令和の優しい男3人

今、私にとっての「優しい男性」といえばこの3人。

尾上菊之助・高橋一生・柳楽優弥

優しげな菊之助さんを朝ドラで見られるこの喜びよ!
あのダンスのしなやかさ!!惚れ惚れ〜

https://www.nhk.or.jp/comecome/gallery/

朝ドラでのモモケン菊之助は、なかなかプライドの高い男。
でも上品で、これがまた…
「率直なのに優しげ」というキャラクターってちょっと珍しいと思う。
これまで率直といえばどこか粗野な感じありましたからね。
本郷奏多さん演じる文四郎は粗野な男ですね。粗野というか粗暴というか。
でもだんだん素直さが表に出てきて愛らしい。
本郷さんに愛おしさを感じさせるってすごいドラマと思いますよ。
髪型もうっすら時代がかってて、宮川一朗太さんみたい。
バッグの背負い方は真壁くんスタイルですね。


ときめきトゥナイト真壁俊の事情

「カムカム」って役者チョイスにぐっとくる。
こんなすべてに納得!って思えるドラマなかなかないよ。
時代背景も絶妙。私がひなたの弟・桃太郎と同じ世代だからかな。
PL学園のキヨの名まで出てきた(感動…!)

尾上菊之助さんの星を見てみます。

太陽獅子、月水瓶か魚、水星乙女、金星双子、火星双子、P太陽乙女、P火星蟹

菊之助さんって双子座だっけ?…とつい思い込んじゃうことがあります。
すごい双子っぽいと思う。中性的なしなやかさ・マウント感ゼロのフラットさ・そしてユーモアを楽しむお茶目さ。双子に3つも星がありますしね。
菊之助さんは太陽獅子座。
去年〜今年にかけて木星や土星が水瓶座を運行している影響なのか、今、全体的に獅子と水瓶の方にスポットが当たっている感じ。
上白石萌音さん・川栄李奈さん・オダギリジョーさんが水瓶座。
あとこれから成長する桃太郎役・青木柚さんも水瓶とのこと。
おいでやす小田は獅子座。いきなりの朝ドラ抜擢ってすごいですね。

菊之助さんがここにきて活躍度が増したゆえんはほかにも見出せそう。
1・蟹座P火星ー山羊座T冥王星オポジションいま特に金星火星冥王星コンジャンクション
2・乙女座P太陽ー魚座T海王星オポジション

ここんとこのカムカムは、菊之助さん主役っぽくなってます。
2代目桃山剣之介の苦悩がみっちり描かれた。
そして生まれ変わったような心境の変化・新しいスタート。
その変化に大月家がかなり関わってたのですね。
生まれ変わり感は1の冥王星と思いますが、幼きひなたや算太との出会いは金星・火星に表れてるように思えます。
火星は松重さん演じる伴虚無蔵とも言えるかな?オポジションというのが、「剣を交える」っぽい。

そしてモモケン菊之助のスター性は2に表れてそう。
もともと菊之助さんは火星ー海王星オポなので、ここが歌舞伎役者としての浮遊感ある華やかさという感じもするし、優しげなそのゆえんでもあると思う。
月は魚座であってほしいとこ。「徹子の部屋」で息子さんと出演される時が特に優しげです。
また「風の谷のナウシカ」を歌舞伎でやろうと企画・主演をされる夢いっぱいの実現性も魚っぽいストーリー。

もし水瓶月だとして。
水瓶月の俳優って、「孤高のスーパースター役」が多いと感じる。モモケンってそんな感じ?
魚月の俳優は、酒・涙など、「水」に飲まれ・まみれる役が多いイメージ。あと優しさにつけこまれて踏みにじられるとか底抜けに優しいとか。昨日のモモケンは涙・涙でしたね…。

 

お次、高橋一生さん。
「恋せぬふたり」は実にモヤモヤするドラマですが、一生さんの演技が素晴らしい…
一生さんの演技って定期的に触れないと、なんかしらん欠乏感がむわーっと湧いてきます。
今回、年末の「岸辺露伴」以来のドラマ出演と思う。
今年は舞台でお忙しかったでしょうね。
しかも賞を取られた。
「賞とは縁遠い自分と思ってた」というお言葉は意外だった!縁遠かったの!?

