金星と月の表・裏

誰かと仲良くしたいとき、人は「金星」を使ってるんじゃないかと思うんですよね。
「金星ふうの自分」を装うんだけど、本当は月。

「金星ふう」の自分も本当の自分ですが、親しい人との会合後「バイバーイ」までが金星としたら、くるっと振り返ったときの真顔が月。
「金星ふう」の振る舞いが信じられなくて、ふと見えた真顔に「やっぱりあの人、裏がある」とか言われたりする月。
金星と比べると、月はどうしても「裏・陰」っぽくなります。

例えば私は金星乙女、月が獅子。
親しい人と会話中は、相手に合わせておしゃべり。質問を多くしたり尽くし型の会話を楽しみますが、会話が終わって1人になると、合わせたり尽くしたりの柔軟性に多大なエネルギーを使ってたことを自覚する。

月獅子としても楽しい時間だったことには違いないけど、「ずっと尽くす・合わせる自分」は気遣いの顔。
そりゃ時々は会話で主導権取ったりすべてには同意しなかったり、なんでも笑いにつなげようと大仰な表現をしたり怒り口調になったり獅子的な自分も表れますが、それが100%にならないようにぐっとこらえる自覚あり。

しかし家族、とりわけ母親の前だと獅子的な自分(会話で主導権取ったりすべてには同意しなかったり、なんでも笑いにつなげようと大仰な表現をしたり怒り口調になったり)がまるまる肯定されたりしますよね。
べつに肯定したつもりはない、とか言われるかもだけど、無視という家族のスルーも「肯定」にカウントするちゃっかりさが月にはあると思う。

あと、1人で部屋にいる自分はやっぱ月でしょうか。
それは決して「裏・陰」ではないけど、金星みたいに「よし掃除するぞ」とか「音楽楽しもう」とか、私の場合だと「ブログ書こう」「ごはん作ろう」とか。金星の能動性ってなんか前向きで明るい、なんか偉い。
月の私はできるだけ動かずにTVの前でただ笑っていたいから。←実際その時間はすごく長い。
だから月の自分のことも「それでいいんだ」って言ってあげたいものですがね。

月って「社会と切り離された自分」なんだろうな。
金星とか太陽・火星とかって社会向けにアピールしやがりますね。
自分尽くします!とか、手先器用です!とか、自分は人間が大好きであります!とかとか。
だから社会の仲間に入れてください!
そうやって社会とつながることを月はどこかで「めんどくせぇな」と思ってる。

今朝「モーニングショー」を見てたら、熟年離婚がすごく増えたというニュースをやってたけど、コロナ禍で3食きっちりの食事を妻に求める夫は、大体50・60代以降みたいで。
あと定年後に妻を部下のように扱ってあれこれ指示しまくるとか。
それに耐えられなくなった妻が「もう頑張りたくない・無理」と離婚を突きつけると。
こういう夫は家の中でも妻の金星・太陽っぽさを引き出そうとするんでしょうか。妻の月を受け入れないどころか、怠惰だと叱ったりする。
コロナ前は、朝と夜だけ金星を使えばよかった妻は、コロナで夫が家にいるようになってずーっと月を隠す生活。これは耐えられないでしょうよ。

もし月が否定されたりおびやかされなかったら、関係は続いてたのだろうか。
妻が昼寝してても、「いいけどさ・3食食べたい」とか夫が受容しつつ主張して、妻が「いいけどさ・本当は作りたくない」と本音を言いつつ動こうと努力する、その互いの受容と本音がうまくかみ合っていたなら別れなくて済んだってことあるだろうか。

恋愛がうまくいかなくなるのも、似たようなところあるんですかね。
1:女性が月の自分を隠してずっと金星ふうでいようとする疲れ・月的な自分を受け入れられないのではないか?という不安
2:女性がデート時はずっと金星だったのに、家を行き来する深い仲になるといきなり月ダダ漏れの自分になり、それを100%受容されないことへのショック・悲しみの積み重なり
3:男性のデート時の金星ふうポーズをその人の100%と思ってたのに、家で過ごす仲になって月的ひとりよがりな男性の姿へのショック・ストレスの積み重なり
4:女性の金星ふうポーズがその人の100%と思ってたのに、だんだん漏れてくる月的な女性を受け入れられない男性

