作家の星・12星座別

西村賢太氏の訃報はとてもショックでした。

享年54歳。
早すぎますね。

小説を読むことがめっきり減っていく中での西村氏との出会いは嬉しくなるほどのもの。
本屋で試しに1ページ開いて数行読む。
「これ絶対おもしろい」とすぐ確信を得てレジに向かう。
もちろん読者を引き込む西村氏の才能と魅力とは思うけど、相性もあるだろうな。私も西村氏も蟹座。
こういう作家とまた出会えるのかな。

というわけで最近は小説にあまり触れてないけれど、作家の星・太陽星座に興味が湧きました。
超有名作家でも「全然読んでない」という人はたくさんいます。
なので作風知らないまま名前を連ねてみます。
2段目の斜字は未読の方たち。
とにかく無数にいるので、私の適当なチョイスということで。
(敬称略)

牡羊座

江國香織、遠藤周作、島尾敏雄、田辺聖子、中島らも、林真理子、原田宗典、村松友視
赤瀬川原平、石田衣良、小川洋子、川上弘美、京極夏彦、庄司薫、柴田錬三郎、田中康夫、吉行淳之介

★牡羊座といえば私にとっては田辺聖子さん。「小倉百人一首」は笑える。お薦めです。ほか「新源氏物語」など。
牡羊座の作家さんって、さわやかに心がさらわれるイメージです。若々しい。原田宗典さんの「何者でもない」は何度読んだことでしょう。

牡牛座

加賀乙彦、天童荒太、半藤一利、三浦綾子
有栖川有栖、温又柔、北杜夫、島本理生、瀬戸内寂聴、西加奈子

★寂聴さんの本、読もう読もうと思ってまだ読んでない…
牡牛座は「じっくり丁寧に…」という感じがしますがどうでしょうね。

双子座

伊坂幸太郎、内田百閒、川端康成、太宰治、中沢新一、新田次郎、山田太一、横溝正史
朝井リョウ、有川浩、池井戸潤、椎名誠、真保裕一、ねじめ正一、又吉直樹、平野啓一郎?

★お薦めは内田百閒「ノラや」。愛猫がいなくなって、さすがに私もあそこまで泣き暮らさないと思う。
双子座はワクワクがかきたてられる人たちでしょうか。読むスピードが速まるような。

蟹座

車谷長吉、西村賢太、柳美里
池澤夏樹、上橋菜穂子、塩野七生、原田マハ、本谷有希子、和久峻三、平野啓一郎?

★車谷長吉と西村賢太は、ヤバさがとっても似ている。車谷さんの奥様・高橋順子さんによる車谷さんとの出会い・死別、そして車谷さんの最期の描写は衝撃的でした。(夫・車谷長吉)その死に「なんで?」がつきまとう。生き様も含めて魅力的…という作家でしたでしょうね。
車谷氏の小説ももちろんいいのですが、「世界一周恐怖航海記」の船酔い描写にゾクゾクします。
蟹座が描く世界はそんなに広くない気がします。自分の周囲何メートルか。たぶん。

獅子座

谷崎潤一郎、よしもとばなな
新井素子、金原ひとみ、桜庭一樹、司馬遼太郎、中上健次、乃南アサ、村田沙耶香、柚木麻子

★村田さんの「コンビニ人間」、これまた読もう読もうと思って幾年月…

乙女座

星新一、宮沢賢治、三浦しをん?
あさのあつこ、円城塔、川上未映子、曽野綾子、西村京太郎、姫野カオルコ、山崎ナオコーラ、山村美紗、吉田修一、阿部和重?

★宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読破できたことがありません。難しいですよね?「注文の多い料理店」が好き。

天秤座

奥田英朗、桐野夏生、辻仁成、筒井康隆、畠中恵、辺見庸、三浦しをん?
石原慎太郎、五木寛之、戌井昭人、柴崎友香、白川道、野坂昭如、羽田圭介、保坂和志、阿部和重?