この間、「スパイの妻」もNHKで放送されてました。
最近やっと見ましたが、見る時間がよくなかったのか、TV画面がほとんど真っ黒で(逆光)集中できなかった。
が、一生さんの演技ってなんて繊細なんだろう…ってつくづく思いましたよ。
昭和初期のオラオラ男だけど優しさや思いやりがにじむ。
なんたって「目」ですよね。
昨日の「恋せぬふたり」でも、赤ちゃんを抱っこする岸井ゆきのさんを見つめる一生さんの目の柔らかさというか哀しみというか(うっとり)


シネマカフェより)

高橋一生さんの星

太陽射手、月射手か山羊、水星射手、金星蠍、火星山羊、P太陽山羊座29度、P火星水瓶

一生さんは太陽ー海王星コンジャンクションなのですね。
これは優しげ!
そして人から謎人間に思われやすいと思う。金星蠍だし。
その金星が天王星と合ということからも、かなり変わってる方でしょうね。群れるの嫌いそう。
ところがN火星山羊、P太陽もこの30年ずっと山羊だったので、日本人として心を寄せやすい標準形を演じるのもとても上手い方と思うんですよ。
そのP太陽はいよいよ水瓶座に入るようです。TVより舞台にシフトされたりするかなぁ。メジャー路線からちょっと下りていくような?

一生さんの役の特徴といえば「思いが叶いにくい」ということ。主に恋において。
男性性を抑制する役がすごい多いと思うんですよね。
「カルテット」然り「直虎」然り。
それも金星蠍的な長い片思い感と言えますが、N火星ーN土星スクエアということもありそう。
N木星ともスクエアだから、一見遊んでるように見えたり、女性を軽んじたり茶化したり、モテチャラっぽい1話2話ですよ。いつも。
でも3話以降からじっとりした本性があらわれるという。

月はどっちだろう。前も予想した気がする。
私が思うに、整理整頓が得意な役が多いから山羊月じゃないかと予想。独特の清潔感ありますよね。
射手月は「とにかく明るい・勝負好き」、そういう役を引き寄せると思う。あと旅ものが多かったりとか。
一生さんは月が山羊で、その月も木星土星とスクエアじゃないかと予想。あの老成感はやっぱさ。

 

3人目、柳楽優弥さんです。

一生さんとのCM、なぜあんなにしっくりしてんだろうと思ったら、「直虎」で共演してましたね!
柴咲コウさんをめぐる恋敵。現世ではこんなに親しくなって…(涙)
あのCMだけでも2人、演技うまいなぁぁと感心しきり。

先日Netflixで「浅草キッド」見ました。
正直2時間は長かったけど、柳楽さんめちゃくちゃ上手いですね!!!
ヌボっと立ってる横姿が、今のたけしさんにも似てた。猫背でちょっとおなか出すような。

↓↓柳楽くんのタップシーン観れたのが本当よかった。余韻がすごい。

映画.comより)

長かったけど、観て良かったです。
みんな演技がかなり上手い。「演技上手い」というのを見せられたときの納得感ってすごい気持ちいいのですね。
大泉洋さんやっぱすごい…と思った。ツッコミのタイミングがなんとも気持ちいい。悲しさとかバツの悪さとか、わかりやすく上手い方。
この映画の何が素晴らしいって、役者の実年齢を超えた配役ということ。
大泉さん48歳で、妻役が鈴木保奈美さんなんですよ。55歳。
実際年上妻だったかはわからないけど、あの時代の妻の包容力とか口の悪さ、そして華やかさを演じられるのって、やっぱ保奈美さんしかいないよね!って思った。
あとビートきよし役がナイツの土屋さん。実年齢は柳楽さんの一回り上。
きよしさんは実際、たけしさんより3つ下。
「浅草のフランス座で漫才・ツッコミ役」ができるのって、やっぱ土屋さんしかいないでしょうとすんなり思っちゃう。
そして!たけし役によくぞ柳楽さんを当ててくれましたよ…とつくづく思います。他にできる人いない。そう思わせる絶対的な何か。
恋仲になりそうな門脇麦ちゃんともしっくりでした。
全体的にダンサンブルで、そのノリに惹き込まれた映画。タップ靴のカツカツって音が気持ちいい。

