いつも仕事に行ってるはずのこの時間。
今日は休みなのでTVを見ています。
NHK流してたら始まった「NHK歌謡コンサート」
今日は美空ひばりさん特集。
録画すればよかったと悔やまれたほど、沁みる45分。
演歌って全然聴かないです。
でも演歌歌手の女性って、歌唱力もさることながら、みんなお美しいんですよねぇ。
前々からそのお美しさで気になっていたのが伍代夏子さん。
伍代さんと藤あや子さんが京都を旅する番組を以前見たのですが、藤あや子さんは終始「しなっ」とした女性らしさがあふれていて、伍代さんは終始「からっ」と男前だった。
「徹子の部屋」で、「春夏秋冬」というユニットを組まれたということで、都はるみさん、伍代夏子さん、八代亜紀さん、坂本冬美さんの4人が出られたときも、伍代さんは他の誰よりも短いワードできっぱりさっばりされていた。
いずれも「かっけぇな~」と見つめてたのです。
あんなにサバサバしてるのに、あんなに色っぽいってのはどういうことでしょうと。
あと、「美空ひばりさん特集」で「ある女の詩」を歌われた天童よしみさんのお姿にジーン…と感動したその勢いで、「特集」に出られていた方も出られてなかった方も、何名かの演歌歌手のホロスコープを並列してみます。
伍代夏子さん
太陽;射手、月:牡牛
水星:射手、金星:射手、火星:射手
木星:水瓶、土星:山羊、ドラゴンヘッド:獅子
「さっぱり・きっぱり」のワケがわかりました。
こんなに射手座ステリウム!!
射手って過去とかネガティブなことに執着しないし、「今、今!」ってなきっぷの良さがすがすがしいですよね。
だけどこの射手座ステリウムは、「”海外”の多くの子供の里親であり、”法務省”の特別矯正監である」旦那様の杉良太郎さんのことを表しているようにも思えます。
そして牡牛座の月は、確かな歌唱力と、そんでやっぱり「色気」の発祥ポイントでしょうね。
Wikipediaを見ると、アクセサリーもつけないという伍代さん。
装飾しないで色っぽいってとこ目指したいものです。
藤あや子さん
太陽:牡牛、月:魚
水星:牡牛、金星:牡羊、火星:獅子
木星:水瓶、土星:山羊、ドラゴンヘッド:乙女
伍代夏子さんと同い年の藤さんです。
あの独特のなまめかしさは、牡牛と魚にそのゆえんを見出せたような気がします。
そして金星牡羊と火星獅子の激しさもね。
いつでもおっとり天然ムードでも、なんか漏れてしまう恋愛模様とか私生活の一端は、熱さもチラリ見えちゃってんですよね。
ロックが好きだとかね、仕事は「色気」で、遊ぶときは「ノリがよい」ってなメリハリまで拝めたことに満足です。
坂本冬美さん
太陽:牡羊、月:蠍か射手(境目5時頃)
水星:牡羊、金星:牡牛、火星:蠍
木星:蟹、土星:牡羊、ドラゴンヘッド:牡牛
藤あや子さんといったら、大親友という坂本冬美さんです。
やっぱり聴衆を惹きつける歌唱力の持ち主は、もれなく牡牛に星があるんですかね~。
しかも色気まじりのお声です。
伍代さんも藤さんも、そらメジャーなお方ですが、坂本冬美さんは「夜桜お七」とか「また君に恋してる」とか、演歌にほとんど興味がなくても強烈に印象に残るゴールデンメジャーな曲をお持ちの方。
お茶の間浸透力の高い蟹座を探してみたらば…木星がありますね。
坂本冬美さんは、着物姿ではないラフな格好もとても素敵です。
そんなところは太陽牡羊ゆえんかな。
天童よしみさん
太陽:天秤、月:乙女
水星:天秤、金星:蠍、火星:山羊
木星:蟹、土星:蠍、ドラゴンヘッド:山羊
先ほどの「美空ひばり特集」。
天童よしみさんが歌われてたとき、固まってましたよ、わたし。
感動しました。最高だったのでした。
演歌歌手のお方というのは、歌ってる時も歌い終わった直後の余韻も、表情をしっかり作るんですよねぇ。
天童さんといえば「なめたらアカン♪」というコミカルなイメージですけど、にこにこさらっと親しみやすい天秤と、乙女の月の小動物みたいな可愛らしさでもって人気者なのでしょうかね。
だけど歌ってる時は「女の哀しさ」が放たれてた!