1・2・3が女性側視点、4のみ男性視点。あくまで私の想像です。
でも4の人ってそんなにいるもんですかね?いたら結構モラハラ気質というか、3食求めるおやじと似た価値観というか。
私は恋愛の問題・破局の主な要因は、1・2・3のような女性側の不安とショック、その積み重なりなんじゃないかなと思う。
男の浮気が原因というカップルもいるでしょうけど、そういう男もまた4タイプじゃないのかな。
女性の金星部分を渡り歩く男。月部分をじっくり受け入れられない。
大抵は女性が不安とショックから立ち直れずに、鈍感な男も「へ?」とショックを受けたまま、次第にそれが互いのストレスとなり山を乗り越えられなかったり。

月の自分が受け入れられないかも(そうに決まってる)という不安を抱く女性ってすごく多そうです。
ま、私自身が不安タイプ。
家族の中でまるまる肯定されている月が、どうして好きな男性には受け入れられないかもと思うのか。
そう思うと、やっぱり自己肯定というのか、自分が自分の月部分を結構自信持って愛していかなきゃならないんでしょうね。

 

うちの両親の話ですが、離婚はしなかったけどよく喧嘩してました。
両親ともに戦前生まれですが、そのころの人、特に女性はほとんど月を出さずにいたんではないか?ずっと働き者人生なのでは?とか言われたりします。うちの母もそんな感じ。金星蟹的に、いじめられても頑張って家庭を守る健気さで長年やってましたね。
父は金星双子。「やるやる詐欺」の男でお調子者。
でも月が魚だからか「やっぱできなかった」とかちゃっかり言う。もしくは酔っ払う。
母は月が蠍なので、非協力的な父に「許さないから」と、過去をチャラにする気ゼロの迫力はちょいちょい見せてました。
そんで月蠍って結構怠惰な部類に入りますね。家事などをこなしたあとは布団にバタンキュー。
夫婦共働きなのでおかずが多いわけでもない。風呂場の四隅がぬめってることもある。部屋は整頓されていない。それだけ疲れてるってことだけど、でも父がそれを責めることはまずなかったです。月が魚だとそういうとこ寛容っぽい。
もし小うるさい月だったら、もっとずっと母に金星ふうを求めてたんだろうか。

姉の夫は金星魚で、新婚時は姉のドジに寛容だった。例えば数ヶ月、洗剤入れずに洗濯してたという姉のエピソードを嬉しそうに話してた。
しかしそれは表の顔だったんだろうか。
月が牡牛の夫は数年すると蛇口から水を出す細さにこだわるようになる。
葬式などで余った醤油を持って帰る。冷房25度だとめちゃ怒る(28度が理想らしい)
金星山羊の姉も、最初はそんな夫を「しっかり者」だとうっとりしていた。そりゃ父親からすると格段にしっかり者だよ。
姉は月も山羊の人で、月山羊ってただでさえくつろぐことが苦手みたいですが、ほかの月が「だらだらして甘えたい」がデフォルトだとすると、月山羊は「頑張ったとこを褒められたい」と、月状態でも頑張ろうとする。もしくは「たったひとりの時間をつくること」
でもそのひとりの時間で投資してたりするから、なんかバカみたいにポテチ食ったりしないのかなと思う。
してたとしても当然、そんな姿は夫に見せてないと思う。投資して「やってます感」出してると思う。頑張ってるふうで頑張ってもない時間を作ることで折り合ってるんだろうかな。

 

関係性が長く・近いから金星ふうを見せないということはないはずです。
朝「おはよう」と顔を合わせたとき、もしくは久々の実家帰省。誰だって友好的でありたいと思うはず。そんなとき金星の輝きが放たれるでしょうね。
そんでずっと一緒にいるうちに月が「余計な一言」を放ったりする。それも親しみの表れなんだけど。

金星ふうが長続きしない親しみポーズで、時間が経つと現れる本性ふうの月を3区分で並べてみます。

金星が火星座(牡羊・獅子・射手)の親しみポーズ
・とりあえず大笑いするかニヤニヤして近づく
・「あそぼーよ!」とかすぐ距離を詰める
・興味があることを堂々と示す

月が火星座の本性ふう
・相づちが適当になる&急に横柄(目も合わせず口半開き)
・人のネガティブを受け入れない(ポジティブワードで締めくくる)
・全部面倒(これでいいのだ!という楽観性)

