Categories: TV・ドラマ

2022年春ドラマ感想

最近、新ドラマを見ることにエネルギーが要るようになり、もうハマれないかも…と毎度思うのに、必ずいいドラマと出会うものですね。
今期豊作のほうかも!

そして今期も風星座主役ドラマが多いです。
座が活躍してるっぽい。
感想などを書いてみます。(敬称略)

・今後も見ようと思ってるドラマ

「持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜」

上野樹里(双子
松重豊(山羊
田中圭(
磯村勇斗(乙女
井川遥(

やっぱオリジナル脚本っていいですね。人物描写が丁寧で、なんとも優しげなドラマですよ。
上野樹里×松重豊×田中圭の「心」の演技にいちいち感動してます。本当うまい。
井川さんは40代独身役。「この歳で結婚してないと、何か大きな欠陥あるように思われるのよね」とのセリフがリアル。
婚活にまつわる心模様がテーマとも言えるドラマで、結婚への疑問やパートナーシップの追求が丁寧に描かれてます。
私が感動するのは「父と娘」のドラマということで、上野さんが亡き母への愛が深いことは大前提としても、「母は母・私は私」をまっすぐ行こうとするところ。
そのベースには令和の大テーマ「もう頑張らない(お母さんみたいに頑張れないかも→それでいい)」という生き方の上でパートナーシップを考えるところ。
過剰に母親賛歌じゃないとことか、結婚・生き方の「今」のリアルを見つめる真摯さに胸打たれるんですよね。
婚活失敗続きのシソンヌじろうの上から目線、「そうゆうとこ!」って私なら言うけど上野さんは「あなたは悪くない」、田中圭さんも「誰も悪くない」と言う。優しっ!!
「持続可能な」というタイトルテーマをお茶の間にまっすぐ届けられるのはやっぱ「意図伝達」が得意な風星座(上野さん)なんでしょうね。
ちなみに「サム」って初めて聞いたけど、これまた優しげな定義ですわ…(サム…互いに好意がありつつ交際に至るにはまだ距離がある親しげな関係性…とのこと)

「正直不動産」

山下智久(牡羊
福原遥(乙女
市原隼人(水瓶
泉里香(天秤
草刈正雄(乙女

安心して楽しめるドラマです。山Pがハマってる。
「”嘘をつけない祟り”に見舞われる嘘つき不動産社員」という荒唐無稽設定が普通に受け入れられるんですよね。
福原さんが「いかにも」なドジっ子ブリ子だけど、他の人みんな性格悪いのでちょうどいいバランスです。

「渋谷先生がだいたい教えてくれる」

谷中敦(山羊
里々佳(
徳井義実(牡羊

TOKYO MXのドラマ。
いつもさほど期待しないで見てるけどゲストが何気に豪華。来週は真心ブラザーズです。
音楽学校に勤める講師(谷中・里々佳)が生徒の悩みを、よく行くバーのマスター(徳井)や客(ゲスト)と解決しようとする、半分ドラマで半分フリートーク。
「解決しましたか?」って、最後に徳井が聞くところ、無理やり「はい」って言ってるみたいな若者の顔が切ないです。昭和生まれだけでうっかり盛り上がっちゃうからな。
でも、やっと生き生きしてる徳井を見られるのが嬉しい。恋愛相談だと水を得た魚。
あと谷中さんって優しい人なんですね。里々佳さん超可愛い。

「ソロ活女子のススメ2」

江口のりこ(牡牛

「2」もまたおもしろいです。
サバゲーの回は早速神回と思った。録画消せません。
今回も江口さんの「だろうね」が聞ける喜び。

「やんごとなき一族」

土屋太鳳(水瓶
松下洸平(
木村多江(
松本若菜(
尾上松也(水瓶
佐々木希(水瓶

まだ第1話しか放送されてないけど、2話次第じゃ脱落かもしれない。太鳳ちゃんいじめがちょっと耐えられないかも。
倫理的にも人権的にも、どう考えても金持ち深山家がおかしいのに、「庶民は我々とうまくやれるのか?(やれないだろう)」という上から目線ファミリーに西新井の太鳳ちゃんが半ば負け続けるみたいな展開はどうなんだろうとね。
韓流っぽい壮大さに寄せてるふうだけど、財閥文化のある韓国と建前文化の日本では、金持ちの意味とかその感じ悪さに無理を感じてしまう。
結果的に太鳳ちゃん×松下さん夫婦が幸せになるんだろうけどね、障害をどうくぐり抜けるか?を見させられるコントロールドラマに最近耐えきれません。
でも戦う太鳳ちゃん美しいですね…
魚座松下さんの「守る」と言いながら守りきれないとこや普通のカップルっぽいイチャイチャも見どころ。
太鳳ちゃん母役は石野真子さんですが、いつだって庶民の母代表ですよね。
あと尾上松也さんのクセがどう展開していくかが気になります。なんであんなクセあるんだろう。

