気にしすぎなのかなドラマ

ドラマが好きでたくさん見てきたけど、「ひどいな」と思ったドラマ、ちょいちょいありますがね。
「ありえない!」というツッコミ込みで楽しんでたりもする。

ここ数年だと菅野美穂と浜辺美波が親子のドラマにはちょっとびっくりした。
見続けてたら愛着湧くかも…と思って、毎週チャンネル合わせてたけど無理だった。
なんか「都合よすぎる」と思ったんですよね。

「ちむどんどん」も「今週こそ…」と思って見てるのです。
いやぁひどい。
ツイッターでは「純と愛」「まれ」「半分、青い。」がよく引き合いに出されて、「それよりひどい」と書かれてるけど、みんなよく見てるなぁと思う。朝ドラのこの3つは確かに強烈だったですよ。
それでも土屋太鳳ちゃんとか永野芽郁ちゃんの演技には胸打たれてたなぁ。
「ちむどんどん」は…

飯豊まりえさんと上白石萌歌ちゃんは本当幸せになってほしい。これに尽きる。
ドラマってやっぱ役者の内側がにじみ出るんじゃないかという見方は俳優にとっちゃ酷かな。
片岡鶴太郎さんにこんなホッとすると思わなかった。安定感ありますね!
原田美枝子さんは相当怖い役なのに、暢子にきついほど溜飲が下がる。
暢子とニーニーよぉ…

このドラマの制作者にたぶん黒島結菜さん大ファンの方がいるんだと思う。
その人は黒島さんの成長しない少女っぽさが大好きなんだと思う。
さらっと「6年後」とかが描かれるけど、本当成長しないかんね。
「いつになっても髪ボサボサ」という天然少女が大好きな人なんでしょうねと予想。
本当いつになっても髪もまとめず厨房に立ち続ける暢子。
なのに「どうやら料理の腕前が上がってるらしい」というのは、いきなりの抜擢で無理やり納得させられる。手元とか器用さが描かれるわけではない。
「もともと食のセンスがいいらしい」という設定に早い段階でモヤモヤする。
それなりに責任ある立場についた暢子なのに、6年たってもまだ鶴見の「あまゆ」の2階に住んでいる。しかも手伝い付き。新聞記者の和彦も同様。
いや、お金たまってるだろ!都内に引っ越せるのでは?
ワンピースも着たことない・海にも行ったことない(それだけ仕事一筋)という暢子よ。
和彦も愛ちゃんと暮らせよ!
だけどお互い引っ越さなかったのは、一つ屋根の下に住んでいたいという潜在的な恋心ゆえ?
「暢子と和彦は結ばれる運命」そういうシナリオありきで物語が進んでるふうなので、先週から2人の恋愛ストーリーをいきなり見せられる。
いきなり動物のように想いに火がつく暢子と和彦。暢子との結婚行動力に火がつく智。身を引き始める愛ちゃん。しかし飯豊さん演じる愛ちゃんが本当魅力的で応援したくなります。

何が謎かって、銀座の一流レストランであるはずの「フォンターナ」メンバーが、寸胴鍋をぶちまけたり「あちぃ!」と指をやけどしたりバタバタが過ぎるということ。
井之脇海さんの使い方が雑すぎる!!
そんな危なっかしい厨房なのに暢子を責任者に抜擢する謎。
視聴者は話の大筋しか見ないだろう、制作側がそう思ってるとしか思えない雑さが毎日のように見せられる。
ニーニーがワイン8本を1人でほとんど飲んじゃうとか。いや、死ぬじゃん。
そういうありえなさも「おもしろいでしょ」というスパイスらしい。
朝ドラ、小さい頃からずっと見てきたんですよ。
自分の好みに合わないとか「つまんない」はあっても「ひどい」はそうはなかった。

歌子が本当にかわいそう。
謎の発熱に苦しみ、ついに「大きな病院へ…」と、東京まで来たのに原因不明。
那覇の病院じゃだめだったのかな。福岡は?大阪は?だって移動がつらそうじゃん!
でもせっかく暢子がいる東京に…まぁそうでしょうねと思うものの、歌子が来た歓迎会で暢子がちやほやされてるところを見せられる。
自分なんて死んだっていいと泣く歌子。そんな歌子が沖縄に帰る日、好物のイカスミジューシーを作ってあげる暢子。初日に作ってやれよ!歓迎会のあの日に…!

