現実のモテ感

女性のモテには、美しさとか女性らしさ、聞き上手、おしゃれ上手などなど、巷で言われるモテ要素とは違う「現実のモテ感」というのがある。

それは「女性性と男性性のミックス感」と私は思う。

圧倒的な女性らしさは感じるんだけど、圧倒的な男性性も感じる。
特に少年性がポイントと思うんですよね。

太陽が男性星座だとこのミックスの塩梅もよさそうで、特に双子座ですね。
長澤まさみさんとか波瑠さんとか。
ガッキーにしても、外見だけじゃないさっぱり感。
ロングもいいけど、ショートヘアにしたときに抱く倍の感動。
そりゃ芸能人はどんなんでも美しいですが、なんか好感を得やすい独特の中性感にモテの要素は詰まってると感じます。

牡羊座女性はもう少しアウトドア、もう少し温度高めな情感ですかね。
また独自性を恐れない意志の強さは「男前」とも言われたりする。
堀田真由さんや小芝風花さんは、一見ふわっとガーリーなんだけど演技にドスが効いてますよね。
双子座がトラブルに冷ややかだとして、牡羊座は露骨にガンを飛ばしたりする。
牡羊は強気なんだけど、100%強いわけじゃないヌケ感がモテるポイントとも思います。

ただ熱量が高いと重さがどうしても溢れがちで、例えば獅子座女性。
昭和生まれにはモテそうですが、なぜか「適当」が通じない迫力がある。
不動宮だからかな。
水川あさみさんとか木南晴香さんとか、モテそうな少年性は漂うっちゃ漂うんだけど、給湯室が似合いそうな湿度の高さも感じざるを得ない。

「サバサバ女子」という人が時々いますね。
全然さっぱりしてない人たち。少年性を装ってる感。
あの人たちは何座っぽいかといえば、上手に演じてくれそうなのはやはり火星座って感じがする。
広瀬アリスさん(射手)とかうまそう。
だけど射手座まじりの山羊座という感じもしなくもないですね。
頑張ってる感、鈍感を装った繊細さ、本当は根暗感。
石原さとみさん(山羊座)は「鈍感そうで可愛い」という役が多めですが、すき家に全力で感動するあたりがサバサバ女子っぽいですね。

天秤座はいつでもモテの勝者として語られがちですが、少年性が交じってるかといえば微妙。
ただ、「時代が求める女性性」をちゃんと体現する人なんですよ。
松嶋菜々子さん、北川景子さん、永野芽郁さん。
最近だとYOASOBIのikuraちゃんやヒコロヒーが人気でしょうか。
でも女性に「ああなりたい」と思われる対象という気がする。
男性に「ああいうタイプがいいんでしょ?」と聞いても、「そりゃ付き合えたらいいけど、そんなそんな…」というクソつまんない回答をさせるまともさがあり、意外にリアルなモテじゃない気もしますね。
リアルモテなのは同じ天秤だと清野菜名さんとか。
井上咲楽さんも天秤座なんですよね。
それなりに野性的な少年感が漂う人と思う。

射手座はさっき広瀬アリスさんを挙げましたが、あと田中みな実さん。
天秤座と同じく女性人気が高そうです。
どっかやらかしそうなドジ感と、ドジを乗り越えて涙を誘いそうな健気さがあるというか。
そういう人に「君、いいよ!」って上から目線で称賛するのは大泉洋とかリリー・フランキーとかで、やっぱ火星座って昭和なモテ感なんですよね。
星座も後半になってくると「しっとり感」が備わってきます。

水瓶座は少年性というよりおじさんっぽさに独特の「豊かさ」がある。
男性性も後半にいくにつれ、どんどん成長していくんでしょうか。
生田絵梨花さんからだっておじさん感が漂う気がする。
水瓶座はカルチャーとか興味の範囲が広くて、例えば相撲に詳しい、競馬やってた、政治を語れる、などなど。
「かわいい」と一方的に思われることを拒絶するところがあり、それは一見、モテから遠ざかりそう。
でもリアルモテに直結するのは「対等な会話」だと思うんですよね。
「疲れない」「ずっと話せる」
モテの鍵である少年性というのも、結局性差を超えた人間性で語れる何かがあるということじゃないのかな。
ゲームとか漫画とかカルチャー・世の中全般。



もちろん女性星座はモテにくいということではないけど、今回は男性星座のモテ感に注目ということで。
男性性と女性性がバランス良く備わってる人からは、なんとなく依存性の少なそうな自立感と対等さが漂っていて、その「なんとなく」というところが男性からすると、緊張が和らぎそうな気楽さがあって話しやすいんじゃないのかなと。
「男女7人」の話をするなら、神崎桃子は映画の話で良介と盛り上がる。
千明と沖中美樹は仕事が生きがいのサバサバ系。
賀来千香子と手塚理美と岡安さんは圧倒的な女性性で男に求められようとする女(の役)
「東京ラブストーリー」なら、さとみが圧倒的な女性性。
リカはサバサバ系。
取り上げるドラマが古すぎだけど、あのころ真性の中性女子はまだドラマに誕生してないんですよね。
綾瀬はるかさんがわりと境目あたりにいる気がする。

女性性で全面覆われてるような人って、ともすれば男性性のほとんどを相手で埋めようとする。
能動性、告白、責任、判断、地位。
現代じゃそれらを一手に引き受けられる男性はそういないし、その埋めたさが重さでもありそう。
だけど男性性全面の人なんて一緒にいて楽しいですかね。
彼らも女性性を相手で埋めようとするのでは。
家事など尽くすこと全般、俺に従う従順さと柔軟さ。
そんな女性があるべき模範みたいに語られた時代もあったけど、それとモテは違うでしょうね。
今でも意思がほとんどなさそうなふにゃふにゃした人は一見モテてるけど、搾取されそうな魔の手が忍び寄ってるように見えたりもする。

男性も、女性性がバランス良く漂う人が今モテると思う。
料理や掃除などでも自分のことは自分でやれたり、つらいことや凶暴性は断固反対という、人として真っ当なフラットさなど。
「俺が守る」なんて豪語する男はハタから見りゃ白けちゃうのに、自分のパートナーにうっかり責任を求めがちなのはなぜなんでしょう。
責任の比重がまだ男性に偏ってる気がするから、「一緒に」というムードになればいいですよね。
通じ合える人と信頼を深めていくには、性差関係のない「まともさ」を見つめる。
バランスの良さなんですかね。







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