金星が土星座(牡牛・乙女・山羊)の親しみポーズ
・庶民的モードで肩を並べてくる
・相手の素晴らしさを丁寧に褒める
・お土産かプレゼントを渡す

月が土星座の本性ふう
・急に警戒心出してくる&急に冷酷(信じないモード)
・批判精神が高まる
・結局真面目(そんな自分への信頼性)

金星が風星座(双子・天秤・水瓶)の親しみポーズ
・猛烈に質問してくる
・全部肯定してくれる
・ドジも全部オープンに話してくれる

月が風星座の本性ふう
・過去の多くを忘れてる(なんだっけ?が口癖)
・事なかれ主義&急に無責任(その場から逃げる)
・ほとんど許容(怒らない自分って好き)

金星が水星座(蟹・蠍・魚)の親しみポーズ
・好き好きモード全開(まるで恋人のように)
・ほとんど親族(境目のない優しさ)
・過去も現在もあけっぴろげ

月が水星座の本性ふう
・喜怒哀楽ガチオープン(波もある)
・か弱さアピール&急に逆ギレ(急に咳き込むか布団をかぶる)
・大体許す(ここにいるということは愛してるということ)

適当に書きましたが、いろいろ組み合わせてみてください。

 

金星と月の表・裏」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。

    金星天秤座の私は、思えば昔から満遍なく同級生と話せて、本当に嫌だ!って人以外とはいつでも明るく楽しくやり取りできてましたね。
    宴会とか楽しく過ごせるタイプ。
    自分を魅力的に思わせるために、どう振舞ったらいいのか、どんなふうに話したら良いのかも何故かわかる感じです。
    でも、そういえば以前地元の同級生の披露宴に行った時、その場は楽しかったんですけど、新婦の高校や大学の同級生(つまり私とは面識がない)人たちのドレスの野暮ったさがどうしても月牡牛座の私の美意識に引っかかって、家に帰ってから家族にすごい剣幕で不満をぶちまけた思い出があります笑
    着ていた人たちを批判というよりは、結婚式の服装になると途端に野暮ったくなることを怒ってました笑
    もっと安い値段でスマートで美しいドレスが簡単に手に入るのに、なんであんな野暮ったくてスタイルも良く見えない、生地も安っぽい、なのに値段が高いものをみんな着てるの!?ZA○Aで探せば良いのがあるのに!?って怒り狂う月牡牛座でした笑

    最近は人と会う時に社交的な自分をだしすぎないようにしたら、随分楽になったような気がします。
    月のまま出るけど、金星に力を借りてコミュニケーションを図る、みたいな感じかもです。
    案外否定もされないもんですね。こっちの思い込みで現実をつくりだしてるなぁとヒシヒシと感じます。
    私にとっては感覚や芸術性が大事だし、嫌なこと嫌って言ってもその言い方を上手くすれば良いだけですしね……その言い方をうまくするのが対人における金星天秤座のいい使い方かもしれないなと今回の記事を読んで思いました。
    外行きで頑張った結果家でぶっ倒れるのが辛過ぎるので、もう自分を良く見せるのは徐々にやめていってます笑
    今回の記事も非常に興味深かったです。

    1. meeさん

      コメントありがとうございます。
      とても興味深いお話です!
      そういえば天秤座も牡牛座も支配星・金星ですね。
      美意識についていつも真剣なんだと思います。

      >最近は人と会う時に社交的な自分をだしすぎないようにしたら、随分楽になったような気がします。
      月のまま出るけど、金星に力を借りてコミュニケーションを図る、みたいな感じかもです。

      そうやって自分で自然にバランスとるところってありますよね。
      月と金星、どっちかを前面に出そうとすると結局疲れちゃうということをいろんな葛藤の経験で学んで、マイルドに使おうとする。健気すぎますね!
      そう、案外否定されないんですよ!
      人に合わせて金星オンリーだとかなり疲れますよね。
      とても参考になるお話でした。

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