片桐はいりさんに「歌いなさい」と追い回される展開も謎でしたが、最大の悲劇は失恋が多すぎること。
お見舞いに来てくれた職場の同僚をさほど意識もしてなかったのに、良子ネーネーに「出社したらいきなりプロポーズされるかもよー?(早く元気にならなくちゃ)」と過剰な期待を植え付けられたばかりに大失恋。歌子が仕事を辞める日に同僚同士の結婚発表。
「目の前真っ暗」という萌歌さんの全力演技は忘れられない。
そして「智が好き」という気持ちに舞い戻り、そこからずーーっと想い続ける。
智は歌子の目の前で「暢子と結婚させてください!」と仲間由紀恵母に懇願。かわいそうだよ!
歌子こそ途中の経過すっ飛ばして「地元で優しい人と結婚しました」って展開でいいよ。
こんなに何度も歌子が傷つく姿を見るのはつらすぎます。上白石萌歌さんだよ!?義母ムスだよ?こんなにくすぶらせてどういうつもりだろう。

何食べても「おいしー」ってにんまりする元気女子が好きな人が作ってるんだろうな。
女性の美しさしか目に入らない人かもしれない。仲間由紀恵母の許し笑顔とか、歌子が歌うときだけやたら輝かす。
何年も付き合った恋人が他の人とくっつきそうなら涙笑顔で自分から去りそうな愛ちゃん。
女の本当のドロドロがよくわからない人が作ってるのだろうか。そういうドロドロを「怖いもの」として良子に投影されている気もする。
制作者はきれいな奥さんもらってほくほくするような人なんじゃないか。嫁は時々怖い。なぜ怒ってるか皆目わからないけど、嫁の手のひらの上で自由にやらせてもらってるニーニーのようなオレ。そういう人なのでは?言い過ぎか。

ニーニー竜星涼さんを、寅さんっぽく描きたいのだろうなというのも感じられますね(マジやめてほしい)
こんなにお金使ってる場合じゃないじゃん・人騙してるじゃんとか、いろいろ度を超えすぎてて全然笑えない。
どういうつもりで作ってるんだろう。
たかがドラマじゃん?リアルに作ってもしょうがないじゃん?そういう価値観の人が作ってるのかな。
それなら沖縄戦という概念が暢子の中にほとんどなさそうなのもわかる。
「沖縄戦の話を母からもおばぁからもほとんど聞いたことのない少女の成長物語」というまさかの設定。
「沖縄が舞台だからって沖縄戦や基地問題を描くとは限らない(今回はそういうのから離れた沖縄の話)」
そういうことなんだろうな。沖縄本土復帰50年の今年。これを機に沖縄の歴史に興味持ったり勉強できそうと期待してたんですよぉ…残念。

川口春奈さん演じるネーネーの真面目さが救いだったのに、いつからか真面目さも空回り…夫役・山田裕貴さんの情けなさの演技が今評価高まってるらしいですね。
なんかおかしいセリフとか多いと思う。
「私の代わりに教師になる人はいっぱいいるけど、この子の母親の代わりはいないから(教師を辞める)」とか、この共働き時代にずいぶんヒヤッとするセリフだなと思ったら、「私は”晴海ちゃんのママ”という名前じゃない、教師になりたい!」と目覚めて夫と離婚寸前まで揉め、歌子に母親の代わりをさせる。おい!

