WBCと責任感

昨日テレ朝でやっていたWBCの振り返り特番。
ベンチに下がって頭を抱える佐々木朗希投手のシーンを少しだけ見た。

「背負ってる・・」

こんなふうに感じたのは、最近自分自身が「責任」「背負いすぎ」のあたりで思うことがあったため。

ずいぶん長い間、家族や仕事関係で過剰に気負ってた私ですが、それが謎の心身不調とつながってるようだった。
そう自覚したらいくらか気持ちが軽やかになったものの、人から漂う責任感にやたら敏感になった面はある。

WBCという大変な舞台での先発を任された佐々木投手も、そりゃプレッシャーは半端なかったでしょう。
と、ここで「もしや」と思い当たる。
責任や背負いすぎといえば土星。
私も、自分のこの苦悩は太陽ー土星コンジャンクションゆえと思ってる。
佐々木投手のホロスコープを見てみると・・
月ー土星がコンジャンクションの方でした!
午前中までの出生ならオーブは結構広めですが、午後以降ならぎゅっとタイトになる。

佐々木投手は太陽蠍で、月は牡牛か双子(境目5時半ごろ)
水星金星が天秤で、火星は水瓶。
あの朴訥感からすると牡牛月かもしれませんが、ただ!
その頭を抱えていた2023年3月11日。
T土星が佐々木投手のN月とスクエアでした。
土星とのハードを元々持ってると、トランジットでハードの時にも日頃の背負いグセや罪悪感が重く発動したりする。

太陽ー土星コンジャンクションと月ー土星コンジャンクションって、どんな感じで違うんだろう。
太陽でも私にとっちゃかなりメンタルに影響ありの感ですが、月だともっと精神に来る感じなんだろか。
私はやっぱ社会的な期待像に沿わなきゃならないと「人の目」を意識した縛りを自分にかけますが、月土星の人は誰も見てなくても「こうあるべき」と自分を律するのかもしれない。

佐々木投手の太陽はアスペクトが木星とのトラインのみ。
月は火星海王星とのトラインもあり。
月ー土星だから自分をしっかり者にアップデートする働きが常にありそう。
太陽蠍というとこからしても、勝負事に強そうなホロに見える。
だからこそ「令和の怪物」と呼ばれるほどの成績を残したんでしょうね。
それがあの日のWBCベンチ裏では、見たことのない苦悩の表情。

金星期の佐々木投手ですが、あの日はT冥王星がN金星にスクエアでもありました。
ただ、このスクエアはもうずっとなんですよね。
なんなら、2022年4月の連続奪三振ショーと完全試合を達成したときもスクエア。
で、このときT土星はN金星とトライン。
T土星って、報われ感と過酷さを交互に見せてくるんですよ。

ちなみに!!
大谷翔平選手の月も双子(火星とコンジャンクション)
ということは、大谷選手も同じ時期にT土星からのスクエアプレッシャーを受けてるはず??

大谷選手はN太陽ーN土星トラインの人なんですよ。
思ったのですが、ソフトアスペクトの人って「背負いすぎない」のかもしれないなと。
適度な責任感はあるだろうけど、過剰には抱え込まない。
「日本国」とかを意識しすぎないんじゃないだろうか。
コンジャンクションやオポ、スクエアだと、どうしても過剰に働きますからね。
佐々木投手があんなに苦しんだのも、元々の責任感に国レベルのプレッシャーがのしかかり、本来のパフォーマンスが発揮できなかったからに思えてしまう。
大谷選手はWBCの時期、T冥王星とN月火星がトラインだった。
パワー!って感じがする。
もともとN金星ーN冥王星スクエアの人なので、「運命のどうしようもなさ」に委ねるしかないことを知ってるのかもしれません。
月火星は双子座だし金星は獅子なので、なんかもう楽しんじゃうんでしょうね。

土星といえば栗山監督ですよ。
なんたって現在土星期。
WBCの時は、N土星にT冥王星が乗っかっていた!

この図は優勝の日(2023年3月21日お昼)
T冥王星はN太陽とスクエアでもあります。
が!!
N太陽はその日、Tドラゴンヘッド・金星とコンジャンクション。
N金星にはT木星が乗ってるし、なんか華やかな幸運が降り注いでるように見える。

栗山監督はN太陽ーN土星スクエアの人で、図にはないのですがN月N冥王星がコンジャンクションの人。N太陽はN海王星とオポジション。
土星が心にブレーキを利かせても、もっと大きなものに心を委ねていきそうな、強い潜在性を持った方ということがわかる。
日本国とかじゃなく、選手一人一人の人生まで背負ってそうな重圧感は漂いましたよね。
もしかしたら、試合を目にするちびっ子の将来まで背負う域かもしれない。

栗山監督もまた、「信じるしかない」ということをどこかでとことん鍛えられたんでしょうね。
WBCのタイミングで蟹座N火星はT冥王星とオポジションだし、不思議なことにP土星が優勝の日のT太陽とコンジャンクションだったんですよね。
誰かの運勢を見るのにT太陽の影響を考慮することはあんまりないのですが、ここまでくるとすごく意味を感じてしまう。
しかも栗山監督のP土星が今年、魚座29度というね(1年に1度進行)

魚座30度サビアン(数え度数)「巨大な石の顔」
自分の本当の目的意志が決まって変更することもなくなったとき、それは自分の手から離れステージが暗転して、この決定事項によって生かされた人生が新たにスタートします。
結果的に純粋な自己実現を果たすことになる人です。
松村潔著「愛蔵版サビアン占星術」より抜粋)


あの日は春分の日の翌日でもあり、新月でもあった。
だから春分点にたくさん星が集まってて、それらはT冥王星とセクスタイルだったりもする。
なんか、うまい采配でもキャッチしたんじゃないんですかね…
というか、栗山監督という人を通して世に希望を見せたような日。

その人の潜在性に合った重圧ポジションが巡ってくるんでしょうね。
苦しみも相当なものとは思うけど、喜びや人への影響力も半端ないという人がいる。
だから責任というのは、それを負える人に負えるタイミングでのしかかるんだろうから、杞憂の段階で胃を痛くしなくてもいいのだろう。
私は不安由来の不調で今年は結構病院に行ったけど、胃カメラも婦人科も異常はなかった。
「背負いたくない」が真っ正直な気持ちだから、何かが差し迫るまでもっとのんびりしようと思う。



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