かもしだされる金星

この間の「チューボーですよ!」のゲストは橋本愛さん。

何気なくチャンネルを合わせただけなのだけど、「やった!」と胸の中が沸き上がりました。
なんとなく、「拝めるありがたさ」の念を抱かせる女優さんです。

いや、ほんと美しいなと、特に口元のほくろを凝視しっぱなしでした。

橋本愛さんのホロスコープは前にも調べてみたことあったのですが、トークを聞いてて「やっぱりな」と。
「水星と金星の水瓶が利いてるな」と。

橋本愛さんは太陽:山羊座で、月は乙女か天秤かは不明です。
いずれにしても「しっかり自立感」は漂わせてる方ですが、そこに輪をかけて「誰とも違うわたし」「わたしはわたし」というブレない頼もしさやユニークさもぷんぷん感じられるのです。
それが「水瓶っぽい」んだよなぁと。

大体、堺正章さんからの質問への回答がどれもオリジナリティあふれたもので、ありきたりさが見当たらない。
だけどもやはり太陽:山羊座だからか、「はぁ??」と思われないぎりぎりさはあって、いちいちしっかりしてる。

堺さんに「あんまり笑ったりとかしない?」というようなことを聞かれてて、「うーん…ツボが深いんです」と橋本愛さん。

ツボが深い…?
独特だなぁ。
けど、その次の瞬間、キョショーのおどけた仕草にすっかりハマってしまう橋本さん。
かぁいい!

水瓶座に金星を持ってる方というのは、いちいち独特です。
「普通の若い子」が、例えば恋やファッション、美容への関心が高い子とざっくり定義させてもらうとして、金星水瓶にこのあたりの共感を得ようとしても、なかなか得られないことが多い。

「よっぽど歴史のほうがおもしろい」とか、「私らしく生きたいんだ」とか、ファッション誌には載っていない世界に関心を持つ人が多いように思います。
人からはモテてたり華やかそうに見えたとしても、「別に…」と本人はいたってクール。

男性だと、輪をかけて「は??」という世界が好きな人が多い気がします。
女性の水瓶金星持ちが恋愛にクールそうに見えるのに対し、男性は「奇妙奇天烈恋愛」みたいな、どこかアブノーマルさを醸し出している人をよく見かけるというか。
「おもしれぇじゃん」という、人と究極に変わった一点を持ってる人を好きになりやすいでしょうかね。

金星:双子座も、独特のあやうさ醸し出されてるかなぁ。

先日一緒に食事をした女性は、「全然好きじゃない人でも、誘われたら一日デートに行ける」と言っていて、その方は金星が双子座でした。太陽も双子ですが。
双子金星持ちは、「全然OK」の境目が独特です。
すべてにおいてゆるいかといえばそういうわけではなく、「あーそれ絶対無理!」というラインは、あるにはある。
一緒にはしゃいだりのノリが合わないと、何においても「無理」なのかもしれません。
意図的なのか、おそらく無意識なのだとは思うのだけど、「もてあそぶ」のが実にうまい。
「好きよ、嫌いよ…うふふ」を地でやれる人なんじゃないかなぁ。

好奇心がとにかく旺盛だから、たとえ相手に興味がなくても、ないのに生まれる何がしかすらワクワク楽しめる人。
金星双子で連想される方は吉高由里子さんです。

「全然OK」のラインが、あるのかないのか、点線ぐらいの薄さなんじゃないかと思わせるのが金星:射手座の方です。

「いいよー」の返事にはいつでもドキッとさせられる。
とにかく広い。
だけど射手座は火の星座。
だてに情熱秘めてません。
生きるということにとにかく前向きで楽天的だから、「どうでもいいよー」の先が退廃的なあやうさに向かうってことは、ほぼないんじゃないのかな。
楽天主義ゆえに「やべっ!」と落とし穴にはまってしまうことはあるかもしれないけど。

だけど失敗すら実に前向きに「経験」に換えてしまう人でもあります。
さんざんな結果になっても「授業料高かった~♪」と明るい…!
刹那的で・未知なる・深淵な世界が大好きな方なのじゃないでしょうか。

金星もやっぱり、性格としてかなり表に出てるもんだなぁと思います。
「好きな世界観」は金星で語られるのじゃないかな。
とにかく「好き」と。

月もまた心地よさを語るには欠かせないところですが、月はカルチャー知る前の赤ちゃんレベルの快・不快。
だからごまかし続けると心身に良くないんじゃないだろか。

金星は、抑圧されるってことあるかな。
どんな環境であっても「好き」を見つけて向かっていくところじゃないのかなと思います。
水星も経て、もう社会やカルチャーを知ってしまったのなら、どんなところでも想像は湧く。
ああしたい、こうなりたい、あの人が好き。
思考しか働かなくても、その世界観は金星でじんじん感じてるのだと思います。

「いいよー」の真反対、「あれは嫌」「これは無理」が強いのは金星:乙女座でしょうかね。

さっきの金星双子の女性の話、好きじゃないけど好意を持ってくれてる人とデートに行くってのは、金星乙女の私には無理です。
私の金星は乙女初期度数にあるので、特にこのあたりの潔癖感が強いのかもしれません。
なんというか、金星に乙女がある人は、乙女=ヴァージンの名のとおり処女性の強さを感じます。
知識だけはパンパンに詰まってるのだけど、未体験みたいな潔癖さで世の中を「俗」「けがれ」とみなして、だからあれこれ批判や意見が多いのかな。