★桐野さんの「OUT」はそりゃ衝撃的ですね。畠中瞳さんの「しゃばけ」も好きです。
お薦めは辺見庸「もの食う人びと」。いろいろショッキング。小説というかルポルタージュです。
天秤座は作家自身がエレガントというか華やかさがある。何を書いても軽快さが特徴?

蠍座

カズオ・イシグロ、小池真理子、灰谷健次郎、渡辺淳一
井上ひさし、内田康夫、恩田陸、北方謙三、平山夢明、福井晴敏、森瑤子、山本文緒

★灰谷健次郎さんが子どもを見つめるシリーズは涙無くして読めませんね・・
蠍座はずばり生と死、そして性でしょうね。それらをどっぷりと。

射手座

岩井志麻子、沢木耕太郎、杉浦日向子、松本清張、宮脇俊三、向田邦子、群ようこ
浅田次郎、最相葉月、田中慎弥、夏樹静子

★射手座といえば「土地」とか「旅」という感じ。志麻子さんは岡山、杉浦日向子さんは江戸を興味深く描く。
宮脇俊三さんの路線シリーズが好きです。「最長片道切符の旅」「ローカルバスの終点へ」など。

山羊座

有吉佐和子、俵万智、町田康、三島由紀夫、村上春樹、山崎豊子、宮部みゆき、森村誠一、夢野久作、夢枕獏、横山秀夫、連城三紀彦、湊かなえ?
阿川弘之、阿刀田高、綾辻行人、落合恵子、開高健、貴志祐介、住井すゑ、瀬尾まいこ、高橋源一郎、林芙美子、氷室冴子、藤沢周平、三浦朱門、森見登美彦、山田風太郎

★超メジャーぞろい!!!映像化率高い!!
令和に入って読んだのは町田康さん「ギケイキ
「鎌倉殿の13人」以上の脱力感とユーモアの義経記。

水瓶座

大江健三郎、大槻ケンヂ、梶井基次郎、檀一雄、花村萬月、夏目漱石、本多勝一、みうらじゅん、村上龍、森鴎外、山田詠美、唯川恵、綿矢りさ、湊かなえ?
池波正太郎、冲方丁、小松左京、高村薫、嶽本野ばら、東野圭吾

★高校の時、山田詠美と唯川恵の大ブームがありました。
山田詠美「放課後の音符(キイノート)
唯川恵「彼女は恋を我慢できない
小説で恋を学んだアナログ時代よさらば…
水瓶座の切り口はいつだってユニーク。そして難解さをいつも残す。その理解できなさに惹かれるんだと思う。

魚座

芥川龍之介、安部公房、伊集院静、大岡昇平、島田雅彦、貫井徳郎、福永武彦、万城目学、水上勉、宮本輝
赤川次郎、石牟礼道子、いとうせいこう、大沢在昌、角田光代、重松清、百田尚樹、平岩弓枝

★安部公房の「砂の女」「箱男」「壁」が、その後の私の趣味路線を決定づけた気がする。あまりにも異様。やっぱ異様さって惹かれますね。小説に何を求めるかって、自分の5倍ぐらいの主人公の自意識過剰さ・そのしょうもなさでしょうか。
そして魅惑的な面々ですね。「魚座?でしょうね」と言いたくなる浮遊感。「例えば〇〇だったとして」というストーリーが実に自由な方達と思う。

 

どの世界でも山羊座のメジャー度はすごいですね。
山羊に星を持ってる人は何かを世に発信できる才能とか説得力をすでに持ってると言えそう。

もうこれだけ読んだんだもの。さらに新しい文学求む!とはなかなかならない。
これまで読んだ本をじっくり読み返すだけで一生が終わりそう。
とかいって、新たに惹かれる作家との出会いが不意にあったりするんでしょうね。

西村賢太氏のお薦め一冊「蠕動で渉れ、汚泥の川を
西村作品でおなじみ”北町貫多”の御徒町バイト長編物語。
貫多のしょうもなさ、にブレ一切なし。

 

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