別にやってもいいんだろうけど、後追いしたくなるほどの停滞感にはすでにサインが詰まってるということかね。いろいろ学べます・・

 

テレビ朝日火曜21時の「星降る夜に」も見ました。


「星降る夜に」HPより)

出会ったばかりの男女が、男性からの不意のキスとその後の偶然の出会いで仲を深めるーーー

脚本が大石静さんということで、あのころ感満載のいかにも設定ですが、吉高由里子さんという人はどんな設定でも納得の世界観にしてしまうんだなと、そのすごさをつくづく感じました。

ろう者であり、遺品整理の会社で働く北村匠海さん=柊一星。
産科医の吉高さん=雪宮鈴。
「りぼん」に出てきそうな名前ですね。
北村匠海さんがまたかっこいいというか可愛いと言うか。
私はあまりこの方の魅力をわかってなかったのか、それともこのドラマが北村さんの魅力を最大限引き出しているのか。

そんでディーンさんですよ。
やっとダメダメな役到来です。
登場シーンでは尿を頭からかぶってました。
45歳で新人産科医・常に低姿勢という設定がいささか悲しすぎる面もありますが、まだまだ秘密と謎が隠されてそう。
が!!!
またもや片思い設定になるのでは。やっぱ月が蠍?
月蠍の人は長い片思い役が多いのです。
でも水野美紀さんと何かありそうかな?

ツッコミどころは結構あるドラマだけど、吉高由里子さん、水野美紀さん、千葉雄大さんが「全部あり」にしてしまう力量をお持ちなんだと思う。
猫背椿さんと岸本加世子さんは、前もテレ朝大石作品に出られてましたね(「あのときキスしておけば」)
光石研さんも出られてて、とにかくあったかいドラマです。
近藤春菜の出産シーンでは泣きそうになりました。
サブタイトルというか小見出しにいちいち「10歳年下のあなた」とか書いてあるのがなんだかな、という感じですが、確かに女性が上の年齢差恋愛も「全然あり」になってほしいものですね。

 

金曜TBS22時の「100万回言えばよかった」は、2話の録画を忘れてしまいました!

井上真央さんと佐藤健さんの恋に松山ケンイチさんが絡んでくるということで、この配役だけでやっぱり「ほかとは違う」グレードの高さは感じられました。
そんで全体的に優しげですよね。
時代にちゃんと敏感な人が作ってるという繊細さが感じられた。
脚本は安達奈緒子さん。プロデューサーは磯山晶さん。
やっぱし!!!

日本版ゴーストと言われてますが、佐藤健さんが幽霊役というトンデモ設定なんですがね。
でも死んでるのかな?生き霊だったりして?
そのへんは2話を見逃したのでわかりませんが、3話以降録画していこうと思います。

 

NHK火曜22時の「大奥」もほかとは違うドラマ。

脚本は森下佳子さん、原作はよしながふみさん。
やっぱり信頼の置ける女性作家のドラマは一味違いますよね。
あと予算がぶっ飛んでますね。


「大奥」HPより)

これも男女逆転の物語。
だって徳川吉宗役が冨永愛さんってすごくないですか!?
徳川家光役が堀田真由さん。
ダイジェストで家光を見たとき、新しいジャニーズの誰かかな?と思いました。
サディスティックな堀田さんも良かったですよ〜。

 

フジ月曜22時「罠の戦争」も見ました。

これは1話を最後まで見るのも結構耐えた感じ。
なんか日曜TBS21時枠っぽくて。
ただ前ドラマの「エルピス」も1話を無理やり見た感じで、2話からぐいぐい引き込まれていった。
2話以降に加速がつくドラマも結構あるんですよね。
録画予約を決めたのは、杉野遥亮さんの演技を見届けたいから。
ただの天然ボーイじゃないらしい。何かを秘めてる表情との落差がすごいと思った。

 

日テレ水曜22時「リバーサルオーケストラ」は1話見ておもしろそうと思ったんですけどね。
2話の途中で寝てしまった。翌日が早朝だったということもありますが、仲間で助け合う設定がいかにも日テレ水曜枠という感じで、それに浸りたいときとそれに背を向けたいときがある。

日テレ日曜22時「ブラッシュアップライフ」は録画予約を止めてしまった。
バカリズム特有のテンポがちょっと合わないかも。ま、日曜日テレって独特ですからね。
安藤サクラさんと木南晴夏さんは本当演技うまいですね。
染谷将太さんのカラオケ店員役とかも、なんか感動しました。

あとテレ朝23時半「6秒間の奇跡〜花火師・望月星太郎の憂鬱」も見てます。
橋爪功さんと高橋一生さんが親子という豪華さ!
ただ橋爪さんは亡くなってしまい、幽霊として一生さんの花火師人生を支える。
これも親子版ゴーストという感じでしょうか。

2話をまだ見てませんが、予告からすると謎の女・本田翼さんが一生さんと同居するのかも。
本田翼さんという人は吉高さんとは逆で、不思議に世界観を平坦にしますよね。
でも脚本が橋部敦子さん。絶対あったか感動ストーリーになるはずなので見届けたいと思います。

 

「どうする家康」は早速2話を逃してしまいました。
久々の美男美女大河という感じですね。「麒麟がくる」以来かな。
こちらにも杉野遥亮さんが出演!
杉野さんの天然ぶりがあちこちのバラエティーで多く見られるのは嬉しいです。
この間の「グータンヌーボ」もひどかったというか、すごかったです。面白かった。