なのに乙女座持ちの人はサブカル好きがとっても多い。
乙女座は双子座と同じく、支配星は水星。
水星はメディアもつかさどります。
だからかもしれないけど。

双子座持ちにもサブカル好きは多いなと思うのですが、乙女のサブカル好き度合いは、双子の「ワクワク・あはは」に、さらに「批評」が加わる。
あと金星乙女の方は、TV見てても細かいシチュエーションにすごくよく気がつく方が多いです。
「あの脚本家はあれも手掛けてたね」とか。
小さな差異を見いだして味わうことが、好きなのだと思います。
それに、修道女みたいなピュアな奉仕を喜びに感じる方も多かったりします。

金星:牡牛座もこだわりは相当強いです。

女子的なものに・己の肌とか肉体に・味ににおいに。
美とか五感的なものですね。
歌がうまい人も多いです。
日清カップヌードルが次々販売する新商品にやたら詳しいのは、牡牛座持ちが多いかもしれません。
金星牡牛の方が持っているコンビニ弁当は、なぜかとてもおいしそうに見えたりもします。

そして、「女である」という外見を意識して保っているのは、やはり金星牡牛の方じゃないでしょうかね。
男性の金星牡牛持ちの方は、料理も作れてしっかりした美人好きが多い印象です。

金星:天秤座も「女」という意識は高い方多いですけど、天秤は存分に「他者」を意識してると感じるのです。
だから「モテ」に直結しやすいなと。
他者を意識しといて、だけども過剰に目立たせない。
出る杭にはなりたくないですから。
目立ちたがりの熱い人にもなりたくない。
楚々と…ね。
金星牡牛は五感の心地よさのための自分磨き。
女であることをいつでも喜びと感じているような。
金星天秤は社会的な承認をまともに得るための自分磨き。
和を持って貴しとなしたいし…。

金星:山羊の方たちにとっても「社会性」は重要です。

はみ出したくない。
はみ出してる場合じゃない。
寄り道せずにコツコツ歩むことが最短のルートだと知っている。
「きちんと秩序」が、日々の到達点だったりもします。
太陽が山羊でも、金星が射手だったりするといっときはヤンキー街道を歩む時期はあるかもしれないけど、太陽が射手で金星が山羊の場合は、勉強全然してなさそうに見えてきっちり目標ラインの学校に受かってたり。
だけどヤンキー時代の経験生かして経営者になったりするのはやっぱり太陽山羊パターンか?

金星が山羊座の人はたいがい「真面目」と言われます。
あと、家でダラダラ停滞してることに罪悪感を抱いたりとか。
クラシカルで権威的な世界観も好きですかね。
宝塚などの伝統的なお芝居好きも多いです。

金星:獅子座も華やかな舞台は好きです。

獅子座持ちは、歌舞伎でしょうかね。
あのド派手な世界にワクワクです。
歌舞伎って高いですよねー。
でも役者さんの派手さや美しいお衣装・芸を堪能しているあの時間は、実に贅沢で上質なものと感じます。

私も月が獅子座なので、ド派手で巨大なもの好きの獅子金星の方とは分かり合えることが多いです。
建設途中のスカイツリーの周りを2人で何時間もうろうろして、何ショットも写真に撮ったりしました。
とにかくドラマティックなことが好き。
だけど獅子金星の方の特徴は、ドラマティックな人とかが好きというよりは、「私」をドラマティックに盛り上げてくれるもの・人が好き。
だから好きになる人は地味な人が多かったりもするのです。
尽くしてくれるような。

男性の獅子金星持ちの方は、そうはいかないかもしれません。
華やかな女性が好きでしょうね。
服装が地味めでも、顔の作りが派手だったり、その逆だったり。
「私を喜ばせて・高揚させてくれるか」へのこだわりが強いです。
だからエンターテイメントにも厳しいかもしれません。
無邪気にわくわく・ドキドキできることが大好き。

金星:牡羊座も無邪気ですがね。

わくわく・ドキドキも相当好き。
でも獅子金星は「舞台を見てる私を喜ばせて!」という不動宮ならではの固定感がありますが、牡羊金星はわくわくを探しに飛び出ます。活動宮ゆえに。
で、何もそれは遠くに旅立たなくてもよくって、カッカと高揚できるシーンが日常にあるのなら。
スポーツ観戦など、「戦い」が好きな人が多いでしょうかね。

「始めた!」ってことが好きな人も多いです。
新しい環境に飛び込むのも苦じゃない。
新しいことを生み出すのも好き。
なんの事件も起きない穏やかな日常が、一番苦手なのかもしれません。
だから、いつでもなんだか怒りモードって人もいるかな。
でも怒りながら笑ってるというか(笑)
とにかく顔を突っ込んではカッカしたいんですよ!
夏休みの中学男子みたいな人かもしれません。

あと残ってるのは、金星:蟹座、蠍座、魚座。

今回はここまでで、また後ほど続きを仕上げます。

 

 

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