 

今週の火曜日には永野芽郁さん主演の「ユニコーンに乗って」を見ました。
「恋です!」以来お目にかける杉野遥亮さんも楽しみで。
永野さんの演技って本当ぐっとくる。うまいなぁと思う。
けど、ちょいちょいおかしいところがあって、あの面接の場面とか。
20代の若い企業家3人が新しい人材募集のために応募者と面接。
「自立性×・素直さ×」と採点をつけていく。
こわ!グサっ!!
それはいいとしても、西島秀俊さんが面接室に入ってくるなり「ちょ、ちょっと…」とひそひそ話を始める若者3人。
「なんであんなおじさん…?当然落とすだろ?」という打ち合わせ。
なんで!!??

ショックだった。西島さんの役だって、銀行の支店長にまでなった人という立派な経歴があるのに、48歳というだけで「おじさん」とみなされて不要者扱いされる。
その後、「おじさんだけど採用してよかった!」という話のためにわざと落とす描き方なのはわかる。
でも若者がなんなの?と思った。48歳をそんなに軽んじるって何なの?不愉快。
しかも西島さんは終始にこにこしてて、「パワハラ感ゼロ!」とかそうまでしないと若者に見向きもしてもらえないような印象を受けたんですよね。40代ってそんなに世の中から印象が悪いのだろうか。
広末さん演じる女性実業家にしても、なぜあんなに上から目線なんだろう。
人の欠点をあんなに突きまくって、目と眉の間を最大限広げて、「素敵ね」と言わせればお墨付きみたいな描き方。古すぎだよ。そういう演技は高岡早紀だけでいいよ。

そして杉野遥亮さんはおそらく永野芽郁さんのことを深く想ってて、西島さんと永野さんが恋みたいになって杉野さん失恋…というストーリーの予感。
イケメンが、頑張る女実業家に想いを寄せつつ失恋&女実業家をこれでもか!と体張って守りまくる…という展開になるんじゃないですかね。ディーン・フジオカさんとかいつもこういう役ですね。
深キョンを思う中村倫也さんもこういう系だったでしょうか。
なのに女主人公は「まさか!?」と皆が思う人を選ぶ。年齢差とか突飛な選択ね。なんだろうこのパターン。

永野さんの演技は胸打たれたんですよね…。
毎週録画は取り消したけど、家にいればチャンネル合わせてみようかな。
「半分、青い。」のときもそうだったけど、こてんぱんにダメ出しされるときの演技がすごいうまいですね。こっちまで泣きたくなる。
それにしても杉野さんがそんな永野さんを想い続けるとか、2話も3話も4話でもずっと想いつつ時々触れようとして手を引っ込めるとか、想像するとつらすぎる。
何年も慎重だったくせに6話あたりで強引な壁ドンして嫌われたりしないでほしい。
5話で永野さんと西島さんが残業で一晩明かして寝てるオフィスに杉野さんが出社してきて傷つくとか、やめてほしい。
ってか、疲れてる永野さんの髪にそっと触れたあの描写は何だったんだろう?
イケメンが「イケメン」として描かれるのも苦手。
こうされたら嬉しいでしょ?ってこと?嬉しくないよ、付き合ってもないのに触れるなよ。顔関係ない。
このへんのアップデートがされてない描写に敏感になってしまった。

ドラマの1話って難しいですよね。作るの本当大変と思う。
嫌われるか受け入れられるか。
NHK「空白を満たしなさい」の気概はやっぱ頭抜けてます。
柄本佑、阿部サダヲ、鈴木杏。
このメンバーでおもしろくないわけない!という期待が裏切られない喜び。心にずんずん入ってくる数々のセリフ。震えがくるほど怖いのに、おもしろすぎてたまんない。そういう作品生み出すって本当すごいと思う。
そういう興奮を毎度これでもかと求め続けて、合わないのもあれば「これだ!」と思えるドラマと確かに出会える。だからやっぱドラマ好きなんですよね…

 

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