いや、「女の哀しさを見事に歌い上げた一人の歌手」という輝かしさかな。
金星の蠍と、火星の山羊。
存分に女らしく、だけど完璧に役目を果たす勇ましさ。
そこから生まれた情念は、しっかりこちら側の胸を震わせたのです。
演歌って、まず「詞」がいいのですね。
飲み屋の女将前提、不倫前提、破局前提、海前提。
暗いんだけど、具体的な心の描写。
歌の終わりになっても一向に前向きさが出てこない。
哀れなまんま終わるのね。
「がんばれ」って、演歌の世界じゃ誰も歌わないしね。
演歌が沁みる年齢になったのです。
石川さゆりさん
太陽:水瓶、月:牡牛か双子(境目6時頃)
水星:山羊、金星:水瓶、火星:射手
木星:蠍、土星:射手、ドラゴンヘッド:蠍
私の世代で「演歌歌手」として一番メジャーなのは石川さゆりさんなんじゃないかなと思って並列に入れさせていただきました。
「演歌歌手にこんなに美人な方がいたんだ!」「あごにほくろって、こんなにセクシーなんだ!」ということを初めて知ったのも石川さゆりさん。
カラオケで歌えるのも(津軽海峡・冬景色)、石川さゆりさん。
そしてまた、シングルマザーになった時の会見を見て、「演歌歌手ってワイドショーにも出るんだ!」って衝撃を受けたのもまた石川さゆりさん。
時に着物以外の、ジーパンにソバージュ姿の色っぽさすら幼い私に焼き付けるから…。
蠍座には海王星も入ってて、木星とドラゴンヘッドとともに団子状態。
世代を超えた「ザ・演歌歌手」。
不動宮の多さは、いまだに紅白で「天城越え」か「津軽海峡・冬景色」かというゆらぎのなさが物語っているでしょうか。
八代亜紀さん
太陽:乙女、月:魚
水星:天秤、金星:獅子、火星:蠍
木星:魚、土星:乙女、ドラゴンヘッド:魚
美空ひばり特集の女性陣トリを務められたのは八代亜紀さんでした。
いつでも本当に少女のような無邪気さがあるお方ですよね。
美空ひばりさんの魅力を挙げてる時も「えーっと、えーっと、あとぉ…」なんて、ドリーミーな天然ぶりを見せていましたが、あれはご自身を「天然」とよくよくわかってのキャラ設定だったのでしょうか。
だけど八代亜紀さんも、やっぱりマイクを握れば一呼吸目から「情念」あふれさす。
「蠍」の要素は演歌の世界にぴったりのようですね。
魚座に月と木星とドラゴンヘッドがあって、個展を開くほど絵の才能=そのアーティスティックさが存分に感じられます。
美空ひばりさん
太陽:双子、月:山羊
水星:牡牛、金星:牡羊、火星:蠍
木星:山羊、土星:牡羊、ドラゴンヘッド:射手
最後は美空ひばりさん。
私は恥ずかしながら美空さんはじめ演歌をほとんど知らないのに、こんなに並列してしまいました。
だけどこの45分間で、歌い手のほんまもんの情熱を感じられて、とにかく沁みたのです。
ひばりさんは歌唱の牡牛にも、情念の蠍にも、そして上昇志向の山羊にも星をお持ちですね。
一見ギラギラと重めなサインだけども、それを太陽の双子が軽やかに、金星の牡羊とで「あらよっ」ってな、本当に「瀟洒な」ムードでもってこちら側を楽しませてくれたのですね。
男性陣もね、氷川きよしさんの確かな歌唱力・自己演出力には毎度ワクワクするし、五木ひろしさんとか前川清さんとか吉幾三さんとか、おじさんの現役感ったらないですね。
演歌はこんなふうに偶然目に耳に入ったときと紅白歌合戦でしか、じっくり味わう機会はなかったんだけど、やっぱりあのものすごい歌唱力を思うと、お願いだからこの先も紅白を支え続けてくださいと、演歌歌手の皆さんに懇願する思いです。