柳楽さんの星も見てみます。

太陽牡羊、月魚か牡羊、水星牡羊、金星水瓶、火星水瓶、P太陽牡牛

外円は現時点のトランジット。今はN金星の上にT土星が乗ってますが、公開時の去年12月はN火星ヘッドの上に乗ってました
この土星が大泉さん演じる深見千三郎に見えちゃいます。
「バカヤロウ!」ってしょっちゅうドヤされるけど、たけしを信頼していた。偉大な師匠です。

牡牛座P太陽ーT天王星合は、「柳楽くんの意外な資質開花」という感じがします。
タップダンスとか漫才の掛け合いとか。
かねがねすごいとは思ってましたけど、ここまでとは…というその凄さを堪能できる作品。

そんで「優しさ」ですよ。
柳楽さんって牡羊座にしてはなんともマイルドだと思う。
昔は荒々しい役も多かっただろうけど、最近は心優しさを感じられる役が増えた気がします。
「太陽の子」とか、「二月の勝者」も実は誰よりも奉仕精神あふれる塾講師。
これを思うと月は魚座っぽい。視野の広い優しさ。
そして「一般性」に流されない軸がある。それは金星火星水瓶由来にも思えます。でも永遠の少年性を漂わす牡羊。

魚座月、つけこまれやすさ…
「浅草キッド」でも、TV出る前のフランス座時代はつけこまれっぱなしでした。
ストリッパーにあごで使われる。
でもつけこまれすぎて、「やってやる」感がメラメラ湧き立つんですよね。
うーん、牡羊月なのか??

大泉洋さんが牡羊月です。太陽金星も牡羊座。
牡羊月の人はなんだかんだコメディアンと思う。あとほとんど泣かない。根っからのツッコミ気質。
柳楽さんはどこかワンテンポ遅い感じが月魚っぽい。
ツッコミより完全ボケですね。

 

この3人の男性の優しさってなんか新しいと感じるのです。
共通するのは、「上から」ということがない。
男としての上から感。それを出さないようにしてる、とかでもなく、「自分らしさ」を表現したら今こんな感じなんです、というような。
少し前なら、男性の優しさって女性のニーズ内の優しさが蔓延してた気もするし(君を守る的な)、「男ならこうだろう」という荒々しさをあえて打ち出していくようなのも、これまでは好意的に受け取られてたと思う(タバコを吸いつつ眉間にシワ寄せつつ灰や吸い殻を道端に落とすためらいのなさとか)
そんなこと、すべての男性が好むポーズじゃなかったはず。それを表現しやすくなった令和は、男性のバリエーションもぐっと広がった気がするんですよね。

菊之助さんとか、車をバックさせるときでもきっと両手ハンドルですよね。
片手をわざわざ女性の席裏に回したり、「つかまってろよ」とか言って荒々しいスピードで車庫入れとか絶対しなさそう。
一生さんはいつだって「君は楽しんでるかな?」って目を向けてくれそうだし、マスクから鼻を出しとくイキったこともしないはず。
柳楽さんは公園のゴミ箱に缶を投げ入れることはありそうだけど、失敗したらちゃんと小走りで捨て直しそう。
「人として当たり前の優しさ」に安心できる3人です。
それを大きく見せない。「男」という意味をわざわざ込めない。
それをこうして書きたくなるんだから、まだそういう男性を珍しいと感じてるということです。

土屋きよしも癒やしでしたよ…

映画.comより)

 

 

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