「縁がある」とか「ない」とかよく言いますね。
私の場合、山羊と水瓶に星のある人とは縁があるっぽいとなんとなく感じてました。
私の太陽蟹・月獅子で、それらとオポジションを形成するからかなと。
ただ「縁がある」とはどういうことだろう。
知り合った人はみんな「縁」と言えそう。
濃厚な縁もあれば、長続きする縁もある。
これまで関わってきた人のホロスコープを自分のと重ねてみて、自分なりの「縁の法則」みたいのが感じられたので連ねてみます。
1・私の太陽or月とオポジションの位置に相手の星がある
2・私の山羊MC付近に相手の星がある
3・私の射手海王星とコンジャンクションorオポジションの位置に相手の惑星がある
4・私と相手でオポジションを3つ以上形成する
これらは「なんだかんだ長続きしている縁」の法則。
自分の場合、現段階で「長く関わっている(20年・30年)」と感じる人たちとは、「太陽同士のオポジション」や「太陽ー月のオポジション」があります。
「オポジション」というのは、「縁」の鍵の一つと言えそうなんですよね。
オポジションを形成する人とは「具体的に動く」出来事が多い。
「じゃあ遊びに行こうよ」とか、約束が果たされやすい。
自分の願望をオポジションの相手が具体化してくれるとか、そういう縁を生み出すのかもしれません。
ただ、1の関係性の中には、すごく仲良いわけでも大好きというわけでもないものもある。
「不思議に切れない」「因縁の相手」みたいなつながりだったり。
ものすごく喧嘩する相手もいて、他のアスペクトにゆえんが見出せたりもするけど、とにかく「動き」が出やすいです。
10年ぶりなのに会おうということになったりもする。
2・私が交際してきた人も友達もほとんど職場の人ですが、職場で出会った人って私の山羊MCに星が乗っかる場合がとても多いのです。
さすがMC!と、この発見には驚きましたね。
しかも、私のMCは火星・金星とグランドトラインを形成するわけで、ここでも強力な縁として引き寄せが起こってるっぽい。
MCに乗る星はなんでもいいわけです。
土星でも海王星でも。
私は3年前から新しい職場で働いてますが、そこの社員はみんな30代。
山羊座に外惑星が集中する世代なんですよね。
グラトラを形成するからか、ストレスのない関係が育まれやすい体感です。
3・私が仲良くなりやすい人は、双子ー射手になんらかの星がある人が多いのです。
特に月とか火星とかパーソナル天体を乗っける人。
射手座は、私の牡羊ASCと獅子月でグラトラになるから?と思うものの、じゃあ双子座は?
私の水星が双子なので、「話しやすさ」とか「関心の対象」ゆえかもしれませんがね。
双子座10度前後にパーソナル天体のある人が多い!
私の海王星が射手座10度なんですよね。
その海王星はホロスコープの一番頂点にある星(カルミネート)
そういえば双子10度前後に星がある人とは、「カルチャー」の話で盛り上がる人が多いです。
映画や音楽、本や芸能人。
他の人には言えない占いの話も、ここに度数がある人には打ち明けることができたりとか。
ま、これも私の5室獅子月とセクスタイルだから、という理由づけもできそうですけどね。
ロマンチックに考えるなら、海王星は私にとって12室の支配星なので、前世でも私はカルチャーを楽しんでいて、そういう楽しみを今世でも味わってるのかなぁなんて。
射手海王星により近い位置にパーソナル天体がある人とも、お芝居に行ったり、飲む機会が多かったり、「楽しむ」ことをたくさんしたという縁の人が多いです。
ただコンジャンクションって「いっときだけ」という感じもあり。
縁は続いてても、蜜月なのはいっときだけというか。
4・高校時代から30年来の友人とはオポジションが4つありました。
「オポジション」は「長続きの縁」に欠かせないのかもしれないです。
この友人とは決してべったりではない。
2ヶ月に1度程度のLINE、会うのは4〜6ヶ月に1度くらい。
でも・だからなのか喧嘩をしたことがなく、「お互いへの関心が高い」状態をずっとキープしている感じです。
お互いの服・髪型・近況。
どれにも身を乗り出して興味を抱く。
ほかにもオポジションをやたら形成する知り合いがいますが、やっぱり具体化しやすいんですよね。
「いつにしよう?」「その日でOK」とすぐ話がまとまる。社交辞令で済ませない。
この人とは出会って数年なので、今後どのくらい縁が続くかはわかりません。
オポジションだけじゃなく、1も2も3も形成するというとにかくアスペクトの多い相手ですが、「アスペクトが多い」というのも、ある意味「縁」じゃないかなと思います。
アスペクトが多いと、「自分を捉えられてる」という感覚になる。
コンジャンクションだとやっぱり引力は強烈で、ダイレクトに肯定される感覚があるからぎゅーっと仲良くなったり、恋に落ちやすい。
恋愛じゃなくても職場等で自分にとって重要な存在になったりしやすいです。心の拠り所というか。
太陽にアスペクトされると「社会的な自分」を見てくれてる感覚になるし、月にアスペクトされると「素の自分」に気づいたり引き出してもらえるような、甘えたくなる感情が刺激されるんじゃないでしょうか。
スクエアでも、初期は引力強めです。
スクエアの肯定って激しいんですよね。
激しく近づいた分、「やっぱ違うかも!」ともなりやすい。
特に縁のある天秤座は、私の太陽とスクエアだからか・天秤冥王星とコンジャンクションになりがちだからか、大どんでん返しみたいになったりもした。
「あんなに近づいたのに遠くなってゆく…」
くるりを寂しげに歌ったことが何度あったでしょう。
オポジションはコンジャンクションやスクエアより距離がある感じ。
150度も距離感あり。しかも肯定感があるんだかないんだか。
でも「捉えられてる」感覚はある。
人によるかもですが、私はこの距離感だと関係を保ちやすいみたい。
自分をなんらか気にかけてくれる存在は必要。
アスペクトが多いというのは、「気にかかる」という状態がずっとキープされるということ。
だから嫌いな人だと最悪で、頭から離れない!ってこともあります。
なんとか距離を取るんだけど、「繋がってる感覚」はどうしてもある。
それはそれで、「何らかの学び」があるってことなのかもしれません。
続きます。