「マイファミリー」

二宮和也(双子
多部未華子(水瓶
玉木宏(山羊
賀来賢人(
濱田岳(
松本幸四郎(山羊

TBS日曜21時ドラマの男社会っぷりに辟易してたところですが、このドラマはちょっとすごい。予算たっぷり出る枠なんでしょうか。韓流に匹敵する壮大感と思う。いちいち韓流と比較しちゃうけど。
多部ちゃんの存在感がすごいですね!
ニノも多部ちゃんも、「お子さん生まれたしね」というのがあるからか・なくても胸打たれるかもだけど、子どもが誘拐された動揺や愛情、必死さの演技があの2人うまいですよね〜。
なんたって多部ちゃんの「許してないわよ」という目が怖い。ニノの部下(高橋メアリージュン)が家に来たときの「帰ってくんないかな…」という無言の圧とか。
そんな多部ちゃんが秘める家族・仲間への信頼や、寂しさの漏れる感じとかもたまんないです。
玉木さん、私は信じたいんだよな…玉木vs鳴沢夫婦にどんどんなっていくのか?
でも最後なんだかんだ超ナイスタッグ組みそう。その瞬間に感動的な音楽流れそう。
賀来さんがめちゃかっこいい。背高いんですね。多部ちゃんと昔ちょっとだけ付き合ってたけどニノにとられた…みたいなこじらせというか意地っ張りな感じがうまい。濱田岳さんはいわずもがなの安定感。安定してるからこそ悪役に転換しそうでビクビク・油断なりません。

・1話だけ見たドラマ

「元彼の遺言状」

綾瀬はるか(牡羊
大泉洋(牡羊
生田斗真(天秤

1話途中で録画停止してしまいました。
謎解きにしっかり食らいつく人ってそんなに多いのかな。
「今期の月9はこの役者だよ(豪華でしょ)!」といういかにもフジっぽい派手ドラマですが、月曜9時から謎解きしたり誰かを疑うエネルギーは私にはない。
綾瀬さんがきれいだから見る・大泉さんがやっぱうまいから見る。それ以外に何がある?と正直思った。
「どうなる?」だけでずっと引っ張るコントロールドラマ増えまくってますね。

「先生のおとりよせ」

向井理(水瓶
北村有起哉(牡牛
橋本マナミ(獅子

オープニング見て、向井さんと北村さんが同居してお取り寄せを楽しむドラマなのかな?と思ったけど(そうなるかもだけど)、向井さん演じる作家が北村さんの女性的なところをディスる描写がちょっとひどすぎと思った。笑えない。そして2人とも橋本さんのセクシーさにワクワクするとか。
原作ものってテレビ用のコンプラを考えないと、ちょっといじる描写がダイレクトすぎと思う。

「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」

ディーン・フジオカ(獅子
岸井ゆきの(水瓶
ユースケ・サンタマリア(

この配役見てすごい期待したのですが、日テレ土曜22時台って振れ幅大きいですね。
だから謎解きとかさ、難しすぎるワードにそんなに食いつく人いるんですかね?いるとしたら、原作ファンかディーンさんファンか推理系大好きな人じゃないかなと。しかも推理しても絶対わかんない設定が最近じゃ基本っぽい。
「もったいない」これに尽きる。

例えばユースケさんが初対面の岸井さんにいきなり「お前」と言うところ(役で)
いくら岸井さんが生意気設定でも少年っぽくても、もうあまり良くないのでは?と思うようになった。
だって何の権限で?警察だから?原作そのままの描写だから?
たぶんおもしろいドラマならそういうのも気にならないんだと思う。身も蓋もないけれど、「なんとか我慢してみよう(そのうちおもしろくなるはず)」という辛抱携えて見てるものもある中で、旧態依然!というのを目の当たりにすると脱落したくなります。

「持続可能」で、上野さんの女友達が「30超えた独身女がぼやぼやしてるなんてありえない」とか寿退社の憧れが吐露されたりしてたけど、あれが未だリアルなら「マジで?」と思う。私が32歳頃からあんま変わってなくない?
適齢期がいまだ30前後ってのが15年くらい変わってなくて、そこからはみ出すと相変わらず罪悪感・羞恥心を抱かざるをえない社会。だからこそ生まれたドラマとは思うんですけどね。「もういい加減、社会的しがらみから自由になろうよ!」とね。
上野さん演じる杏花の「結婚するなら普通に優しい人がいい」というセリフ。一昔前なら「優しい人が好みとかなんなわけ?(本音はハイスペ希望だろぉ?)」というヤジが女子内で飛び交うありふれ感があったのに、今耳にする「優しさ」にどうしようもなくオアシスを感じるのは私だけかなぁ。何は無くとも優しさ…「持続可能」はみんな優しい。

高橋一生さんが出てるという「インビジブル」を見逃してました!
今週から見るつもり。

shikinemoli

2009年からホロスコープ・タロットを学んでいます。 ドラマ、ミュージシャンが好きなので、好きなものと星読みをつなぎ合わせてみた場所です。 鑑定の折にはよろしくお願いいたします。

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