竹野内豊さんのガスのCMに違和感を抱いて久しいです。
なんか気になってホロスコープを早速見てみたらば、女性星座だらけ!
竹野内豊さん
太陽:山羊座、月:魚座
水星:山羊座R、金星:蠍座、火星:蠍座
ここまでがパーソナルな星座として…
木星:蠍座、土星:牡牛座R
天王星:天秤座、海王星:射手座、冥王星:乙女座R
おー!なんと男性星座は天王星と海王星の2つだけ!
いくつになっても謎だらけのあの寡黙さは、金星火星の蠍と、さらに木星パワーでミステリアスな色気倍増!となっているのでしょうね。
「R」というのは逆行ということです。
コミュニケーションの星:水星が逆行してるというところに、なんか納得。
しかも山羊座の超初期度数。
これが射手座だったらキャラクターは随分違っていたのだろうと思うのです。
トーク番組での返答はいつでも地味で真面目。
朴訥すぎてちょっと天然。
でも、だからコミカルな役は苦手なんじゃないかと決めつけるわけではない。
竹野内豊さんといえば、いつでも思い出されるドラマがあります。
野島伸司さん脚本の「世紀末の詩」。
あのドラマが大好きでした。
でも、周りに見ていた人はとても少なかった気がする。
あの竹野内さんは、それ以前・それ以降のどのキャラクターとも違いました。
ぶっとんでたんですよね~。
いつでもかっこいい「はず」の竹野内さんなのに、あの役は情けないんだっ!
毎回ゲストのように出てくる美女に心を奪われて、だけど一番愛していたのは木村佳乃さん演じる小学校教師。
いつでも情けなくそのことを訴えるピュアさもまた素敵でした。
坂井真紀さんの役も、野島さんのドラマには欠かせない、「普通」「常識」の世界では生きていない・生きられない不思議少女。
だけど野島さんのドラマではどんなキャラでも「共存」してるよなぁ。
それが普通なんだよ…って。
「世紀末の詩」で何より好きだったのが主題歌。
ジョン・レノンの「LOVE」。
♪~Love is real,real is love…
こんなシンプルに胸打つ曲があっていいのだろうかと、この後すぐにジョン・レノンのソロアルバムを買ったことを思い出しました。
本当にこのドラマって「終末」と「生」の間を行き来するような世界観で、それってまさに魚座的!
野島さんは太陽星座:魚座だし、竹野内さんも月が魚座。
竹野内さんは古き良き昭和のビジネスマン役が、そりゃ太陽:山羊座だからぴったりお似合いなのでしょうけど、こういうスピリチュアルで感覚・感情あふれる世界観のお話もぴったりなんじゃないかなと思います。
野島さんがドラマにチョイスした曲って、ほんと沁みるものばかりです。
「愛という名のもとに」
・・・浜田省吾:悲しみは雪のように
「高校教師」
・・・森田童子:ぼくたちの失敗
「ひとつ屋根の下」
・・・財津和夫:サボテンの花
「この世の果て」
・・・尾崎豊:OH MY LITTLE GIRL
「人間・失格」
・・・サイモン&ガーファンクル:冬の散歩道
「美しい人」
・・・ジェーン・バーキン:無造作紳士
「あいくるしい」
・・・マイケル・ジャクソン:ベンのテーマ
このいずれも、曲が入ってるアルバムを買いました。
ジョン・レノンもうっすら、尾崎豊もうっすら、サイモン&ガーファンクルも、小5のときに縦笛で「コンドルは飛んで行く」をクラスで演奏するぐらいはうっすら知っていたのに、野島さんのドラマを通して聴くと、まったく知らない世界を見せられたようなガツンとした衝撃をいつも感じさせられたものです。
アルバム買ってないけどいまだによく覚えてるのはこれ。
「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」
・・・ABBA:チキチータ
「ゴールデンボウル」
・・・ポール・アンカ:You Are My Destiny
実はこの中で全話見たのは少ないです。
だって、いつも後半になるとドロドロに煮詰まるから、つらくてさ…。
うーん、「愛という名のもとに」と「高校教師」そして「世紀末の詩」くらい?
でも、「美しい人」のジェーン・バーキンの衝撃ったらなかった。
ジェーン・バーキンは、大学生の時に私にいろんな文化もたらした友人から誘われた映画「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」のイメージが強く、あと、シャルロット・ゲンズブールのお母さんとしてね。
ベリーショートで中性的なのに、性ではちきれそうなあやうさというか。
だけど、このアルバムのジャケットのジェーン・バーキンは、前髪パッツンのストレートスタイルで、「性」も若干薄まったおしゃれなモデル風!
これに即惹かれました。
内山理名さんもこのドラマでデビューだったっけなぁ。
可愛かったんだよなぁ。
常盤貴子さんの美しさは言うまでもないけども。
しかも田村正和さんとの恋愛だし!
そして「あいくるしい」主題歌のマイケル・ジャクソンとは、まだ声変わりのしてないマイケルなのですよ。
ジャクソン5だってこの頃にはもう知っていたのに、ソロ活動としての14歳マイケルのことは全く知らなかった!
音楽の追求の仕方も、野島さんから教わった気がします。
「ひとつ屋根の下」の挿入歌で話題となったLe Couple「ひだまりの詩」 も、あの頃の私は良さを理解できないでいた。
なのに、今更わかります!
しかもコード進行が美しいのです。
財津和夫さんの曲もコード進行とても美しいです。
ってか好みなのです。
「青春の影」とかね・・・。
鼻が高くて色気あるなぁ・・・。
肌着チックなのに、なんでだろ。
内館牧子さんのドロドロドラマ「想い出にかわるまで」で、
今井美樹さんの一時の相手役として財津さんをいきなり抜擢した人はすごいと思います。。
さて、魚座の野島さんのホロスコープを改めて出してみたら、野島さんの火星と私の月がぴったりコンジャクション!
私のワクワクが煽られるはずです。
音楽メインとなってしまった。
竹野内豊さんについてもっといろいろ書きたかった気がする。
時に軟派でコミカルな役どころも決して少なくない竹野内さん。
でもいつでもカッコいい前提。
今後は、情けなくて涙もろくて女の子大好きで聞き上手で、そんで檀れいさんみたいな嫁に戦々恐々とする婿役とか、どうでしょうね…。